宅地開発の許可は慎重に。
宅地開発では慎重に事務を進めなければ、とんだ落とし穴があることは
想像できますが、松尾市長の時代になっても、あれこれ散見されるのは
機構改革と人的配置が良好ではないという理由があるのではないか。
もう少し鎌倉というまちの実相を見て、世界遺産登録という課題を見つめた
まちづくりが求められていると思います。
開発でちょっとやりすぎという物件もみられ、まずい方向に進んでいると
感じることがあります。市民からのシグナルも出ており、
しっかりしてもらいたいと思っています。
▼神奈川新聞12面 2012年10月31日
鎌倉・極楽寺の宅地開発
市が担当者の処分検討
鎌倉市が同市極楽寺4丁目の違法の宅地開発を許可
した問題で、松尾崇市長は30日、「しかるべき処置を
する」と述べ、原因を検証し、許可権者の市長自身を
含めた関係職員の処分を検討する考えを示した。
松尾市長は「(開発行政への)信頼を失うに値す
る大きなミスだ」と認めた。原因については「十分
な聞き取り調査ができていない」として、明言を避け
た。
同市岡本のマンション開発についても、市は県開発
審査会に違法と裁決され、許可を取り消されている。
市長は「二度と起こらない体制をいま一度考えなけれ
ばならない」と述べ、事務遂行の見直しにも言及し
た。
同日の定例会見で答えた。市は31日に宅地の開発
事業者)東京都豊島区)を聴聞し、許可を取り消す方
針。 (川島 秀宜)
鎌倉の開発許可取り消し問題 自ら含め厳正処分へ 市長表明{.style34} 東京新聞 2012年10月31日