1999/11/13~12/31


12月31日(金)1999 No.341  曇りのち晴 
<FONT SIZE=5 COLOR=RED> ★1999年 ご購読ありがとうございます★</FONT>
 今年は鎌倉市議会では山崎の温水プール予算の削除を含めて予算が二度否決される
政治的動きがありました。また、旧鎌倉市内での交通の社会実験に対する反対の声や
ダイオキシン対策に絡んでの名越クリーンセンターの一元化に対する地元市民の
声をよく聞くべきだという声がありました。さらに大船では松竹撮影所が売却され
今後の大船のまちづくりの転換が予想される年でもありました。
緑問題では莫大なお金が土地買収へ回される反面、税収面から減収が続き、福祉社会への
転換、自助社会への転換が身近に迫った年でもありました。
 来年は波乱含みの年を予感させます。
 中央では自自公の巨大政府の一人勝ちによる国権政治の台頭が象徴的になされた
年でもありました。いってみれば民権政治の一歩後退の年でもありました。
 混迷と閉塞から責任ある改革が切実に求められています。
 今年は大いに反省し、来年は龍年でもあり、昇り龍のように頑張らねばならない年
になりそうです。経済、社会、政治と「談合漬け」ですが、公平、公正、透明感のある
政治を目指していきたいと念願しています。
 今年は「岡田りぽーと」のご愛読、そしてEmailでの注文や意見など多岐にわたり
読者のみなさんに感謝しています。
 また双方向の実験的政治ができ心から有り難いと感じています。今後とも大局的見地から
みなさんと共に歩んでいきたいと考えています。
 今後は中央政府と自治体の関係が今までのように必ずしも縦の関係ではなくいわば
対等の政府間関係のようになっていきます。財源は待たれるところです。
 また、それに伴って責任ある政治が実行されるシステム作り、環境づくりを急がねば
ならないと考えています。一言でいって責任ある政治の実行が求められていると考えます。
 なにはともあれ、今年はありがとうございました。
 来年こそよい年でありますよう心から念願し、今年のページを閉じさせていただきます。
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12月30日(木)1999 No.340  晴 
<FONT SIZE=5
COLOR=RED>  
★岡田りぽーと 来年から月刊を目指します★</FONT>

 今年は「岡田りぽーと」の配布を秋口から約束していましたが、果たせませんでした。
反省しています。友人知人からもいろんな場面でおしかりを受け、赤面の至りでした。
今後はその分を取り返す意味から駅頭で「岡田りぽーと」の配布を行う予定です。
そのときは気軽にお声をかけていただければと思います。
 今年は自分に甘い一年だったと総括しています。来年こそは月刊を目指して
議会や市役所で進められていること、そして市民団体の声など報告していきたいと
考えています。もちろんあなたの声も議会へ生かしていきたいと思っています。
 行財政改革は思った以上に市民生活を直撃しています。お金がないから仕方が
ないではなく知恵を絞って少しでもみなさんのために役立ちたいと考えています。
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12月29日(水)1999 No.339  晴 
<FONT SIZE=5
COLOR=RED>  
★終日、整理★</FONT>

 昨日は友人のところで忘年会。餅をぺったんぺったんとつきながら汗を流し、
庭で火を囲んでお魚を串で焼いたり、肉をつついたりの一日でした。
 職員のみなさんも御用納めということで市役所によろうかとも考えましたが
「今日くらいはおじゃま虫はやめよう」とそのまま大船へ。途中知り合いの職員の方に
お会いしましたが自重して静かに帰宅。

 今日は山になった資料の整理。Emailで読者に報告。散髪。自転車の定期駐車登録
など。資料整理ではまだまだしっかりやらなければならない仕事を発見したりして
冷や汗が出ました。自分ではやっているつもりでも展開が不足しています。
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12月26日(日)1999 No.338  晴 
<FONT SIZE=5
COLOR=RED>  
★馬渡龍治さん東京15区江東区民主党公認へ★</FONT>

 長い間、神奈川4区(鎌倉市、横浜市栄区、逗子市、葉山町)で活動していた
鳩山邦夫さんの秘書であった馬渡氏は、今度神奈川4区から東京15区の
江東区へ転進し、民主党公認で衆議院小選挙区で戦うことになりました。
 私はつきあいが長かったためとても残念な気持ちでしたが、気分を取り直し
この世界、代議士になって「どうだ」という世界ですから、早くバッチをつけて
市民政治を行ってほしいと考えます。まずはお祝いで、今後の行動がみものです。
 勝たねばならない選挙です。自自公の巨大中央政府を一発逆転して欲しいと
考えます。中央がダッチロールでは乗員は船酔い気味です。
 世情かなりの閉塞感があり、先の見える政治を行って欲しいと考えます。
 人付き合いがよくこまめに私たちとも話し合える人はそう多くありません。
こういう人が代議士になってくれれば少しは世の中も明るくなると考えます。
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12月25日(土)1999 No.337  晴 
<FONT SIZE=5
COLOR=RED>  
★溶融固化施設メルテックの視察報告★</FONT>

 12月24日、鎌倉市生活環境整備審議会保健衛生部会で鎌倉市のごみの溶融固化試行、実験の
施設、メルテック株式会社(栃木県小山市)へ視察に行ってきました。往復鎌倉市のマイクロ
バスでしたが「可燃ごみの減量について」車中で説明を聞き質疑等が行われました。
 事業系の可燃ごみやプラスチック類、生ごみの処理が今後の課題となりそうです。
 現在5分別7区分のごみの仕分け、実際市民サイドからみると23区分になっていて、さらに
処理するところでは33区分になっているのですが、今後はさらに細分化した分別が必要に
なりそうで市民サイドの負担が大きくなります。この問題をどう考え扱うかもきちんと
論議する必要があります。それにしても中央政府は製造者に甘いと感じます。なんでも
つけは自治体では困ります。プラスチックはビンに変えて何度でも使えるようにして
いただかないとこのままでは500ml以下のペットボトルや塩化ビニール系のもので氾濫
し使い捨てokでは困ります。市民が一番困ってますよ。
 
