「わたり」は制度的にも実質的にも廃止すべき制度


平成25年度の「わたり」について
「岡田りぽーと」2014年03月26日 No.5535にも掲載しましたが、
総務省発表の「わたり」についての平成25年4月1日現在の数は一般行政職のみの
「わたり」の数で25名いました。マイナス5名の分は自然退職などで数として
減員したものです。平成26年3月時点で134名の「わたり」該当者がいます。
「わたり」について昨日、総務省に電話で照会し、県内自治体にも
「わたり」解消について問い合わせすると同時に資料送付もいただきました。
総合して、鎌倉市役所にも問い合わせしたところ、次のようなことが
分かりました。
5級職の「わたり」について平成23年3月23日に組合と合意後、平成23年4月1日昇級分を実施後、4月2日から
準選考制度による5級への昇任を行わないで運用してきた。それに合わせてというよりも約1年後に
「一般職・技能労務職昇任取扱要綱」の要綱改正を平成24年3月2日から施行した。
但し、昇任取扱の改正要綱だけでは現職は今も残っているし制度改正が出来ていないので
総務省は制度として「わたり」が残っていると指摘している。
これは今現在、組合と交渉中だと思料されるが、しっかり是正してもらわなくては困る。

給与・定員等の調査結果等{.style34}⇒地方公務員給与実態調査結果概要<参考2>地方公務員給与の「わたり」の状況について 県内33市町村の中で鎌倉市1市のみにまだ「わたり」があるのはすごい。 ▼「神奈川県の概要」{.キャプション}から引用