総務省への報告資料の中の経常的経費内訳


これでやっと「平成23年度 鎌倉市各会計決算等審査意見書」10ページの経常的収入と経常的経費の数字の出所が
分かりました。普通会計による財政構造の分析の中の数字でした。
一般的にいって、こんなことまで調べるか。相当マニアックな人でないと調べないと思うよ。今年度決算では
調整済みだと思うが、ここまで市民にやらせるのは酷だと思います。
で、目立つところは平成23年度の臨時的収入としての財産収入で、平成22年度比較で8倍以上の臨時収入に
なっているところかな。意見書では臨時的収入の財産収入が増えたことは指摘があるが、その特定まで言っていない。
平成23年度の「鎌倉市歳入歳出決算書及び付属書」では73ページに「土地売払収入」として15億2922万8117円と
出ていますが、「備考」に記載なし。たぶん新しく県警の鎌倉署が建てられたところかなと思いますが…
売却的収入がなかったら経常的経費が経常的収入を上回っていました。平成23年度は曲芸飛行の危うい財政構造でした。
平成22年度の「意見書」は経常的経費が経常的収入を上回ったので財政状況の「改善を図」れとの指摘があった。
その結果が土地の切り売りでした。深く考えさせられる事態です。

 2013年08月23日      (金曜日)       23:56UP     曇りのち雨       No.5436