 平成11年度溶融処理で小山市とメルテック、そして排出自治体との3者協定を締結している
自治体は藤沢市、小田原市、三鷹市、伊東市などがあり、その他委託見積書提出先として
茅ヶ崎市、二宮市、平塚市、横須賀市などがあり、鎌倉市とは締結するなら年度内に予算の
裏付けをとってのスタートではないかという意見も出されました。
 社長の斉藤さんは結構強気の人でごみ焼却残渣から低層路盤材として0-40mmの
骨材が作り出されるがコストとしてトン/4万円かかり、再生品としての骨材は1トンあたり
500円で販売、小口では700円で販売とのことでした。溶融スラグがガラス質だと使えないが
1450度から800度へ下げるのに1分間に10度下げる工程を作り天然石のような骨材をつくって
いて使用に耐え得るものだということでした。この点については技術が進んできたと
感じました。日進月歩という感じで受け止めました。

 建物は2800㎡でコンパクトで意外な感じがしました。新炉も増やしたい意向でしたが
環境アセスなどの関係もあり、もう一炉の増設は先になるとのことでした。ホームページ
も開設<FONT COLOR=BLUE>(Meltecホームページ)</FONT>しています。骨材の重金属など溶出試験では酸性雨
テストとしてph4のテストをして問題ないという見解でした。プラントは新明和のプラント
で平成7年に設立登記され現在従業員は事務含めて37名、資本金9000万円、株主は新明和工業
㈱及びグループ会社です。

 ごみの全量を資源化し、低層路盤材として再生使用することが全く無害でなおかつ低価格で
使用できれば夢みたいな話で気持ちはゴーですが、ごみ全量の再資源化は未知の領域へ足を
進めることになるので勇気がいります。今後は有害物質の溶出試験の経年的な推移を監視
しながらことを進めるべきだと考えます。
 また廃プラスチック燃料(RPF)を粉砕して溶融炉に入れるのは廃プラスチックが高カロリー
で高燃焼の助けになるからだと考えますがプラスチック類の分別収集の流れから考えると
この取り扱いをどうするかということも今後の課題だと考えます。分別とごみの再資源技術
に齟齬が出来ています。
 
 また生ごみの再資源化は電動で消滅する方法が出来ればベストです。家庭ごみといっても
仔細にみれば食料品の中には様々な抗生物質や遺伝子組み替え食品もあるしまさにごった煮
ということで昔のごみと質が違うのです。人糞は昔寄生虫など殺すために一定期間おかれて
いて使用も可能でしたが、いまの人糞は使いものにならないと聞きました。汚い話で恐縮ですが
それほど今の食品は昔と違って旬のもの自然なものが少なくなっているということです。真剣
に考えると空恐ろしくなってきて気が滅入ります。しかし現実は次善の策でも一定解決して
いかなくてはならないわけで食の世界の抜本改革は中央政府の大きな仕事だと考えます。
明日のことより今日のことという政策できて、もはや立ち直り不可能といわれる財政再建、
後は現在のつけの大増税が待っているというだけの皮肉な構図は末期的ですらあります。
いいわいいわですまされません。
 なお、報酬として所得税差引額13755円いただきました。報告します。
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12月23日(木)1999 No.336  晴 
<FONT SIZE=5
COLOR=RED>  
★12月議会終了★</FONT>

 昨日12月議会が当初の予定通り終了しました。
 平成10年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定については決算委員会で可否同数による
委員長裁決で不認定となっていましたが本会議では逆転の原案認定となりました。その他
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については日本共産党が反対でしたが
多数で認定。他の8議案については総員の挙手で原案通り認定でした。

 また観光厚生常任委員会で陳情23号「名越クリーンセンターへの焼却炉一元化の決定を白紙
に戻し、早急にごみ問題について全市民参画による行政・議会一体で話し合う組織の発足につ
いての陳情」については5対2で多数で採択されていました。委員長報告は採択ですので
この件についてはネット、社民、伊藤玲子議員が反対討論をし、わが市政クラブは会派拘束
を解き、私は反対の態度を明確にしました。理由は12/11に掲載したとおりです。
 しかし議会の意思として採択されましたので陳情の願意をくみ取り、ごみ問題を話し合う
組織を早急に発足させダイオキシンを平成14年11月30日まで5ナノグラム以下、厚生省指導で
1ナノグラム以下まで低減化する工事を済ませなければならず、さらにごみの半減化へ
突進する施策を作り上げなければならないと考えます。
 はっきり言って時間との戦いになるはずで失敗すれば莫大な借金かごみは市外へという
お笑いになりかねません。真剣勝負で全市的視点から早期に纏め上げねばなりません。

 なお、この件については市民生活にとって特に重要ですので、観光厚生常任委員長報告
を参考までに掲載しておきます。
<FONT SIZE=3
COLOR=green>  
 ただいま議題となりました陳情23号名越クリンセンターへの焼却炉一元化の決定を白紙に
戻し、早急にごみ問題について全市民参画による行政・議会一体で話し合う組織の発足につい
ての陳情につきまして、観光厚生常任委員会における審査の結果を報告いたします。

