2000/03/17~05/19


5月19日(金)2000 No.424 曇 今日から視察報告します

昨日帰って来ました。資料を読み返しましたが不足分も散見されますので
再度調べて報告します。財政力指数など気になり地方が活発に事業を進めているのは
評価できるもののいわゆる形式的に裕福な団体、この場合鎌倉市のように交付金
を国から支出してもらえない団体は「財政に努力している」という意味から努力賞
というべきものをもらうべきだと考えます。
根底には分権化で財政の地方への構造改革が出来ていないことが痛い。
地方7割、国3割位の転換が必要だと考えます。前段として財政力指数が1以上の鎌倉
のような自治体には努力賞として報償金?を交付すべきです。
地方優遇、都市の貧困化は大問題です。

5月15日(月)2000 No.423 曇   市政クラブ会派視察

今日から18日まで会派視察です。視察事項は議会運営について、考古博物館
について、NPOによる事業運営について、介護予防デイサービス事業について、支庁舎
建設事業について、私道引き取り整備事業について等です。
指宿市、宮崎市、杵築市、北九州市で18日午後6時頃に大船に到着予定です。
従ってこの間は記事をアップできません。ご了承下さい。

5月13日(土)2000 No.422 雨時々曇 市長以下理事者は自分の手で自己処分を

        5月10日に鎌倉市は「鎌倉市二階堂字杉ケ谷の市民農園用地買収」問題に
      関連して職員2人を懲戒処分の戒告、4人を行政措置処分に付したと発表。行政の
      本件に関する一定の処分がありました。しかし、当時観光厚生常任委員会では
      市民農園としての購入に対する報告では不適とした意見が大勢(平成8年12月5日
      の観光厚生常任委員会)で「報告を聞いた」確認がなされているだけであり、翌日に
      観光厚生常任委員会は市民農園事業用地には不適当の旨「市民活動部長」
      に申し入れをしたにもかかわらず、行政は事業を進めていました。
       本件が問題になった後、都市計画道路の代替え地として処理していたことを事実
      にさかのぼって事務処理していれば問題なかったとし、都市計画道路代替え地とし、
      市民農園として暫定利用することが報告されました。その後、鎌倉税務署が入り
      不適切な処理を指摘するや「やっぱり市民農園」とした、一連の行動は行政が
      右往左往し、果ては職員の処分だけで問題を解決、とはならないとおもいます。
       ここは100に一も理事者が本件に関与していなくても今後の鎌倉市行政の業務遂行
      を考えれば一定の自己処分が妥当であると考えます。
       今後、地権者が話が違うとして裁判に訴え出る可能性もあり、行政の事務的ミスに
      しては動くお金が大きすぎると考えます。議会はこのままでは「ああいいよ」とはなり
      ません。功罪では下水道管理施設という功に対して罪の方が大きいのではない
      でしょうか。ここは潔く行政の指導部としてきちんとした自己処分が必要です。
       そうしてこそまさに行政指導部への信頼の回復がはかれると考えるのは私一人の
      考えでしょうか。
             また、本件報告については各派代表者会議で各常任委員会に報告すべき所であるが
           その前に全員協議会を開いて報告すべきとなり今月の22日に報告が行政からある予定
           です。このように、この問題の取り扱いから察すれば特定の常任委員会から議会の問題
           へと広がる様相をみせていると考えられます。従って観光厚生常任委員会協議会を
           この前に開くようなことはせず、その後の取り扱いは全員協議会の後に正副委員長で
           相談すべきことになります。     
     5月12日(金)2000 No.421 晴れ     神奈川県庁へ

        今日、民主党某県会議員と県庁で会い、交通問題について県警の方と
      懇談します。鎌倉市の交通問題解決に向けて具体的な行動が必要との思いからです。
       小袋谷跨線橋問題もあり、座してそのままではすまされないと考えます。        


     5月11日(木)2000 No.420 晴れ     バケツのそこに穴をあけないで

        「新かまくら女性策定会議」が午後6時から市庁舎2階でありました。
      新かまくら女性プランの「基本的な体系」の最終確認作業が行われましたが
      次の日程は8月の下旬で、6月に役選があり私が出席する最終回です。
       そこで行政に嫌われるのを覚悟して意見を述べると、このプランの「推進
      体制の整備」が急所と考えます。施策の積極的推進はよいのですが「フォローアップ」
      ということになると時系列的な進行管理と趣が違い姿勢が後退したとうつります。
       全ての事項の進行管理が部局的に重いというならば主要なものを拾い出しぜひとも
      管理して行くべきだと考えます。
       そうでないと立派な絵を描いたが魂を入れずということにもなりかねません。
       各課にまたがる意識構造改革をも包含するものでぜひとも「これ」というものは
       行政が率先垂範し、市民管理して施策の実現を図るべきだと考えます。   
       なお、謝礼として支払額14500円、所得税源泉徴収額725円、差引支払金額13775円
      いただきました。報告します。


     5月11日(木)2000 No.419 晴れ     交通バリアフリー法成立

        「高齢者、身体障害者の公共交通機関を利用した移動円滑化促進法」通称、
       交通バリアフリー法が10日参院で全会一致で可決。公布日は11月頃になる見込み。
        中央政府が基本方針を策定、基本方針に基づき市町村が基本構想を策定。
        基本構想に沿った事業を行う公共交通業者は運輸施設整備事業団の補助金
       を受けることが出来る。これでJR大船駅改修の大義名分と環境が整備された
       ことにより本格的に改修と整備が行われる素地が出来たといえます。
        私は約束通り、JR大船駅構内の拡張整備とエスカレーターの全階段設置に向けて
       全力を出していきます。もちろんトイレは車椅子対応の段差のないものを要望して
       いきます。


