世界遺産ガイダンス施設関連予算の凍結を鎌政会として主張
12月議会最終本会議が昨日ありました。補正予算関係では
鎌政会として本会議で次のように主張しました。
鎌政会を代表して議案第79号一般会計補正予算(第6号)については、
一部凍結、その他の項目については賛成の立場から、討論に参加いたします。
一般会計補正予算第6号の歳入歳出補正予算額は9億7190万円の増額でした。
世界遺産ガイダンス施設の関連予算は当該補正予算においては歳入として
75款繰入金5項基金繰入金20目教育文化施設建設基金繰入金5節教育文化施設建設
基金繰入金として4億8329万5千円が計上されました。同様に歳出として
10款総務費5項総務管理費25目企画費17節公有財産購入費として4億8329万5千円が
計上されています。
今年度9月議会でも世界遺産ガイダンス施設予定地については
次の二つの理由から従来の後期実施計画の掲載どおり御成小学校旧講堂へ
予定すべきと主張しました。その一つとして御成小学校旧講堂はJR鎌倉駅
西口直近に存在し、訪問される観光客のみなさまにとって利便性が高いという点、
二つには新しい場所に設置される予定の世界遺産ガイダンス施設は
閑静な住宅地の奥にあり、駅からの距離や時間が2倍程度かかること、
今回は、その上従来から鎌倉市民の有志の方々が世界遺産ガイダンス施設
として御成小学校旧講堂を活用すべきと主張され後期実施計画書に
搭載までこぎつけた労苦などを考えると、この部分の補正予算は
凍結すべきと考えます。ひとことでいうならば、観光客の利便性を
ないがしろにする今回の処置は、細やかなおもてなしの心が欠如し、
画竜点睛を欠く行為と言わざるを得ません。
また、その他の補正予算として計上されている各予算は
市民生活に密着している経費なのでこれら補正予算には賛成するものであります。
以上、賛成討論を終わります。
2012年12月17日 (月曜日) 02: |