 陳情第23号は、去る12月2日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後、7日
に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 まず、本陳情の要旨でありますが、平成14年12月1日以降、ごみの焼却施設は今泉クリーン
センターでの焼却を廃止し、名越クリーンセンターだけで処理するという一元化の決定は、
大町や今泉住民の理解と納得を得ているとは思えず、住民不在の一方的な行政決定といわざる
を得ない。ごみ問題は全市民に関係する重大な問題であることから、鎌倉全市民と行政で十分
話し合い、今後のごみ処理について徹底的に論議し、市全体の方向性を慎重に決定すべきで
あり、名越クリーンセンターでの焼却処理一元化の行政決定を白紙撤回して、改めて行政・議会
だけでなく、地元住民を中心に全市民参画による住民の意向を反映した方針を決めるための新
しい組織をつくることについて議会の尽力を願いたいというものであります。

 ご承知のとおり、廃棄物焼却に伴うダイオキシン類の排出を削減するため、廃棄物処理法
施行令及び同施行規則が平成9年に改正され、平成14年11月30日までに、排気ガス中のダイオキ
シン類の濃度を5ナノグラム以下に低減させなければならなくなり、さらに処理施設の
新構造基準が示され、新基準に適合するよう焼却施設改修の必要が生じたのであります。

 このダイオキシン類削減のため恒久対策については、平成10年12月の定例会において
当委員会に報告されたところでありますが、その内容は、恒久対策工事期間中のごみ処理に
支障を来さないこと、ごみの減量化・半減化を推進していくこと、将来の施設整備を視野に入れ
ることなどを基本に検討した結果、恒久対策工事の対象施設を名越の焼却施設とし、今泉の
焼却施設は平成14年12月1日から休止し、中継基地として活用する、今後両施設の近隣町内会に
説明したいというものであります。これに対し当委員会は、なぜ対象施設が今泉でなく名越
なのか、改修後の施設老朽化への対策はどうか、工事中の交通事情はどうかなどについて
十分市民に説明し、その理解を得るよう指摘し、報告を了承したところであります。

 理事者の説明によれば、市は平成10年12月の当委員会終了後、直ちに名越・今泉両クリーン
センターの地元町内会の会長に対策内容を説明し、名越クリーンセンターの地元自治会・町内会
については、本年4月までに6回の話し合いを行ったとのことであります。その後、4月13日に
「名越の環境改善を要求する会」から名越クリーンセンターの操業状況など6項目についての
要望書が提出され、また6月23日には前回の要望書に対する回答が不十分であるとして再要望書
が提出され、それぞれ回答したとのことであります。また7月8日には大町地区各自治会連名で、
名越焼却場への一元化に対しての質問書が提出され、10月6日にごみ半減化の目標を示した
回答を行ったとのことであります。さらに大町自治連合会に対し、10月8日、25日、及び11月26日
の3回にわたり精力的に説明会を開催し、施設の一元化や平成14年までに前倒ししたごみ半減
計画について説明し、理解を求めてきたとのことでありますが、様々な質疑・意見・要望があり、
今後も継続して協議していくことを確認したとのことであります。

 当委員会では、市当局から地元住民への説明経過を聴取し、説明会における状況を把握する
など、様々な観点から慎重に審査を行った結果、次のような相違する意見に分かれたのであり
ます。

 一つは、地元住民への説明はある程度行っているが、なぜ施設を名越に一本化するのか、
一本化の前提であるごみの半減化をどのようにして達成していくのかなど市の方針を具体的
に示し、住民の理解を得ていく必要がある。こうしたことから早期に予算の裏付けのあるごみ
半減計画を示すことが先決であり、今後の計画策定や市の対応を見守るとの観点から、当面
継続審査にすべきという意見であります。

 またもう一つは、行政施策を推進するに当たっては、市民の理解と協力が不可欠であるにも
かかわらず、特に緊急の課題であることを理由にダイオキシン類削減のための恒久対策として
焼却施設の一元化を行政のみで決定し、一方的に市民に押しつけたこと、また、一元化と一体を
なすごみの半減化についても、個々の具体的な対応について明確に説明する配慮に欠けていた
ことは指摘せざるを得ず、地元住民の疑問や不安を解消するに至っていない。本陳情は、焼却
施設の一元化の白紙撤回や全市的な協議の場を求めているが、これを周辺住民の現在の率直な
気持ちと受けとめ、今後行政が原点に返って誠心誠意ごみ問題について住民と協議する必要が
あるとの判断から、本陳情については結論を出すべきであるという意見であります。

 以上のような異なる意見に分かれましたが、結論を出すべきであるという意見が多数で
あったため、結論を出すこととし、続いて採決を行った結果、本陳情については多数をもって
採択すべきものと決したのであります。

 以上で報告を終わります。</FONT>
<HR WIDTH=85% ALIGN=LEFT>
12月18日(土)1999 No.335  曇のち晴 
<FONT SIZE=5
COLOR=RED>   
★読者へ返事、大船松竹の売買契約正式成立★</FONT>

 読者の方から質問、疑問、意見などいただいていましたが決算等審査特別委員会などで
忙しい思いで気持ちがあちこち飛んでいました。やっと時間がとれました。
 そういうわけで少子化対策と待機児童の解消への意見などあれこれ返事を書きました。
市長でないので「まかせなさい」といえません。努力します。意見を述べました。全力で
ということはいえても最後のつめができない自分がアンハッピィ。
 あれこれ意見は言えてもしっかり実行がなされなければ絵に描いた餅、泰山鳴動してネズミ
一匹では情けない。と、まあこんな調子が実体かな。