     5月10日(水)2000 No.418 晴れ     小袋谷跨線橋架け替え工事促進へ陳情

        昨日、民主党の某県会議員に会いました。懸案の「小袋谷跨線橋架
      け替え工事」について「神奈川県は平成17年から平成27年の間にやると馬鹿なことを
      いっていてとても市民の納得は得られない。早期着工に力をぜひ貸して欲しい。鎌倉
      市議会で何度も質問し、市も前向きな答弁はしているが、どうにも動かない。これって
      本当に問題だから力を貸して欲しい」とお願いしました。今までにも民主党の他の県議
      や他党の県議にもお願いしてきましたが駄目でした。そこで今回、新たな気持ちで協力を
      要請したというわけです。大船方面へのアクセスの改善をしないと大船はますます駄目に
      なります。市民の歩行通路確保の面からも絶対必要です。 


     5月8日(月)2000 No.417 晴れのち曇     鎌倉市民同窓会

       久しぶりに鎌倉市民同窓会に参加。NPOセンターで会合。
      6月4日(日)に鎌倉の海岸大掃除が9:30~10:30まで。10:30~12:00まで若宮大路
      でグリーン・クリーン運動(掃除)が実行されます。軽装、軍手など持参で参加して
      とのことや湧水公園を市民の手で作ろうと上総堀りの制作や候補地の選定など
      報告がありました。また江ノ電を利用して納涼電車を走らそうと現在取り組んで
      いる報告などがありました。
       鎌倉の交通問題も話題になり現状の説明などありました。私は関連して交通事故が
      平成10年度より平成11年度では10%以上増加していることを報告しました。
       また、玉縄地域の下水道処理状況の市民への報告も行わなければと焦り気味です。


     5月8日(月)2000 No.416 晴れのち曇     大船西商店会会合

      昨日、大船西商店会の総会に出席。深沢地域国鉄跡地周辺地区のまちづくりに
     積極的に発言していきたいとの豊富が語られました。また昌運工作所跡地や大船工業
     技術高校跡地問題なども話題にあがりました。
      玉縄地域の問題が積極的に語られることはよいことだと感じます。      


     5月7日(日)2000 No.415 晴れのち曇     親子大会

      鎌倉市玉縄小学校でサッカーの親子大会に出場。5年の息子のチームと試合し
     ましたが4対1で負けました。足に豆が2カ所もできて痛いし、持続力がなくなってきて
     います。息切れもあり身体が思うように動かず「こんなはずではなかった」と実感。
     家でインターネット三昧がたたっています。お酒も控えめにと実感。
      こんなことでは肉体戦で負けます。
      反省することしきり。

 


     5月6日(土)2000 No.414 曇     ああっ忙しい

      各ページのindexへ飛ばすところを直してなかったので旧サイトへ飛んだり
    表示できませんとなったりしていました。また友人のところで古いブラウザで見たとこ
    ろ「ゲッゲッ」というページになっていて心臓が止まりそうでした。このページは明日
    直します。いやあー世の中広い。実感です。
     交通事故と安全対策はデーターの打ち込み中です。
     明日はサッカーの親子大会。
     10日は各地の介護保険についての状況について藤沢で学習会。
     11日は女性プランの審議会。
     13日は障害者施設で働く知人の結婚を祝う会
     15日から18日まで会派視察。鹿児島方面です。
     19日は鎌倉市社会福祉協議会の理事会。
     22日は勤労者福祉共済運営協議会。
     とこんな感じです。
     6月7日から6月の定例議会が始まる予定です。議会の天候は荒れ模様です。
     こんな状況に国政選挙が入っているから「どうするんだっ」「ムッムッムッバッホーン」

    また、またおしかりを受けました。「岡田りぽーと」「はやくだしなさい」って。「うっうっうっ」     自分がつらくなってきました。「やっぱりまだまだ紙の時代」複雑な心境です。     先にやったもの勝ち?複雑複雑、よくいうよってな気分です。      もう誰かに鞭でバシッとやってもらうしかない。やることが多いです!!!      市政報告はインターネットの記事のまとめということですが、多すぎてイライライラ。


     5月5日(金)2000 No.413 晴     交通事故と安全対策(6)

           1999年4月1日~12月27日までの「市内の交通安全施設に関する要望箇所
    調書」のデーター打ち込みが終了。今後解析します。1月1日~3月31日までの鎌倉市
    原局単独事業の資料が抜けています。また、委託業務資料が抜けています。これを
    補充しなくてなりません。「交通事情の悪化をくいとめ好転させるためには、交通
    安全施設の整備」は必要です。要望だけ漫然とやるということは交通事故防止の
    全市的観点、体系的観点から考えるとかなりの疑問です。全編要望だけということ
    であれば問題は深刻です。「交通事情の悪化をくいとめ好転させるためには、交通
    安全施設の整備」が最も必要ですが、この観点からの「安全施設の整備」はどうなる
のかという主要課題が残ります。今までやってきたのか来なかったのかという問題に
も突き当たります。今後の課題です。データーの打ち込みに追われています。        


     5月4日(木)2000 No.412 晴     交通事故と安全対策(5)

          まだ調査途中ですが不思議な傾向が出ています。1999年1月から12月までは
    事故件数、安全施設要望箇所は4月から12月までの資料で完全ではないのですが
    少し傾向をお知らせします。
     鎌倉地域は1999年は363件の事故があり、予算審査資料によれば市単独の交通安全
    施設改修などは62件、腰越は169件に対して20件、深沢は228件に対して35件、大船地域は
    311件に対して33件、玉縄は123件に対して15件でした。
     大船の中心は125件の事故件数に対して6件の施設改修ですが材木座は35件の事故に対して
    10件の施設改修という充実ぶりです。小袋谷、今泉、植木などは28件、11件、15件の事故に
    対して小袋谷が1件だけの施設改修等でその他は皆無となっています。
     トップは岩瀬と材木座が並んで各々10件の施設改修などで、次に稲村ガ崎、梶原が
    8件と並んでいます。大船、由比ヶ浜、腰越と事故が多いところですが、事故と施設整備の
    間には整合性があるとは言い難いようです。これは交通政策上問題だと考えます。
     仮に両者の間に整合性がなくてもよいと仮定すると、それでは単なる要望の数の
    多さや声のでかさで施設整備や改修など行うのかということになり公平性、公正性、
    安全性に欠けることになります。
     今後は時系列的にも内容的にも精査していきます。

