(随時更新)最近の岡田かずのりの活動まとめ
最終更新日: 2021年4月24日 3:50
私、 岡田かずのりは2021年4月25日投票日の鎌倉市議会議員選挙へ立候補しました。
この記事では、私が鎌倉市をどうしていきたいのかを、選挙公報を補足する形でまとめます。市民の皆様が自信を持って投票する一助となれば幸いです。
私の近年の情報発信はFacebookやTwitterが主体ですのでぜひそちらもご参照ください。
4月18日の鎌倉市議選出陣式に神奈川県の立憲民主党阿部代表以下各級議員の仲間の皆様、地域連合の皆様、後援会の皆様、地域の市民の皆様にお越し頂き、感謝申し上げます。大変勇気づけられました。有難うございます。団結を胸に鎌倉市政改善を求めて全力で7日間を駆け抜ける決意です。頑張ります。 pic.twitter.com/0V6RpcHQ7J
— 岡田かずのり (@okada_kazunori) April 18, 2021
私の公約
2021年4月25日の鎌倉市議会議員選挙の選挙公報に私の公約が載っております。 選挙公報には候補者全員の主張が載っています。ここから見ることができます
財政の改善
現時点で最も重要視しているのが財政の改善です。現在の鎌倉市の状況を整理しつつ説明いたします。
鎌倉市は経常収支比率が101.2%です(2019年度の最新データ)。
経常収支比率は、自治体の財政状況を判断する目安です。この比率が低いほど自治体独自の施策に充当できる財源が大きくなります。
この指標を全国で比較すると、鎌倉市は792都市中769位です。100%を超えているので、このままの高い水準では市民の皆様へのサービス提供や課題を解決する速度が長期的に悪化すると考えます。
財政の改善策は大きく2つあります。
- 倹約する(お金を使う量を減らす)
- 収入を増やす
1の倹約ですが、鎌倉市の現状は節約ばかりで疲弊していると考えています。これは、過去に以下のことを行っているからです。
- 経常収支比率が99%になった2012年の8月から2014年9月までの給与等の暫定削減を実施。2年で18.1億円削減しました。
- 2014年10月から議会が職員給与を年間3.2億円削減しました。これは今も続いています。
また、鎌倉市の人口は横ばいですが、生産年齢人口の割合は減少しており、2013年には資生堂が鎌倉工場を閉鎖するなど企業の撤退も目立ちます(財政の観点では、法人税の税収が減ります)。
結局、2の収入を増やす策を考える必要があります。現状の歳出だと、ざっくり5億円程度歳入が増えると経常収支比率は100%を割ります。すぐにできる施策として次のことを主張します
- 債権管理課の拡充
- 財政体制改善対策チームの設置
債権回収によって、2億円程度の効果があると考えています。
税収を増やす確実で効果的な打ち手は多くありません。そこで、執行機関も議会もみんなで知恵を出し合って解決していく必要があります。他の自治体から学び、考え、議論してゆくためにチームを設置する必要があると考えます。
また、中長期的な施策として深沢のまちづくりの推進をすすめるべきだと考えています。16億円規模の効果があるという試算もあります。
鎌倉市の経常収支比率の推移は岡田りぽーと62号で解説しています。
深沢のまちづくりについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。
緑の管理
大型台風による被害が以前より甚大になっています。2019年秋の台風では、様々な被害がおこりました。
- 玉縄地域の栄光坂の土砂が電柱を3本なぎ倒し、人家への被害が発生
- 二階堂では護良親王墓所裏の大規模崩落で自衛隊が出動
- 北鎌倉でも斜面地の土砂災害
- 国道134号の稲村ガ崎の歩道が高波で再び陥没
- 市内のハイキングコースは散策不能になる
鎌倉市域にある緑が育ち、樹木の根が粘土状の岩盤に入らず横に伸び、樹木の頭が重くなって土砂災害を起こしているからです。
実は、鎌倉市では、30年ほど前に緑を守るという市民運動が活発になり、三大緑地の保全はホットなテーマでした。保全に関する条例も通っています。大雑把に言ってしまえば、木は切らない方針でした。
しかし、自然災害が大きくなった今、樹木管理を積極的・計画的に行い、管理体制は抜本的に見直すべき時期にきています。4-5年に1回整備することになっていますが、予算不足で満足に実施できていない状況です。県や国とも協力し、さらにはふるさと寄付金やクラウドファンディング、造園業者の組合化なども一つの方策ではないでしょうか。
市政報告vol.1 土砂災害が多発する鎌倉市の緑 (2020年1月1日号)にも書きました。
過去一年の市政報告(タウンニュース掲載分)
市政報告vol.1 土砂災害が多発する鎌倉市の緑 (2020年1月1日号)
市政報告vol.2 コロナ感染者第1位の鎌倉市市民のため医療従事者への支援が必要 (2020年4月24日号)
市政報告vol.3 「コロナ後」の鎌倉をより魅力ある街にするために (2020年6月12日号)
市政報告vol.4 苦境にあえぐ飲食店支援へテイクアウト・テラス営業の活用を(2020年9月4日号)
市政報告vol.5 「100年の計」で深沢のまちづくりを(2021年1月1日号)
市政報告vol.6 鎌倉市財政は硬直化状態経常収支比率は全国769位 (2021年4月2日号)
市政報告vol.7 コロナ禍でも未来に投資元気のあるまちづくりへ (2021年4月9日号)
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充電4年。臥薪嘗胆でしたが、チーム立憲、友人、知人の励ましに感謝しています。鎌倉市民の皆様のために、コロナに呻吟する鎌倉市、財政逼迫の鎌倉市を改善するために奮闘していきます。