 そうはいっても「がんばるしかない」わけで師走の中、市民団体へ忘年会へと繰り出します。
来年は2000年、昨日は大船のまちづくりにおいて超影響が出るシネマワールドを含む
松竹撮影所の売却が鎌倉女子大との間で正式に取り交わされました。
 今後は2000人の大学生が利用する大船の街へと変貌します。女子大学と予備校のある街、
しっかりした街を作るためにあちこち視察が必要だと感じます。
今からまちづくりのためにいろいろと仕掛けをしなくては間に合いません。
活力ある街、そして横浜とはひと味違うまちへと頑張りたいと思っています。
都市計画決定道路が主要には考えられていますが、同時に生活のにおいがする
また潤いのある裏通りを生かしたまちづくりへと頑張ります。
 情けないのは富士見町のところにある跨線橋、平成17年から10年がかりでやる予定という
あの悪名高い跨線橋。いずれにしろ前倒しでやっていただかなくてはと考えますが、鎌倉市
にだけ頼っても駄目だから県にお願いしなくてはならないと考えます。
 また、大船の横浜側にあるサティーの前の長方形型の土地はいよいよ工事へと
取りかかりそうで、プレハブの事務所だと推察される箱形のものがおろされていました。
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12月17日(金)1999 No.334  曇 
<FONT SIZE=5
COLOR=RED>   
★平成10年度一般会計等決算特別委員会実質審議終了★</FONT>

 昨日で決算の実質審議が終わりました。
 平成10年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定については決算委員会で、鎌倉同志会、
日本共産党、清新会が反対、市政クラブ、公明党、ネット、社民が賛成で5対5の可否同数と
なりました。
 よって委員長裁決の場面が出てきて委員長による原案不認定の結論となりました。
 また、下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については日本共産党が反対でしたが
多数で原案採択、そのほか8件は総員の賛成でした。
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12月11日(土)1999 No.333  晴 
<FONT SIZE=5
COLOR=RED>   
★交通実験と名越のクリーンセンター陳情について★</FONT>

 陳情の案件等の取り扱い方など考えさせられることがあり、お休みしていました。
予告せず無断でお休みして、読者の方に期待はずれの毎日を結果的に過ごさせることになり
失礼しました。


 陳情第26号「自動車による鎌倉市進入規制についての陳情」は「実験段階といえども、
そして結果のいかんを問わず、直ちに中止していただきたい」というもので、
不況の折から観光客の数も減少傾向にあり、生活の危機感を抱いての陳情だと察しますが、
それだからやめてしまえでは少々乱暴だと感じました。確かに不況があり売り上げが伸びず、
苦しい局面、そして交通実験が不調の結果になったとの新聞報道、また市内外のみなさんに
交通実験の趣旨がうまく伝わらなかったということもあり、こういう怒りの陳情ということ
になったと受け取っています。
 鎌倉市内の交通渋滞は長年の課題でありました。また、地形的に狭いということもあり、
市民が車渋滞の時には気軽に出られず困るということや観光に配慮して公共交通の強化や
歩いて快適に観光できる街にするにはということなどの理由で実験が行われたわけで
今回は実施にあたってのPRが不足していたと感じます。
 さらに抜本的には観光都市鎌倉の再生を促す施策をきちんとしていくことが重要と
思います。
 現在の経済不況や個人の公的経済負担の重圧がすぐに解消できる状態にないと感じてい
ます。だからといっていつまでも我慢ということはできるわけでないことも承知しています。
夏の由比ヶ浜の砂像造りも経済環境の悪化が原因で取りやめました。心寂しいものが今でも
あります。何とかしなくてはとも思っています。幸いというか再来年にはNHKで北条の
一大ドラマが一年間放映されるとの情報も得ており、再来年には観光客の来鎌は拡大すると
予想しています。観光課や商工課、商工会議所などが今まで以上に緊密に連携を取り合う必要を
感じます。私は1/30の議員で微力ですが、観光商工にも配慮したまちづくりは当然のことで
むしろ鎌倉のまちの活性化に向けて重要なポジションの一つと理解しているつもりです。
 今後はより力を入れてまちづくりに精進する覚悟ですが、今回の交通実験は中・長期の視点
から進める方が結局鎌倉のまちづくりにメリットになるのではないかと考えています。


また、陳情23号「名越クリーンセンターへの焼却炉一元化の決定を白紙に戻し、早急に
ごみ問題について全市民参画による行政・議会一体で話し合う組織の発足についての陳情」
については観光厚生常任委員会では5対2で多数で採択されました。
 本件は結論が本会議で出る予定で決定的なことはまだ出ていませんが、たぶん多数で
採択という方向になるのではと予想されます。

 私は昨年の12月10日に行われた観光厚生常任委員会での「ダイオキシン類削減対策のための
恒久対策について」の報告に対する委員会としての了承と各議員の発言などから注文はある
ものの基本的に了承と受け取っていたので、この結論については少々驚きました。
行政の名越一本化の不手際を指摘し是正させるとしても昨年の観光厚生常任委員会で
一本化を了承し、行政が施策を進めていたもので「白紙」という陳情には納得いくものでは
ありません。