     


     5月3日(水)2000 No.411 晴     交通事故と安全対策(4)
                 鎌倉市市道分の事故発生状況、ここでも平成10年度に比較して 
       平成11年度は事故の発生が多くなっています。

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     5月3日(水)2000 No.410 晴     交通事故と安全対策(3)

          平成12年発行の『交通安全と事故のしらべ(平成11年版)』
    の「まえがき」に「交通事情の悪化をくいとめ好転させるには、交通安全施設の整備
    と取り締まりの強化だけでは限界があり、ドライバーの意識改革と歩行者の交通安全
    に対する関心を高めることが必須の条件」とうたわれ、既に「交通安全施設の整備」
    は当然のことながらきちんとなされているという前提で述べられていますが、
    果たしてその部分は完了形で語られていいのかどうか判然としません。
     「市内の交通安全施設に関する要望箇所調書」においてはもちろん当該市民の要望が
    あり、調査の結果「合理的だ」と判断されて各種工事が成されてきたと考えますが、一方
    事故の多発地域や鎌倉市全域の見地から或いは交通問題を総合的に考えて計画的に
    各種工事がなされてきたか疑問があります。
     工事面では「ミラーの取り替え、修正」など現状維持的作業が目立ちます。中にはガード
    レールの新設やミラーの新設、車止めの新設、ガードフェンスや区画線の工事なども見ら
    れますが、こういうものが交通事故との関連で考えられ、全市的視野に立って政策的に
    行われてきたのか私には少し引っかかるものがあります。
     現在各種資料を調査、集計中です。


     5月3日(水)2000 No.409 晴     交通事故と安全対策(2)

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●大船地域の交通事故件数が過去5年間一貫して増加していることが特徴です。
●また、鎌倉市内5地域では全ての地域で交通事故が平成11年は前年に比較して
 増加しています。データーは各年の1月1日~12月31日までのものです。
★大船地域に県会議員がいなくて災いしているのかどうかは別にして交通事故の
 一貫した増加は由々しき問題で早急に対策を考えなければならないと考えます。
▲棒グラフの「地区」は「地域」の誤りです。読み替えて下さい。 


     5月2日(火)2000 No.408 曇     交通事故と安全対策


           平成12年度「予算審査資料」の「交通事故発生箇所一覧表」では過去5年間の
      鎌倉市の各地域のデーターが掲載してあります。
       それによれば平成11年1月1日から同年12月31日までと前年の平成10年と比較
      すると市内5地域で10%以上「交通事故」が増加していることが分かります。
       また表にしてみると大船地区の事故発生数が一貫して伸びていることが明白
      です。問題です。
       このことと関連して「市内の交通安全施設に関する要望箇所」や新設の交通安全
      対策施設など重ね合わせていくと「合理的理由」で各種安全対策がなされてきたか
      どうかが判明します。平成11年の一年間の事故数は1194件で死者6名、内、大船地区
      で4名の死者が出ています。
       平成11年4月1日から同年12月27日までの鎌倉市原局対応の交通安全施設修正、補修
      取り替えなど工事は165件でした。
       今後調査していきます。


     5月1日(月)2000 No.407 晴     本当に困っている人のために


       今日はメーデー。私も民間時代にはいきました。       
       今日は行くべきかどうか考えました。原点に返って本当に困っている人のため
       に働くという決意を込めて1日仕事をします。従ってメーデーには不参加です。
        未組織の人が増えている状況や個々バラバラな人、本当に生活や仕事のうえで
       困っている人のために頑張りたいと考えます。形式を廃して実質で頑張りたいと
       考えます。そこにメーデーの原点があると考えるからです。
        議員として単なる顔売りはやめます。


     4月29日(土)2000 No.406 晴     愛され親しまれる社協へ小さな一歩を


       精神障害者地域作業所の設置母体である市民団体「ゆうほ」の主催で鎌倉
      市役所前をお借りして恒例の「バザー」が10時から15時までありました。
       男手が足りないので「手伝って」という依頼を受け「焼きそば」係を担当しま
      した。今回はお母さん方にも手伝ってもらい豚肉に塩・胡椒をして、おそばを
      広げ、水分をとって販売の運びとなりました。キャベツに芯もあり、これはどうか
      と考えましたが賛否両論、芯があって歯ごたえがありよい、という方とこれは
      どうかと考える方とありました。また今までよりもおいしいという申し出もあり
      勉強になりました。焼きそば料理も奥が深い。300円を払っていただきました。
       さて、テントなど社協からお借りし感謝の念でいっぱいですが、今後の社協
      のあり方など考えると市民団体は祝日の土曜日(みどりの日)以前からテントを
      かりて職員さんがいないので月曜日に返しにいくという、チェックがあるからと
      いう理由ですがスライド勤務や管理人さんにチェック項目用紙を渡してその日の
      うちに返せないものか、考え込みました。市民団体にとってはテントを
      お借りできるのは大変有り難いことですが、その日の内に返せないので、はじめ
      る前日と月曜日にということでかなりの負担が来ます。もちろん日勤で働いて
      いるボランテイアさんは手伝えません。
       そろそろ市民と協働の事業ということで経営スタイルも変えていただければ
      と考えるのは私一人ではないと考えるのですが…。市民健康課の職員さんは
      ご出席でしたが…
       社会福祉協議会の「福祉への熱意」をもう一つ感じたいと思っているのです
      が、無理な申し出でしようか。愛され親しまれる社協へ小さな一歩をと考えます。       

