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鎌倉市議会議員 岡田かずのりの考えたこと

給与改定の腰砕けは許されない。

鎌倉市職員給与の暫定削減が今年7月31日で終了する。 現在の暫定削減率と額は7.7%で年間約8億7000万円です。 もし、給与改定を8月から行わず、リバウンドさせれば、 月に7千250万円が現在の給与に上乗せされます。 さらに二か月遅れれば1億4500万円、三か月遅れれば2億1750万円の リバウンドとなります。 暫定削減期限は7月31日なので、次に給与改定を暫定削減期間から シームレスに行おうとすれば条例等の改正が必要です。 どうなっているのでしょうか。 市議会の決議をないがしろにしてもらっては困ります。

給料表は国と鎌倉市では体系が全く逆、給与が高くなっている諸悪の根源。

2011年10月2日(岡田りぽーとNo.4865)に記事にしましたが、鎌倉市の給料表は 次の通りです。下位の級の号数が少なく、上位の級の号数が多くなっていて、 頭でっかちなのと、中位の級数の号数が接近しすぎて給料が高くなっています。 これの是正を今、鎌倉市当局は組合と交渉していますが、これを国県準拠で 是正していくのは当然と思います。約3年前から指摘しています。 交渉とはいえ、ここはしっかりやってもらわなくては 労使の馴れ合いと言われかねません。市民のために是正を 切れ目なくやるべきだとは鎌倉市議会2月定例議会の多数の意見です。 鎌倉市当局はガバナンスの面でしっかりすべきです。 今のところ、私には腰が引けていると見えます。

鎌倉市職員の「わたり」を廃止すると……

鎌倉市職員の「わたり」を廃止すると職員給与と共済費を含めて134人分は年間で2621万6588円分 (共済費425万6769円を含む)の節約となります。但し、ここには超過勤務手当分の按分差額が入っていません。 従って「わたり」を是正すればより正確には約2600万円を最低限として、それ以上の年間節約となります。 もともと、この分については総務省の指摘を無視して是正しなかった鎌倉市当局ですから 損失を鎌倉市民に毎年毎年与えていたとも考えられます。 国県準拠の給与体系への見直しは急務です。 ▼「わたり」該当者のわたりを是正したとすれば次のようになる年間給与額の表 (単位:円)