 確かに観光厚生常任委員会での番外での松中議員がいったダイオキシン対策をやる前
にやることがある、それは焼却炉の耐用年数が過ぎているのにこの先も使っていくという
ことは問題であるという意見については私も正論であると思います。
 しかし正論でも財政的に考えるとそれ一つで鎌倉市財政は爆発します。極端なことで
誤解を受けるといけませんがそのほかの福祉やまちづくりなどすべてが吹っ飛ぶのでは
と考えます。しかも平成14年12月1日から法定に従ってダイオキシン対策は5ナノ以下、
厚生省指導で1ナノ以下の炉にしない焼却炉は止めるという事態を招きます。
次善、参善の策でここは鎌倉市が対策をやりきるしかないと考えます。
 また、ダイオキシン対策については一つのクリーンセンターで超概算で25億円から30億円
もの費用を要します。従って2つのクリーンセンターを改修するとすれば約50から60億円もの
費用を要します。またダイオキシンの究極の対策はごみを燃やさないということですから
ごみの減量化資源化ははずせません。従ってごみの半減化への取り組みを平成17年から
平成14年へ前倒しした政策変更が行われました。
 このこと事態、緊急課題で市民への負担も大きくなり、大きな問題ですが、これも市民の
みなさんのご理解を得るよう汗をかく必要があり、心苦しいことですがやりきらなければ
ならないと考えます。

 私はクリーンセンターの改修工事とお金のことを考えると両方の改修工事というのは
かなり苦しいと考えます。また最新技術による新クリーンセンターをということを考えると
まとまったお金が莫大にいるという結果になります。さらに分別の進行とその齟齬という
ことにもなりかねないのかなととも考えますし、広域化との関連も出てきます。
 今のままでは今泉と名越の綱引きになると直感していますが、
 次善の策でここは平成14年11月末までにダイオキシン対策を優先させるしかないのでは
と考えます。
 そういう意味で「心すっきりではない」のですが、私は今泉、名越の両方のダイオキシン対策
の施行はお金がかかりすぎると先にも述べましたが、ここは一本化ではないかと考えます。
 また一本化のコインの裏はごみの半減化でこの施策がまだまだ不十分ですので
ここにも力を入れていくべきです。
 現在、鎌倉市には旧鎌倉市内の名越にクリーンセンターが一つ、また新鎌倉と呼ばれる
大船地域の今泉にクリーンセンターが一つ、そして新鎌倉地域の大船西地域に一般廃棄物
最終処分場と植木剪定材の堆肥化する施設があります。
 地域的施設的なものを総合勘案して行政が名越の一本化を打ち出したものと考えます。
ただ市民のみなさんへの説明についていろいろと不手際があったので陳情が出されたと
私は考えます。そういう意味で名越クリーンセンター周辺のみなさんのご理解は特に
得なくてはならないと考えます。もちろん今泉のみなさんにも行政が進める政策について
のご理解を得られるようしなくてはならないと考えます。
 話し合いと相互理解、協力の姿勢がなければ、施策は進まないと考えます。
でもこの施策は是が非でも進めなければ生ゴミは外へという不名誉な施策となりかね
ません。ごみは少なくとも自分の自治体で処理することは市民と行政の責任と考えます。
 私は今でもごみの全量資源化を外で処理するということに心から納得しているわけではなく
次善の策で資源化するからある意味仕方ないと考えています。ただ、全量資源化するという
行為については一つの英断として高く評価していますが、広域化が叫ばれる今日でも
基本は自区内処理と思います。広域化が市町村合併で一つの街になるのであれば、
気持ちもすっきりしますが、それはまだまだ煮詰めなければならない問題が山積で
これは別の問題だと考えます。
 自分が出した臭いものはどこかへもっていけでは通りません。でもそこで我慢しな
ければいけない市民のことを考えればそれこそ受認の限度が切れるようなことをしては
ならないと考えます。
 従って十分な話し合いと意見要望などには真摯な受け答え、対策が必要と考えます。
<HR WIDTH=85% ALIGN=LEFT>
12月5日(日)1999 No.332  晴 
<FONT SIZE=5
COLOR=RED>   
★地方議会制度の充実強化に関する決議★</FONT>

 全国市議会議長会は去る11月16日、東京・日本都市センターホールで第67回評議会を開催し、
分権型社会構築に向けて地方議会活性化のために次のような決議を行いました。

     地方議会制度の充実強化に関する決議

 分権型社会においては、地方公共団体による自己決定・自己責任の原則が強く求められる
こととなり、住民の代表機関・意思決定機関である地方議会の役割、議員一人ひとりの責務
はより一層重要になると認識している。
 去る7月成立した「地方分権一括法」においては、地方議会の活性化、機能強化のため、
議案提出要件の緩和等の改正が行われたが、分権時代において、地方議会がその役割を十分
に果たしていくためには、制度面においてさらなる改善、充実強化を図る必要がある。
 よって、下記事項を実現されるよう強く要望する。

            記

1、地方議会における常任委員会の設置数に関する制限を撤廃すること。また、一議員
 一常任委員会への所属制限を撤廃し、複数委員会への所属を可能とすること。

2、地方自治法第九十六条第一項に規定する議決事件については、社会経済情勢の変化に
 応じ、また、地方分権の推進に伴う長の権限の増大に対応して、その議決対象範囲を拡大
 すること。

3、議会の議決を要する契約、財産の取得・処分に関する政令基準を緩和するとともに、議会
 が関与できる出資法人の範囲を拡大すること。

4、臨時会の招集要件を緩和するとともに、一定期間内に長が招集しない場合における議長の
 招集権を認めること。また、長による専決処分については、その要件を明確にすること。

5、地方議会議員の政策立案・調査研究に資するため、政務調査交付金の支出について法的
 根拠を設けること。

                                            以上決議する。
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12月3日(金)1999 No.331  晴 
<FONT SIZE=5
COLOR=RED>   
★一般質問終了、次は各常任委員会★</FONT>

 月曜日は文教常任委員会、火曜日は所轄の観光厚生常任委員会、水曜日は建設常任委員会、
木曜日は総務常任委員会の予定です。
 鎌倉名物なのか、怨念闘争なのか議会が始まるといろいろ陳情が出ます。
 