     4月27日(木)2000 No.405 晴     市民農園問題


       二階堂市民農園問題では建設常任委員会所管になるのか私が所属する観光
      厚生常任委員会所管のものになるのか注視してきましたが鎌倉税務署の税務
      調査以前の報告では「市民農園として説明してきたが実は県道代替地だった
      ので、当時県道代替地として報告しなかったのは事務上のミス」として報告を
      内々に受けていました。しかし税務調査以後税務署に指摘されて「やはり市民
      農園」という報道に「あれ違うぞ」との感想を持ちました。
       従って事前に観光厚生常任委員会委員長、副委員長レベルで説明をいただき、
      説明を聞いた後、所管の問題だと判断されれば常任委員会協議会を開きます。
また、この問題は当常任委員会だけの問題ではなく、過去の経緯からすれば
総務、建設、観光厚生の各常任委員会にまたがる問題ですし、さらに
神奈川新聞も一担当者のレベルの記事の取り扱いから「社説」で「経緯を明らかに」
というように新聞社をあげての「調査究明」を主張しているように、鎌倉市議会と
してきちんとすべき問題に広がっていると認識します。
 私としては早急に事実経過を明らかにしてけじめをつける必要があると考え
ています。

     4月27日(木)2000 No.404 晴     競争性の導入と福祉の充実


       『かまくら行財政プラン 前期実施計画』によれば「現行の事業等を
      0から見直します」としていて「公共工事手法の見直し」「公共施設のあり方の
      見直し」など目につきますが「契約における透明性、公平性を高め」「競争性を
      高めて、効率的で公正な制度実施を図」らなければならないものとして
      「鎌倉市関係」の「施設総合管理業務」にたいする項目が抜けています。
       ざっと見積もっても8億6000万ほど使われています。
       ここに対する公平性、透明性を高め、競争性を高めて効率的で公正な契約
      を実施し、その節約分を老後に不安を持つ層や若年ファミリー層の子育て
      不安を解消する福祉に投入すべきです。
       弱者いじめでは自治体の大きな使命の半分を棄てたに等しいことになり
      ます。そう言う意味でここに柱をきちんとうち立て直すぐらいの気概で取り組む
      必要があります。
       今後この問題の解決に挑戦いたします。
       もちろん福祉部門にお金をつぎ込むといってもきちんと精査して合理的理由が
      あればの話しでずさんな計画や管理があるようでは話になりません。今後
      しばらくは緊張が続くことになります。

     4月26日(水)2000 No.403 曇     行財政改革の断行と残業問題


        財政厳しい折、行財政改革が徐々に浸透しています。残業部分のカットも
      そうですが、残業がなくなるわけではありません。仕事時間中に残業分もやれ
      という気持ちは民間を経験した私としては分からなくもないのですが、だから
      といって全て残業分も時間中に出来るわけではありません。
       現在の職場の実態はサービス残業が行われているところがあります。
      これは明確な労働基準法違反ですから直ちにサービス残業を止め、残業しなけ
      ればならない職場では賃金を支払うか、その他の措置をとるべきだと考えます。
       実態の調査を全庁的に行い適正な行財政改革の執行に当たるべきだと考えます。
       私たちは行財政改革をすべきとの立場ですが、サービス残業を進める立場
ではありません。     

     4月25日(火)2000 No.402 晴     鎌倉市社協との懇談会


     昨日、10時から12時過ぎまで鎌倉市社会福祉協議会役員と鎌倉市観光厚生常任委員
     との懇談会を社会福祉協議会 第3会議室で行いました。
      懇談項目は
      (1)介護保険事業に伴う社協の実態と今後について     
      (2)その他社協一般業務について
      磯田会長の説明から行われました。
      おおむね(1)の項目についての話し合いが行われ、(2)については時間不足で
      いわばしり切れとなりました。
       いくつかの論点で議員サイドも意見が分かれていましたが、おおむね多数
      の議員の論点は1、今後の社協事業の展開について政策的にきちんと示すべき
      ということで、社協サイドの来年度「赤字を出さない」という決意は伝わった
      もののその具体策については社協の言い分を聞き置くということで終了の感が
      ありました。

       私は社協といえども行財政改革の波の外にはおれないというここと広域福祉
      の雄として政策的に今後の展望をきちんと示すこと、また居宅介護支援事業者
      としての民間の顔も併せ持つようになったのだから政策的な整合性を図って
      しっかり福祉事業を展開して欲しいと要望しました。
      
       老人福祉センターが鎌倉の各地域に存在する現在「拠点サービス事業」の展開を
      早急に検討、展開すべきではないかと考えます。あれこれの言い分があることは
      承知しますが市民の健康増進にいかに貢献するかという一点であせをかいてい
      ただきたいと考えます。家事・介護ヘルプ活動では家事援助型のヘルパーさんの
      経済的単価が安いということがありますが登録ヘルパーを増やし、現在のヘルパー
      さんの職種転換も含め事業の改善に尽くすべきではないでしようか。移送ヘルパー
      事業や配食サービス事業などいくらでも福祉的な政策的展開をする分野はあると
      考えます。要は制度改革の波にきちんと乗ること、今まで以上の汗と知恵を出しな
      がら鎌倉の福祉の展開を図ることが肝要だと考えます。公・共・私の中でどう社協が
      位置し、鎌倉の福祉をどう展開するのか明確な方針が今求められていると考えます。
      
       私は介護分野は当然のこと元気な高齢者、昨日はTVで筑紫哲也さんが年齢に0.7
      かけが今の人のあり方ではないかと述べていましたがそうすると60歳の人は42歳と
      なります、まだまだ元気な人が多い世の中、この人達の能力を地域でいかに発揮して
      もらうかということが大きな課題と考えています。
       また、経済不況の今日、困っておいでの方も多くおられ、この方達に手をさしのべ
      ることもおおきな課題です。
       力を入れていきたいと考えます。


     4月21日(金)2000 No.401 雨のち曇     構造不況の脱出は構造の転換から


     介護保険料の天引きがなされ、その分の税控除があるので来年はまた鎌倉市の税収は
    落ちます。
     年金をかける企業が減っているとの新聞報道、鎌倉駅東口ビルの地下の飲み屋
    さんもこの景気で本当に困ってます。
     市民の懐はペッタンコ、中央政府何して遊ぶ 銀行徳政令でその分、市民へ
    つけが回されてます。先行き暗くて職もなし、働き手わが手細るばかりでは
    話しになりません。国会議員のみなさん、まちの中を見ていただけませんか。

