ふるさと寄附金獲得競争に綾瀬市も参戦しました。
▼神奈川新聞 相模原・県央版 2016年2月24日(木)
綾瀬市
寄付者に「お礼の品」
ふるさと納税で方針 ものづくりアピール
特典付きのふるさと納税が人気を集める中、綾瀬市
も2016年度から、1万円以上の寄付者に市ゆかり
の返礼品を贈る方針だ。製造業が盛んな「ものづくり
のまち」を市外に売り込み、市の知名度向上と販路拡大
も狙う。
市は、政令市を除いて県内最多の工業事業所数を誇
る。返礼品は、市内で製造される電子機器や金属製品
などを想定。高額寄付者向けにタブレット端末やデジ
タルカメラも検討している。市内産豚のハムやみそ
漬けといった名産も加える予定。4月に参加事業者を
公募し、7月にも返礼制度を始めるつもりだ。
民間研究所の調べによると、全国自治体の14年の知
名度ランキングで綾瀬市は520位と、県内市で最下
位に沈んだ。市は返礼制度などでシティーセールスを
進め、19年までに近隣の海老名市や座間市と並ぶ30
O位以上を目指している。
16年度当初予算案に製品代や手数料などとして、3
49万円を計上。年間500万円の寄付を見込む。14
年度の市外の個人からの寄付は、2件計1万6千円だ
った。 (川島 秀宜)