 決算委員会は13日から16日までで、正式に決算委員になりました。
委員長は伊東正博委員、副委員長は小田嶋敏浩委員です。
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12月2日(木)1999 No.330  曇 
<FONT SIZE=5
COLOR=RED>   
★やっと終わりました一般質問★</FONT>

 今日は一番バッターとして10時から14時30分くらいまで一般質問しました。
 大船駅西口の交通混雑解消については日々利用しているという関係もあって熱が
入りました。午前中は少子高齢化と大船駅西口について、午後からは大船駅東口、大東橋、
鎌倉芸術館周辺、南部地区のまちづくり、そして鎌倉女子大の大船進出について質問しました。
 駅前整備になかなかよい返事がもらえず、西口利用者のみなさんの願いをすぐには
満たすことができず、自分の力量に少々嫌気がさしました。
 心機一転、決算委員会もありますが来年の予算委員会で頑張りたいと考えています。
 財政のことも考えてギブミーチョコレートでない質問をしたのですが…
 政治が決定する、行政は動くという図式が固定して良いのか、ちょっと違うと考えます。
 お互い人間ですから相談しながら動くということがベストと考えているのですが。
私が間違っているのかなあ、いややっぱり合議制で動くべきだと思っています。
お互い、人間です。共に夢と希望を語り合って時には苦労をなめあってと思います。
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12月1日(水)1999 No.329  
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COLOR=RED>   
★今日10時から12月の本会議★</FONT>

 今は1時ですが、まだ原稿ができていません。大船駅周辺っていうのはまちづくり協議会
がいくつもあってしかも問題が山積みしているところだからやりがいがあります。
 ただ質問が多岐に渡り広角度になって分散的になりやすいところが注意注意なのですが
あれもこれも重要だということになってちょっと苦しいところです。
 1年ほど追いかけてやっていますが、早くきちんとしたいと心が痛みます。
イライラも結構ありますが、今日は5時ころまでやって2時間くらい寝たいなあと
思っているところです。寝れるかどうか分かりませんが?????
 1999年最後の年ですので気合を入れて原稿を書き上げます。
 明日といっても今日ですが出番がきそうな予感がします。
 今日の本会議が終わったら寝ます。
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11月30日(火)1999 No.328 晴 
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COLOR=RED>   
★大船駅西口の質問は大体こんな所 ★</FONT>

 質問ではただ読み上げるか、二の矢、三の矢がいくか、それは答弁次第です。
この質問、議場で少し変化することもありますが、大体変わりません。
まだまだ続く作業です。これが本当のガラス張り。後はテクニック。
 一項目追加し若干の手直しをしました。
12月定例会  一般質問

「大船駅周辺のまちづくり」について

1.はじめに
 昨年の12月議会、今年の6月議会、今度で通算3回目の「大船駅周辺のまちづくり」
についての質問です。
 さて、今まで大船駅そのものの増強や鉄道輸送力の強化、大船駅西口や東口、
そして通称北口付近の大東橋周辺のまちづくり、芸術館周辺まちづくり、南部地区の
まちづくりなどについてお伺いしてきました。こうしたことについては順次その後の
経過報告をお願いしたいと思っております。
早速ですが、大船駅周辺のまちづくりについて市の理事者の意気込みのリトマス
試験紙的な意味を持つ理事者の行動について最初にお伺いしたいと考えます。6月議会の
一般質問でもお伺いしましたが、そのときは4月の機構改革以来6月であるから
「いろいろあって行っていない」というご答弁でありました。職員の士気高揚のために
是非行って激励をというお願いをしておきましたが、大船にある「市街地整備事務所」に
市長や助役が6月議会が終わったのち何回ほど行かれて大船のまちづくりについて
どのような懇談をなされたのか冒頭お聞きしたいと思います。

2.また、6月議会では大船駅周辺整備推進担当の事業予算などお聞きしまして、
120万円という答弁でしたので2000年にはどういう仕事をどれくらいの規模で
しようとしているのか現局の答弁を聞かせ下さい。何故そんなことを聞くかといえば
大船は鎌倉の玄関口といわれて久しいのですがあまり事業がはかばかしくないという
印象を持つからです。横浜側のサティとその前の開発が日程に上っていて、
下永谷大船線、笠間の交差点に行く道ですね、そこと線路に挟まったところの開発が
6月の時にもいったのですが、10階建てのビルが完成しますよね。で噂によると
大映のモノレールがお辞儀しているので横浜側はサティも含めて3ヘクタールの
再開発にかなり意欲的だと聞いていますが、そうすると北口も今はJRや横浜も
含めてあけないよといっていますが、将来どうなるか、むしろ北口が開けられるという
見方が本格始動するかもしれないと考えます。そうすると買い物客など含めて
人の導線というのか、流れが変わってきてしまうという危機感があります。
また、芸術館周辺のまちづくりでは鎌倉女子大の進出を踏まえて、大学を抱える街として、
たとえば早稲田大学周辺の商店の人たちがエコシティを商売とリンクさせて作ろう
としていますが、そういうところとのまちづくり提携や実際どうしたら大学がある街
としてふさわしいかなど調査もしなければならない、また南部のまちづくりは
大船西地域にとっても密接な関係を持ったところですから重要です。そういう意味で
かなり重要なポジション、仕事ですので6月議会ではあまりにも低いびっくり型の
予算でしたのでお聞かせ下さい。

