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鎌倉市議会議員 岡田かずのりの考えたこと

三浦市のふるさと寄付金制度、その実際(1)

昨日、総務常任委員会で1泊2日の予定で兵庫県朝来市及び神戸市の「人と防災未来センター」 の視察から帰宅しました。 帰ってみると三浦市から次の書類が届いていました。 ふるさと寄附金制度の実際で「ふるさとチョイス」から経由して 当の三浦市から送付されてきたものです。 朝来市でもふるさと寄附金制度を活用していてA4の8ページのパンフレットが ありました。典型的な中山間地、農業が主の地域で、天空の城、竹田城と 生野銀山を擁していますが、今回は城跡と竹田駅周辺など視察させていただきました。 印象としては町並み整備に力を入れている様子が分かりましたが、 竹田城城跡の観光とまちなみ回遊がまだ連携できておらず、もったいない気がしました。 バス観光が多く、今後の課題ではないかと感じました。 それでも、郷土再生に力を入れている気迫が伝わった一時でした。

ふるさと寄付金制度の取扱などが簡略化される勢い

ふるさと寄付金制度は鎌倉市にもあり、各種基金に寄付されるシステムになっています。 これはこれで良いのですが、寄付のお礼に地域の特産品など提供している自治体が 全国で約半数あると言います。 一般的には1万円の寄付で所得税と住民税が合わせて8000円分の還付と控除が あると言います。独身女性で年収300万円だとすると約15000円寄付すれば、 13000円の還付と控除があると言います。そうすると10000円をある自治体へ 5000円を他の自治体へ寄付出来ます。お礼に特産品をいただける自治体へ 寄付すると寄付の4割くらいのお礼の品が届きます。(これは自治体によっていろいろです) この制度、政権担当者は来年に向けて充実すると言うから目が離せません。 鎌倉市はこの制度を使って自治体版クラウドファンディングも出来るし、 海の幸、わかめしゃぶしゃぶや鎌倉ハム、鎌倉野菜など特産品にすれば、 生産者も寄付者も鎌倉市も故郷のPRになること間違いないと思うのですが。 善は急げ。担当者、関係者のいっそうの努力をお願いします。 寄附金に対する還付と控除は確定申告が必要です。ちょっと調べた結果、 7割くらいの方が寄附金控除ための「確定申告」をしていないと言います。 もったいない。