費用はどなたが支払うのですか。


大船観音前マンション建設が接道要件を満たさず、違法行為で
あったとされた、その後始末では後始末に要する代金は誰が支払うのか。
前の市長なのか、違法行為に至った関係者全員の自腹での支払いか、
問題があったと認定されたにもかかわらず、誰も責任を取ろうとしない
奇妙な展開になっているのは問題です。
公園ならいいと誰が言ったのか、その整備費用は税金なのですか。
税金は公金で違法行為でも「よし、よし」との支払いは問題です。
そろそろ落とし前をつけるべき時期なのではないですか。
ずるずるの決着は税金に対する公的意識の欠如と言わざるをえません。
▼朝日新聞湘南版29面 2013年1月9日

「公園で利用」協議

マンション問題 鎌倉市、地権者と

鎌倉市が開発を不許可にした大船観音前マンション
用地跡について、松尾崇市長は8日、市が公園として
利用する方向で地権者と協議を進めていることを明ら
かにした。「3月末までに極カメドをつけたい」と時
期も明言した。
セコムホームライフ(東京)が所有する2475平
方㍍。地元の「大船観音前マンション問題にとりくむ
市民会議」は開発で壊されたままの生活道路の復旧を
求めており、松尾市長は会議メンバーとも話し合
い、公園開発に理解を求める。
市によると、セコム側は公園利用には大筋で合意し
ており、市による用地の買いとりか賃貸を求めている
という。市は今後、不動産鑑定士に依頼して土地の評
価額などを調べる。
ただ、松尾市長は2011年6月、「生活道路の復
旧を最優先にし、土地の買収は積極的に考えない」と
の基本方針を文書で示しており、その方針とどう整合
性をとるかが課題になりそうだ。市民会議の安藤久子
代表は「7年間も通れないままの生活道路の復旧が第
一。先行きの分からない話でなく、約束したことを守
ってほしい」と話した。
(山元一郎)