     4月20日(木)2000 No.400 雨     藤沢、厚木でまたダイオキシン類問題


    ダイオキシンの大気の環境基準は一立方メートル当たり0.6ピコグラムですが
   21ピコグラム、河川の泥では県内最高の92ピコグラムでていると報道。厚木基地隣接の
   「民間廃棄物処理業者」エンバイロテックが原因ではないかと緊急調査が行われる予定。
    藤沢市の葛原にある最終処分場からは汚水から基準値の2600倍のダイオキシンが
   流れ出ていると市民団体が調査結果を発表。シアンも4倍出ているという。市の調査結果
   では昨年12月21日に行った結果では0.00031ピコグラムで全く問題なかったという。
    一昨年、昨年は鎌倉もダイオキシン類問題が爆発しましたが改めて鎌倉のことを
   考えました。


     4月20日(木)2000 No.399 雨

     社協の役割について


    鎌倉市社会福祉協議会と鎌倉市観光厚生常任委員会との懇談が4月24日に行われ
   る予定です。「介護保険事業に伴う社協の実態と今後について」「その他社協一般業務に
   ついて」懇談が行われる予定です。
    私も改めて「住民と共に歩む社会福祉法人鎌倉市社会福祉協議会地域福祉活動計画書」
   やインターネットでとった「市町村社協における在宅福祉サービス」など参考にしながら
   民間事業者として「居宅介護支援事業者」の側面も併せ持つ鎌倉の社協の地位や役割、
   方針、人事、財政など多面的に考えているところです。    


     4月17日(月)2000 No.398 晴 
     古色蒼然は止め、いま必要なものを


    今年度最初の勤労福祉会館運営審議会が「レイウェル鎌倉」で14時からありました。
   今年度はパソコン入門講座が「中高年者」「職場で使える」「求職中のひと」をキャッチに
   して年22回計100名を対象に「中央図書館」であります。また、不況を反映して就職講座も
   一講座考えられています。レイウェルで上映される映画は無料でということでフィルム
   を貸していただいているとのことでしたが、私としてはたとえ100円でもいただいて
   昨年は延べ8886人(上映回数は11回、その都度違う題名の映画)が観客として来られた
   ので、そのお金を台湾の地震で困った人とか有珠山の被害で困った人とか北朝鮮での
   食糧難で困っている人とかに寄付できれば「社会貢献」の一つにもなると考えるのですが
   その辺の融通をきかせてもらいたいと主張しました。
    また就労形態も以前に比較してかなり変化しておりパートやフリーターなどの形で
   いわゆる労働人口の1/4位を占めるまでになっているのだから、いわゆる未組織労働者
   に対する講座なども特に必要ではないかとの発言もいたしました。
    困ったときにきちんと対応するアンテナの感度が欲しいと感じるのは私一人ではない
   ようで女性の審議委員の方も盛んに「就職講座」について「ぜひ」との発言がありました。
    古色蒼然としたものは積極的に取捨選択し新しいもの、需要のあるもの、いま大切なもの
   に積極果敢に当たって欲しいと考えます。
    積極性、新鮮性、指向性とマルチの感度が必要です。今後のさらなる意欲的取り組みを
   期待します。

    なお、謝礼として14500円、税額5%で725円、差引13775円いただきました。報告します。


     4月16日(日)2000 No.397 雨のち曇り 
     かまくら環境白書


    『かまくら環境白書(平成11年度)』『鎌倉の統計(平成11年版)』『鎌倉市社会
   福祉協議会地域福祉活動計画書』『鎌倉市産業振興計画への提案』など観光厚生常任
   委員会所管の資料がやつぎばやに発行されました。じっくり読んで6月議会に備えます。
    今日は市民農園問題が朝日新聞の湘南版に大きく報道されていました。これで神奈川
   新聞、読売新聞、朝日新聞、NHK報道など大体でそろいました。
    今日は流鏑馬です。息子と2人で見学に鎌倉へまいります。妻は合気道で出かけていま
   すので夕食は久しぶりに2人ですることになりました。男の友情を暖めようかな?


     4月14日(金)2000 No.396 晴 
     山口二郎 危機の日本政治

    横浜のランドマークタワー13階で「危機の日本政治」(山口二郎北大教授)の講演を
   聞きにいってきました。小沢一郎率いる自由党が分裂し自公保政権になったとしてもその
   巨大ぶりは変わらず公明党は内向き、ばらまき、権力志向を明確にし自民党は巨大既得権益
   と心中の様相を呈しているとのこと。一方民主党は経済政策、社会保障政策、財政政策などで
   政策的政治対決を明確にしていないとの意見をいただきました。
    そろそろ政治的タブーを破り、しがらみ、斡旋政治をやめて「未来に対する責任」として
   「財政・環境・社会保障政策」をしっかりとし民主党は都市型政党として「地方を捨てて都市で
   勝つ」位の戦略を立て21世紀のマニュフェストをつくるべきだとのことでありました。
    翻って鎌倉市では市民農園、ホームヘルパーに係わる社協問題、58歳打ち止め提案などの
   問題が顕在化しています。市民農園問題では市内部での裁きがもたもたしている間に報道や
   ニュース化が進行し鎌倉税務署も入りました。今後は週刊誌、警察の登場と囁かれ、いきつく
   所へ行き着くであろうとの見方が一般化してきています。    


     4月13日(木)2000 No.395 晴 
     藤沢市荏原ダイオキシン類問題

    新たに環境庁から発表されました。下をクリックしてください。    
   □■環境庁 
   ●00.04.11 第2回引地川水系ダイオキシン汚染事件対策連絡調整会議の結果について     ★ここをクリック


     4月12日(水)2000 No.395 晴 
     日常あれこれ

    顔見知りの方が生活保護?身近な人が高齢で独居で職がなくなりしかも病気がちとあって困
   りました。条件など説明しよく考えて行動してくださいと説明しましたが心配です。
    パソコンがダウンで「どうにかしろ」との一報が入り「どうにかしなくては」と明日いく予定
   です。逗子で精神障害者作業所の集まりがあり参加してきました。観光客のごみへのマナーに
   ついてやペットボトルについて質問を受けました。道路の補修についても依頼を受け補修予定
   を聞きに現局へ、そして連絡。JR大船駅西口に待望の時計がつきました。路政課へ感謝。
    大体こんなことが私の日常活動の一端です。

