「予算に関する説明書」に「事項別明細書」は完全には符合しない kazu 決算における款節クロス表は予算でも同じように作成しようと思えば作成できますが、 節の中の具体的な事業が『予算事項別明細書』にあまねく、すべて掲載があるわけではなく、 「主な予算内訳」としてあるだけで、『予算に関する説明書』の中の節別における金額は 『事項別明細書』と項目的にも金額的にも狂いがないというわけではない。 例えば『予算に関する説明書』の議会費では8節の報償費の項目と金額は出ていますが、 『予算事項別明細書』の中には一部しか出てきていない。 具体的に突合したいという好奇心があれば自分で具体的に調べるしかない のが現状のようです。ピンポイントでと言うことなのか、森から木へ入れということなのか 不明です。 例えば『平成26年度 鎌倉市一般会計予算に関する説明書』と『事項別明細書』を 比較した下の例です。『説明書』の節の金額は明確ですが、事項別明細書における385万4千円は執行残 になるのか、あるいは、掲載されたもの以外に使うのか、その使途は不明です。
鎌倉市、下水道事業特別会計『決算等審査意見書』から kazu 鎌倉市の下水道事業特別会計の決算資料(決算等審査意見書)から 過去12年間の推移を調べてみました。 平成13年度をピークに借金残高は減少してきていますが、まだ高位にあると 思います。今後は又新たな事業予定があるようなので人口動態や市税の 増加があまり期待できないから慎重に事業を検討すべきと思います。 企業会計としては事業として成り立っていないと思いますので、 識者のお知恵もお借りしながら30年~40年先を見通した事業展開が必要 と思います。市債と一般会計からの繰入での借金返済はつらい。 下水道事業債の減り方から機械的に見ると後40年以上も借金返済にかかる というのでは問題と感じます。
鎌倉市、平成26年度一般会計予算+特別会計予算の借金返済額 kazu 一般会計と特別会計の公債費(借金返済額)は来年度、91億円を上まわります。 中でも借金に対する利子返済額だけでも17億円を上まわり、下水特会の 利子返済金が11億円以上で元凶のようです。 行財政改革と言っても、これでは気持ちが萎えます。今後は借金するときは 後年度負担を考えて低利のものを借りなければダメだし、低金利の所へ 付け替えが出来ないのかなど精査する必要があると思います。 また、基金の運用も高金利の所への移し替えなどしっかり管理する必要があると思います。
鎌倉市、平成26年度一般会計歳出予算における財源内訳の5年間の推移 kazu データは鎌倉市の財政{.style34}から活用させていただきました。 データは平成26年2月議会の『平成25年度鎌倉市補正予算に関する説明書』(第6号)より ※ 前年度当初予算との比較よりも補正予算と平成26年度当初予算との比較では 市債の額が4億円以上高くなっている。