この問題については後で項目もたててお聞きする予定ですのでここでは聞き置く
ということで今までとは違った項目順序の編成で質問を行って参ります。
最初に
第1.大船駅西口の整備についてお聞きします。
1.大船西地域は鎌倉市の発展に多大な貢献をしているが、それに見合った駅前整備の
力添えが弱い
大船駅の一日の乗降客の数は鎌倉の総人口より多く約18万人、モノレールの利用者
を含めると21万人、鎌倉駅の乗降客は1日約8万人、これは平成10年版の「鎌倉の統計」
から割り出したものですが、大船駅の乗降客の数は鎌倉駅の2倍以上です。大船駅を
利用する鎌倉市側の乗降客は周辺の街の発展などから考えますと3倍にいきますよ。
これからは。また西口の利用者は大ざっぱに見積もって5万人です。
ところが西口はみての通り貧弱な駅前整備です。今までは柏尾川のせいにして
すまされるところがありましたが、大船西地域、行政用語で玉縄地域といいますが
この地域は鎌倉で最後の下水道事業がなされているだけでなく、一般廃棄物処分地
として、また老健施設や特養老人ホームや障害者施設、中高層マンションなどを受け入れ、
鎌倉市のために努力して参りました。鎌倉市人口が1988年から一貫して下降していたのが
1999年、いわゆる世紀末のどん詰まりですが今年800人ほど増加しそうです。この主たる
要因は大船西地域の受け入れでなったものだと考えています。
以上西口利用者の数が多いこと、藤沢市柄沢の住宅整備や玉縄地域の人口増加策など
考えれば大いに鎌倉市のために貢献しているのですから、西口整備のためには大きな
力添えがあってもしかるべきだと考えますが、理事者はどのようにお考えですか。

2.大船駅西口前整備は当面の緊急課題、新たな提案と市の提案はいかに
 西口利用者の増加は間違いなく今後も増え続けることが予想されますが、地元から
柏尾川の上部利用など人車分離案が出ていたり、行政の方も横浜方7割の交通広場、
阿久和鎌倉線の拡幅、これは柏尾川を2メートル底ぼりする事業との関係で今後の
整備事業をどう考えているのか、聞くところによると横浜側は西口整備にはかなり
消極的になっていて北口というかサティのところの開発に意欲的だということです。
そうすると現在の交通渋滞は深刻の上にも深刻ですぐにも何らかの方策を考えねば
ならない状態ですが、中期的にも交通広場が立ちいかないとなると阿久和鎌倉線の
拡幅に絡む換地ビルは着々と進めるとしてもでは中期的な交通渋滞解消策が宙に
浮くことになってしまいます。
 いまは現実的に交通が増えている現状から新たな提案として柏尾川の上を雨が
塗れないようにペディストリアンデッキを作って大船観音の前にある神奈中のバス
をUターンさせる場所としてバスの乗降ができるようにできるのか、また、たとえば
柏尾川を横切って広場を作りそこでバスやマイカーの発着基地ができないのかなど
多面的な解決策を具体的に提示する時期だと思います。短期の前の緊急的措置、そして
中期の図面、長期の図面など出すべきで、いつまで待ってもできない図面の前で
考え込んでも西口整備の交通広場はできません。次善、三善の策を考えるべきです。
さらに昨年の12月議会では交通渋滞緩和策として「実施可能な方策は検討してまいりたい」
という答弁をいただきさらに今年の6月議会で「何か方策がないか今後とも検討して
いきたい」と部長答弁をいただいています。その後検討した内容とこれでいけそうという
案のご呈示をお願いしたいと思います。私が阿久和鎌倉線、大和橋と新富岡橋のところの
歩道を削って少し駐車できるようにしたらということもいいましたが、今は時々そこに
タクシーが止まっていまして、大和橋のところへ順次タクシーがいったりしていますが、
タクシーは公共交通ですので大目に見なければならない面もありましょうが市民は
鋭い目をもっていて私たちが迷惑しているという訴えも先日の大船西地域整備促進
協議会との懇談の時にも頂戴いたしました。そういう意味で、よろしくご答弁のほど
お願いします。
 
3.マイカー規制とミニバスの緊急配備を
 人口が減少していてもマイカーは増えている現状から人口が増加すればマイカーが
増えるのは当然です。玉縄地域は人口増加地域、背後の藤沢市の柄沢も住宅急増地区、
当然車両の増加という事態が起きます。マイカー規制の強化はもちろんのことその
コインの裏には公共交通の強化がなくてはなりません。交通難所地域にミニバスを
という計画で市はやっていると考えますが玉縄地域はそういう意味では特殊でして、
緊急的にやろうという考えはありませんか。
 
4.放置自転車やバイクの緊急取り締まりを
 マイカーの規制と並んでの公共交通の強化といってもすぐにはできていない現状から
市民は自衛手段として自転車、バイクを利用しています。しかし自転車やバイクの放置は
目に余るものがあり西口周辺、東口周辺、せっかくきれいに作った谷戸前線など見事に
無法の自転車置き場に変わっていますが、その緊急取り締まりを要望したいと思います。
事前に広報で知らせ、2ヶ月くらい緊急的に取り締まりをお願いしたいと考えますが
いかがでしょうか。
 
5.駐輪場の早期建設を
 さらに取り締まりだけやればいいというものではなく地球温暖化や排気ガス規制など
考えますと自転車やバイクは車よりましということで環境保全に貢献しているという
意味から緊急に自転車やバイクを保管できる場所を確保するべきだと思いますが、
市の都市計画上既に確保した土地など利用できませんか。
 また、駐輪場の建設は急務です。今までとは違った視点、つまり環境保全優先の
立場から駐輪場を建設すべきだと考えます。いかがですか。
 
6.柏尾川の整備状況と県の方針、市の方針と年次計画
 先ほども少しお聞きしましたが柏尾川の整備状況と県の意向並びに市の整備方針
 と年次計画をここでお示しいただければと考えますがいかがですか。