    民主党「交通のバリアフリー法案」届く。10年で政府案は約800億円、民主党は約6500億円かける    とのこと。特徴点はいくつかありますが「市民参加」と「国会の関与」がないことが政府案の特徴。     後日紹介します。 


     4月9日(日)2000 No.394 晴
     鎌倉まつり

      10時過ぎに鎌倉第一小学校へ集まり10時40分から式典開始、校庭を出て鎌倉
     八幡宮までパレードで歩きました。小学生や地元の人、自衛隊や在日米軍の軍楽隊も
     参加してのことでした。交通整理のお巡りさんも1日ご苦労様でした。
      当日は地域の法友会主催で恒例の史跡めぐりも行い覚園寺での法話には聞き入って
     しましました。一歩進んだ観光で学友会のみなさんには好評でした。足利尊氏自筆の
ものが天井に、この日は桜も満開、天候も快晴でよかったと思います。
      帰宅してから息子と茅ヶ崎のお風呂に行き1日の汗をすっかり落としました。
      鎌倉でも大浴場が欲しいですね。


     4月8日(土)2000 No.393 晴
     日独裁判官物語

      「日独裁判官物語」を鎌倉市中央公民館で「鎌倉・映画を観る会」の主催で見ました。
     第27回目の上映会だそうです。一言でいって日本の裁判官とその環境は市民的感覚から
     かなりのずれがあると分かりました。根元は政権政党の自由な交代がないところに問題
     があるとの指摘はたぶん当たっていると考えます。
      一部の特権層が政治的に支配する司法制度の構造は改革の必要があると考えさせられ
     ました。
     いずれにしろ日本の政治改革をしっかりやり遂げなければこの国の制度が新しくならない
     と感じます。


     4月8日(土)2000 No.392 晴
     ダイオキシン対策

               E-mailが届きました。次のURLをご覧ください。
  □■環境庁発表                      
  ●00.03.27 平成11年度の環境庁・公共用水域調査における引地川
        及び周辺海域のダイオキシン類濃度(速報値)
    ★ここをクリック
     ●00.03.24 引地川水系の高濃度ダイオキシン類汚染への対応について
         ★ここをクリック

       神奈川県の対応については下のURLをクリックしてください。 
     
       http://www.pref.kanagawa.jp/press/0003/23110/index.htm


     4月6日(木)2000 No.391 
     鎌倉市精連例会参加

          会合では昨年度の事業報告や活動報告、今年度の事業計画、予算等が
         提案され了承されました。
          精神障害者居宅生活支援事業としてグループホームに加え居宅介護事業や
         短期入所事業も市町村事業として開始されるはずですが遅れています。
          精神障害者の長期入院や病院における人権侵害など国際的批判を浴びる中で
         地域でいかに受け止めるか、その方法論と実態が乖離し四苦八苦というのが
         実態です。地域への補助金も少なく善意に頼るやり方は根本的におかしいと
         思います。行財政改革が進行するなか少しでも地域で充実した施策をと考え
         ています。


     4月5日(水)2000 No.390 
     荏原製作所ダイオキシン報告と
            鎌倉市商工会議所との懇談会

                藤沢市にある荏原製作所ダイオキシン問題について鎌倉市農水課から
報告を受け「相模湾一帯の問題として考える必要がある」「被害が出れば補償
は当然」「鎌倉市の類似の施設は」などの意見が出ました。焼却炉の洗煙水が
汚水処理場に配管されずそのまま雨水として垂れ流していたことは問題で
鎌倉市には類似施設は4カ所あり県の担当施設となっています。
 環境自治体課との連携も不可欠で4施設の立ち入り調査を県はしたそうで
配管などに問題はなかったということです。また法の施行により今年度から
年一回のダイオキシン調査を義務づけられており今後は県との連携も視野に
いれた総合的監視が必要と考えます。「他山の石以って玉を攻むべし」の心構え
が必要です。
 鎌倉市商工会議所と観光厚生常任委員会との懇談では市と商工会議所との
連携の不備など指摘され来年からのNHK放映の大河ドラマとの関係ではもっと
密接な連携が当面のこととして重要だと考えます。今後は定期的に意見交換を
していく予定です。文化推進課、観光商工との連絡を今後はより以上に密に
していきたいと考えます。以上昨日の報告です。


     4月1日(土)2000 No.389  晴れ

    ダイオキシン対策の不備と調査

              ISO14001は環境影響を管理する国際規格で「グリーンパスポート」とも
             呼ばれ企業や自治体が認証取得に力をいれていますが、今回のダイオキシン
             対策の中では「排水について」ノーチェックの欠陥が浮き彫りになりました。
              また、荏原製作所は1993年に焼却炉に排ガス洗浄装置を増設しましたが
             廃棄物処理法で定められた神奈川県への届け出をしていなくて98年に届け出
             をするよう県湘南地区行政センター職員に指摘を受け指示書が出されていた
             が怠っていました。また昨年9月に藤沢市へ焼却炉からの排水を一次処理する
             施設を行政指導により新設する計画を提出していましたが未設置のままでした。
              また今回、県と藤沢市から排ガス洗浄装置を設置するための配管接続計画図の
             提出を指示されていましたが雨水系統が記載されていなく日付もないものが
             提出され県と藤沢市は受け取りを拒否しました。さらに施行業者への指示書も
             提出されませんでした。荏原製作所の責任ある対応が求められます。
              一方県は引地川の3カ所で相模湾の5カ所で魚介類の調査を始めました。
             また環境庁や神奈川県、藤沢市が対策連絡調整協議会を開いて魚介類を調査する
             地点も含めて17カ所で水質などを調査する予定です。
              既に漁業に影響が出ています。3月26日「朝日新聞」朝刊湘南版では「地元に
             風評被害なし」とありましたが、今では風評被害かどうかは別にしても地元に
             影響が出ています。湘南のイメージダウンが心配です。
              いずれにしろ早期対策早期解決が強く求められています。
              厚木市は自分の所の焼却設備などを調査したようですが他人事としてではなく
             鎌倉市も用心のために同じようなことがないか類似の施設をきちんと調査すべき
             です。


