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鎌倉市議会議員 岡田かずのりの考えたこと

鎌倉市議会6月定例会での職員給与改正条例を2か月間実行する条例の特徴

鎌倉市議会6月定例会が6月27日に終了しました。 下記の給与条例の一部を改正する条例を2年間の職員給与暫定削減が切れた次の日から つまり、8月1日から2ヶ月間実行する条例で、本会議では総員挙手で可決しました。 2年間の暫定削減で行ったものとほぼ同じですが、給料では下位の1級、2級、3級職は、 1級→2% ⇒0.3%の減額 2級→2.5%⇒0.3%の減額 3級→3% ⇒0.3%の減額 となっていて、給料・給与は2か月間3級以下は連動して上がります。 また、4級、5級、6級、7級、8級は暫定削減値と同じ削減幅です。 ▼鎌倉市ホームページから引用{.style34} 更新日:2012 年 6 月 7 日 発表日:2012 年 05 月 24 日 職員給与の暫定削減の実施について 1 目的 平成 24 年度にスタートした後期実施計画は、前期・中期実施計画の各事業の進 捗状況を十 分に踏まえた、事業の再構築を行うとともに、東日本大震災を踏ま えた「安全安心まちづ くり対策の充実」や今後の人口動向を見据えた「少子 高齢対策の推進」、さらに、平成 25 年度での登録が見込まれる「世界遺産 登録」に係る事業を重点施策として位置づけ、計画期間内に積極的に取り組む こととしました。 しかしながら、これらをはじめとする実施計画事業を 進める上での前提条件となる財政見通しは、本市歳入の根幹を成す市民税収入に ついては、リーマンショック以前の歳入規模 への回復は遠く及ばず、引き続き、 厳しい財政運営を強いられることとなり、現時点において実施計画に掲げられた 事業を推進するための財源に大幅な不足を生じている状況です。 この課題を解消し、実施計画に掲げる各事業を着実に推進するために、 規定経費の見直しとあわせ、職員の給与を削減し、市民の皆様が安心して 過ごせる鎌倉の実現に資すること を目的にしています。 2 実施内容 (1)職員の年間給与で、平均△7.8%の削減。(再任用職員含めると 7.7%) ア管理職は、平均△10.5% イ管理職以外は、平均△4.4%~△8.8% ウ地域手当の支給率を 15%から 12%に縮減(全員) エ年間給与は、給料、扶養手当、住居手当、管理職手当、地域手当、 期末勤勉手当の年間 支給額 (2)削減期間は、24 年 8 月分から 2 年間

新給料表(提案)の特徴について

新給料表(案)の特徴についてはこの表の下に中性的に記述しておきました。 この制度の7級職については責任の度合いから定額制に違和感がどうしても残ります。 また、この制度と持ち家住居手当の廃止など原局提案のものがそのまま実行されたとしても 今、暫定削減中の7.7%、額にして年間9億1千万円(8億7000万円が正しい)から5.4%の削減、額にして5億5千万円の 減額で、今までよりも2.3%、額にして年額3.6億円の人件費の増額になります。 また、「わたり」の全廃については今期の質問で市長が全廃を明言されたので、 遅すぎる決断ですが、それでも実施を期待しています。

鎌倉市の4,5,6級は国より号数の足が長くなっている。そして・・・

鎌倉市の新提案の給料表は国家公務員と比較すると 鎌倉市の4級、5級、6級の号数が長くなっているのが特徴で その分、在職年数が長くなると給料が高くなる仕組みです。 また、7級、8級は定額制ですが、7級、8級になったら平成24年3月1日付けの給料表の 国家公務員の7級、8級職の最高額を受け取る仕組みになっている。 しかし、国家公務員が7.8%を今年4月からリバウンドさせていることを考慮すると まあまあの給料表だと評価もできる。が、全国水準から見ると今まで給与が高かったから、、 その分の考慮もしなければならない。その上、民間と比較するとまだ高いと言える。 官民格差の是正の視点は取り入れる必要がある。 部次長級の給料が初めから高くなった分は今まで以上に部下の面倒を見て働く必要があると考えます。

国公準拠の給与構造改革と言うけれど、似てるけどまだ不足気味です。

鎌倉市職員の給与構造改革の新制度提案では国の給料表と比較すると 4級職で最高号給が国では93号までだが、新提案では105号まで 5級職は同じく85号までが101号まで、6級職は77号までが93号まで 同一級における足伸ばしがあり、これは同一級の在職年限が 長いと自動的に給料が国より高くなる仕組みで、改革の意思が まだまだ足りないと言わざるを得ない。 お金に換算すると4級職が新制度では最高号給が105号で 395,800円となっているが国では93号までで388,300円で7500円 高くなっている。5級職では10,400円、6級職では10,200円高くなっている。 国に対して給料表の見直しが不徹底な提案となっている。 きっちりした改善を進めていって欲しいと思います。