https://secure.gravatar.com/avatar/e7df0c7f76b5b44b0b54cc68647441ed?s=512
鎌倉市議会議員 岡田かずのりの考えたこと

「わたり」該当者の給料等について(2)

鎌倉市職員給与改定 労使合意退け 条例可決{.style34}東京新聞Web版 2014年9月27日 鎌倉市唯一残る職員給与の「わたり」、解消へ{.style34}カナロコ 神奈川新聞Web版 2014年9月27日 鎌倉市も「わたり」給与廃止 神奈川県内最後 6年で6億円削減へ{.style34}産経新聞Web版 2014年9月27日 鎌倉市 「わたり」廃止{.style34}読売新聞Web版 2014年9月27日 ↓毎日新聞 神奈川27面 2014年09月27日 引用 鎌倉市:「わたり」廃止 職員給与条例改正、緩和措置は削除 /神奈川 鎌倉市議会は26日の9月定例議会本会議で、職員に実際の職級以上の給与を支給する いわゆる「わたり」を廃止する給与条例改正案の一部修正案を賛成多数で可決した。10月1日から適用される。 「わたり」は主に団塊世代のポスト不足を補う目的で、1992年度から導入。ポスト不足で係長につけない 4級の職員に「主査」の肩書を与え、5級に格上げして給与を支給していた。2013年度は計134人に 年間計約2600万円を多く支払ったという。総務省の指摘で11年に昇任要綱を改正して以降、 新たな「わたり」は発生していないが、給与表などを改正していなかったため、11年度以前に 適用された職員にはそのままの給与を支払い続けていた。 改正条例には、給与表上の昇級額引き下げや職務の級の見直しが盛り込まれた。 市提出の改正案には6年間の激変緩和措置が付けられていたが、総務常任委員会で 委員から緩和措置を削除した修正案が提出され、可決されていた。 給与条例の改正で職員給与は年間で平均20万8000円(3・1%)、 最大143万7000円(17・9%)カットされる。【田中義宏】 ↑引用終わり 昨日、鎌倉市議会9月定例会最終本会議で「わたり」の実質的解消が 6年間の緩和策なしで可決成立しました。 修正案は19対6で可決成立、原案の再議は6対20で否決されました。 従って修正案が成立しました。議会が自主的に行った修正案で、 評価されると思います。 なお、組合側が削減%として象徴的に使用している数字はあくまでも年間のもので 59歳の人が対象ですから、10月から実施、残りは6ヶ月だから、象徴するには誤用と考えます。 下表のNo.3の人のことですから、明らかに間違いと思います。 使うには58歳以下の人の%を使うのが正当と思います。

「わたり」該当者の給料等について

今日、本会議で給料等の修正案が確定すれば「わたり」該当者の 給料等は次の表のようになると思います。岡田の責任で作成した 表ですので誤りがあれば訂正します。こんな感じと思ってください。 黄地が暫定削減前の給料等で修正案が本会議で確定すれば 緑地のように「わたり」該当者は給料等が変化します。 とりあえず市民の方の疑問に私なりに答えます。

5級主査職の「わたり」の実質的削減では、次のようになる

平成26年4月1日現在のわたり該当者は105名です。 これは今までたびたび鎌倉市議会議員が一般質問をして、解消を求めてきたもので、 市民も、監査委員も「わたり」解消を求めてきました。 これを激減緩和策として6年間かけて年に1.5%ずつ下げてなくしていこうとする 原案は実質的に高年齢の多い「わたり」該当者を合法的に「さようなら」させる案で とうてい容認できるものではないと考えます。 理事者がだらしないからこんな合意案を議会に示したので総務常任委員会は これはダメです、すぐ削減すべきとして全会一致したのです。 これには時間的経緯があって即断即決ではなく、以前から指摘されていた 問題ですので、この決断は通常決断で「暴挙」でも何でもありません。 明日の最終本会議で確定します。