     3月29日(水)2000 No.388  晴れのち曇り

    荏原製作所のダイオキシン垂れ流し事件について

           藤沢市の荏原製作所が引き起こしたダイオキシン垂れ流し問題については
           連日新聞報道されています。
            鎌倉市でも腰越漁港や夏の海水浴場のことを考えると看過できないと判断し、
           議会が閉会中ですが4月4日に鎌倉市観光厚生常任委員会協議会を開催します。
           引地川ダイオキシン汚染問題について農水課から報告の聴取を行う予定です。
            神奈川県、藤沢市、湘南地区漁協連絡協議会、神奈川県警生活経済課、環境庁も
           動き出しています。
            環境庁の1999年11月の引地川の富士見橋付近の河川調査では全国で最高の16
           ピコグラム検出されていたことが判明し情報が錯綜しています。
            いずれにしろ過去に8トン(朝日新聞)×250日×7年(神奈川新聞社説)と
           すれば14000トンの汚染水が垂れ流しという計算になります(超概算)。
            平成11年7月に「ダイオキシン類対策特別措置法」が成立・公布され平成12年1月
           から施行されたのですが、環境基準として水質は一リットル当たり1ピコグラム
           だから相当ひどいといえます。同法によれば「事業者は、その事業活動を行うに
           あたっては、これに伴って発生するダイオキシン類による環境の汚染の防止
           またはその除去等をするために必要な措置を講ずるとともに、国または地方
           公共団体が実施するダイオキシン類による環境の汚染の防止または除去等に
           関する施策に協力しなければならない」とされています。
            ダイオキシン類は水に溶けにくく脂質に溶けやすいので貝類や海底に潜む
           ひらめなどが心配です。神奈川県も調査に乗り出しましたが、鎌倉市側でも
           しっかりした情報収集と監視が必要です。食物連鎖による濃縮が心配です。


     3月25日(土)2000 No.387 
     相模湾へダイオキシンの垂れ流し

           藤沢にある環境企業の荏原製作所が浄化処理施設へ配管するはずの配水
          管を雨水管へ接続し約8年前から高濃度のダイオキシンを含む汚水を垂れ流し
          ていたと報道がありました。水中のダイオキシン類は1リットル中に1ピコグラム
          が環境基準ですが8100ピコから3200ピコグラム流れ出ていたそうで、近くには
          海水浴場があり漁港もあります。魚類の汚染実態を調査する必要があり、私も
          無関心ではいられない思いです。公共水域で検出された濃度としては過去最高と
          いわれ日量8トンの汚染水が垂れ流しの状態でした。24日に自家製焼却炉は停止さ
せられ排水を止める措置を県は行いました。
           初歩的な配管接続ミスと雨水調査をしてこなかったことが致命的です。
           環境に力を入れているといわれている企業だっただけに「どうなっているんだ」
          との思いです。97年に国際環境規格ISO 14001の認証取得もしていただけに衝撃的
          です。
           今後は徹底した周辺の環境調査が必要です。
           1月26日と2月16日の藤沢市の調査では速報値で3200、8100ピコを検出、県と藤沢
          市が23日に荏原製作所藤沢工場へ立ち入り検査して汚水配管が雨水配管につなが
れていたことを発見した。一日10トンのごみを8時間燃やしていた。
           まずは藤沢市議会の腕の見せ所、行政の素早い対応が必要だと考えます。
           今後は注目していきます。


     3月24日(金)2000 No.386 
     一般会計予算は本会議で15対12で可決

            平成12年度一般会計予算は賛成多数で可決されましたが、本会議に先立
          っての議会運営委員会では0.3ヶ月問題と定数削減問題がともに先送りされ、議長
          以下三役の役選が回避され、本会議が無事開会され、予算が可決となりました。
           平成12年度一般会計予算に賛成は市政クラブ4人、公明、ネット、社民各3人、
          無所属2人の15名。反対は共産、鎌倉同志会の各5人、清新会の2人の12人。欠席は
          無所属議員1人。
           昨年二度に渡る予算否決の劇は回避されました。
          
           予算否定では議員活動を通しての様々な市民要望の否定になるので
          理事者に重大な誤りがない限り市民生活の向上のために賛成すべきだと考える。
           さらに明確な誤りが予算にあれば予算修正を実行すればよいので
          困難にあえぐこの時期の予算の否定はなおさら問題ありと考えます。
          
          私は一般会計予算で次のことが満たされたので賛成しました。
          ●保育園では待機児童を出さないよう要望。諸施策の充実へ予算計上。
          ●焼却灰の全量再資源化溶融固化へ予算計上。
          ●名越のクリーンセンターのダイオキシン対策工事の開始。 
          ●高齢者保健福祉計画では元気な高齢者への施策。
          ●介護保険事業の遂行ではサービス調査委員会の設置。
          ●高齢者保健福祉計画の進行では管理委員会の設置。
          ●大船駅西口の整備について予算を計上。
          ●玉縄地域へのミニバス路線への開通への努力。城廻地内他20カ所の歩道段差
           切り下げ計上。
          ●JR大船駅の強化と構内すべてにエスカレーター設置を前向きに取り組むこと。
          ●シルバー人材センター、老人クラブの支援。
          ●母子保健及び成人・老人保健の生涯を通した健康増進などの保健サービスと市民
           の自主的な保健活動を行う場としての「保健センター」の設置を早急に進めるこ
           と。
          ●放置自転車防止事業へ予算計上。
          ●情報化推進事業、パソコンの賃借、市民チャンネルへ向けての事業。
          ●環境保全活動普及啓発事業。
          ●山崎地区屋内温水プール建設の手法検討業務。
          ●老健施設、特養老人ホームの建設など。

          今後の課題           ●交通事故箇所が昨年比10%伸びているので、これの是正。           ●ミニバスの玉縄地域13年度開通へ全力。           ●JR大船駅の拡充と構内9機のエスカレーター設置へ特段の配慮。           ●JR大船駅西口前の整備推進。           ●ごみ半減へ全力。           ●高齢者保健福祉計画の進捗を監視。           ●総合管理委託を一般競争入札へ変換。談合防止、節約費用を少子高齢対策へ。           ●鎌倉女子大学建設と若者が集う大船商店街の活性化へ。           ●大東橋周辺地区の整備。           ●精神障害者地域生活支援センターの開設。           ●鎌倉中央公園の総額150億円に見合った市民享受の推進(監査結果報告に基づく            市民享受の実行)。           ●植木地区へ子どもの家(学童保育)開設へ全力           ●財政健全化へ人口増加策、若年ファミリー層の定住化、行政のスリム化。           ●富士見町の跨線橋の早期架け替え(平成17年から(-_-;)県はひどいですよ)。           ●鎌倉市議会議員定数5名の削減など。


     3月23日(木)2000 No.385 
      予算は委員会で否決 本会議で可決か?

            昨日、予算等審査特別委員会で平成12年度一般会計予算は5対5の可否
          同数で委員長裁決で否決。また「鎌倉市老人福祉センターの設置及び管理に関する
          条例の一部を改正する条例の制定について」は委員会の議論を見て理事者が降ろし
          ました。
           従って24日の本会議で最終判断が下されそうですが、3票差か2票差で可決しそ
          うです。但し今日の議運の行方によっては0.3ヶ月問題で決議が可決と決まるよう
          ですと議会人事に入り予算の行方に暗雲たれ込めるということにもなりそうで、
          予断は許しません。一寸先は闇です。


     3月19日(日)2000 No.384 
      理事者質疑再開は21日から

           平成12年度一般会計予算等に対する理事者質疑が進行中です。保育園の
          待機児童対策では夜も10時を回ってからというもので審議促進と先に他の議員が
          指摘したということもあり取りやめました。この件はたびたびいってきたことでも
          あり、今後も指摘していきますが担当部局も意欲的なのであえて屋上屋を重ねるこ
          とを避けました。今後も監視の目を光らせていきます。
           また行政の節約ということでは各施設の総合管理委託業務で一般競争入札の
          導入を通してサービスの向上や経費の削減をせまる本田議員の意見には同調でき
          るものが大いにあります
           各施設の総合管理業務は36カ所あり約8億7000万の経費がかかっていますが、
          競争入札でクリーンアップが進行します。今までのやり方を見直し新しい血を導入
          すべきだと考えます。
           私は元気な高齢者の活躍場所としてシルバー人材センターを将来的
          に充実させきちんとしたものにしていきたいと考えています。基本的方向として
          独立採算性で出来る限り収益をあげるようにもっていきたいと考えています。また
          元気な高齢者が社会的地域的に活躍できる拠点にしていくべきだと考えています。
           介護に係わる高齢者は20%位ですがその他の多数を占める元気な高齢者へのサー
          ビスを通しての介護費の削減が必要です。ぜひとも強化していきたいと考えます。
          
           火曜日から理事者質疑は13項目にわたって行われます。
           予算に対する注文がなれ合いを廃して行われています。今年は予算が委員会で
          可決されるのかどうか予断を許さないし、また本会議は注目されそうです。
          
           さらに期末手当の0.3ヶ月問題が再燃し決議しようという動きがあり、各派代表
          者会議での全会一致の原則を廃して多数でという動きが急です。
           何でもありの議会へ突入するか、それとも秩序だった議会へいくか風雲急を告げ
          るものがあります。
           予算、議会人事、行財政改革の断行、0.3ヶ月問題、議員定数削減問題、市民農園、
          開発に絡む献金問題などが噴出し、注目していくことが必要です。


     3月17日(金)2000 No.383 
      予算等審査特別委員会理事者質疑

           今日は、市内各地の小学校の卒業式。13時30分から予算等審査特別委員会で
          理事者質疑があります。項目が多いから今日は明け方までいくのかな?


     3月15日(水)2000 No.382 
      予算等審査特別委員会

           今日で3日目。連日夜遅くまで審査。私は保育園問題では少子高齢化を迎えての
          保育園問題で待機児童が今年4月から出ないように要望しました。旧平島保育園の
          民間保育園への分園化、腰越保育園の改修、材木座の千代田区立鎌倉臨海学園の
          保育園その他の複合施設化などが明らかになりましたが、一年を通して待機児童が
          出ないように要望し、理事者質疑することにしました。民営化反対、全面民営化が
          意見として出る中、待機児童を出さないようにすることが先決との持論です。
           また、鎌倉市内5地域全域で交通事故箇所が昨年に比較して全地域で10%以上
          増加していることに着目。ゆゆしき問題として指摘。交通安全対策として交通関係
          施設など改修、新設などしているが事故現場と施設改修の関係性についてきちん
          すべきと提案。
           また、ごみ収集車などディーゼルの排ガス対策の促進を要望。アライグマや台湾
          リスの被害に着目し被害状況の深刻さとそのきめ細かな対策を要望。
           さらに調査で分かったことですが横浜藤沢間の新道建設では新風台の住宅の下
          を通って藤沢へ抜ける道路ではトンネルなので換気所が関谷に建設予定で、以前
          から排気ガス対策としてフィルターをつけるよう要望。環境庁長官が運輸大臣に
          フィルターをつけるよう意見書を出しましたが、フィルターをつける場所が
              関谷に建設予定の換気所となりました。次善の策として要望していたことがはっ
          きりしました。報告します。
           またレイウエル鎌倉に高齢者保健福祉計画に掲載の保健センターを保健医療
          福祉センターの先駆けとして設置するよう要望しました。
           
           明日も予算委員会です。2時50分。もう寝ます。


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