7.換地ビルと地権者の意向
また、交通広場建設というよりも阿久和鎌倉線と柏尾川との関連で換地ビル構想が
進んでいると考えますが、地元地権者と何回学習会を持ち、そして地権者の意向が
どのようなものであり、いつ頃をめどに換地ビルを造ろうとしているのか教えて
いただければと思います。よろしくお願いします。

8.交通広場をめぐる状況と方針転換の有無
さらに中期的目標である交通広場の件ですが、いつ頃をめどに作るのか、その後の
経過も踏まえて教えてほしいと考えます。私の考えでは前段でももうしましたように
かなりの困難が横たわっているなと考えます。その一つの要因は大映の経営の問題、
それを受けて横浜市側が姿勢を後退させていること。反面東側というかサティの所の
地区の開発に意欲的なこと等であります。
従って横浜市と共同で作るなら作るでいつをめどに作るのか、作れないなら鎌倉市
単独事業になると思われるが、それを時間的にいつ頃までに決断するのか。藤沢や
横浜の利用者もかなりの数にあがりますので、そのことについても各市に財政的な
お願いもしなければとも考えますが、いかがですか。

9.関谷地区の交番設置についてのその後の取り組み
 関谷地区に交番をということでお願いして1年あまりになるのですが、
その後の経過及び方針をお示しいただければと思います。

10.県立高校の統廃合とその跡地利用 大船技術高校の例 たとえばグランド使用

 先に神奈川県は県立高等学校の統廃合を打ち出しました。鎌倉市内で該当するのは
大船技術高校だと新聞報道されていましたが、この跡地の活用を鎌倉市で考えられ
ているのかお聞きしたい。現在JR大船工場の近くに暫定的グランド使用が認められ
ていますが、これもまちづくりの中で将来使えなくなる要素が大きいと感じます。
そこで私は若い家庭や中堅層の定住化を図るという意味から、また鎌倉市に適当な
土地が乏しくグランドの要望も強いということから是非グランドにと思いますが
原局に強く要望しておきます。
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11月29日(月)1999 No.327 晴 
<FONT SIZE=5
COLOR=RED>   
★一般質問の準備で体と目がバラバラ★</FONT>

 昨日は一般質問の準備で夕食はとっていません。今日は朝から手作りラーメンいっぱいで
今21時30分ですが、今から風呂に入って心機一転原稿づくりです。結構スリムになって
体にいい? 体脂肪率の低下を目指して頑張るぞ!それにしても家から一歩も出ずに病的かな。
 項目だしなどしたのですが、これからが本番です。
 今日は徹夜覚悟です。
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11月28日(日)1999 No.326 曇晴 
<FONT SIZE=5
COLOR=RED>   
★爆発した不満 JR大船西口駅前の渋滞と混雑★</FONT>
<FONT COLOR=RED>
****************************************
 イライラ プンプン どうするこの不満
****************************************</FONT>
 午前10時から12時まで玉縄公民館第1集会室で29ある自治町内会の内、14自治町内会長、及び
西地域整備促進協議会の役員さんらと懇談会を実施しました。参加議員は9名の大船玉縄議員
団の内、3名が所用で6名の参加がありました。
 はじめに「玉縄まちづくり通信」で上期の活動概要が述べられ、その後に大船駅西口及び
玉縄地域全般の問題が討論課題となりました。
 地元の感情的ともいえる要望は阿久和鎌倉線の拡幅、西口整備の進捗状況の悪さ、藤沢市柄沢
付近に大規模な住宅が建つのに大船駅西口の整備が進んでいない現状への不満、また西口にあ
る京浜急行のタクシーが大和橋の片側を占拠していることへの不満などが述べられました。
<FONT COLOR=RED>
*************************************************************
 誤解に基づく非難に耐えられません あなたの不満は私の不満
*************************************************************</FONT>
 あれこれ言い訳は聞きたくないなど議員に投げかけられる言葉も辛辣で、私も少々感情的な
対応にもなりました。私は言い訳はしているつもりは毛頭ないし全力で大船西地域の問題には
大局的見地からやってきたと考えているので辛らつな言葉に敏感に反応したというわけです。
 議員サイドでは西口の整備の必要性は重々分かるものの周辺自治体やモノレール再開への
認識度などに若干の違いがありましたが、この問題には今後も取り組んでいく姿勢が表明され
ました。
<FONT COLOR=RED>
****************************************************
 市の方針に協力しました、今度は市が協力する番です
****************************************************</FONT>
 私は12月1日になるのか12月2日に一般質問に入れるか確定的ではありませんので、今日の
懇談会は真剣そのものでした。で、やはり鎌倉市を取り巻く藤沢や横浜の動きが気になるととも
に西口、東口、駅の拡充、大東橋周辺と横浜の第1と第2地区の開発が気になります。
 さらに財政的なところも大変気になるところですが、これ以上何もしないということはでき
ないと考えます。短期・中期・長期の区分からまちづくりを提案してきたところですが、今日は
短期の前に緊急があるという言い方が出て深刻の上に深刻がつくと受け止めました。
 人口拡張政策に大船西地域は協力し、高齢者や障害者施設の偏在にもまちづくりからみれば
問題があるにしても協力してきました。そういうわけですから今まで通り大船西地域は最後で
いいかという対応は行政にも改めてもらう必要があります。また陣屋坂の下水道工事の交通
規制では年末年始でこの前も協力したがどうなっているんだと声もあがりました。来年はない
だろうなとの不信の声で「胃が痛くなりました」が下水道工事は早期にやり遂げなければなら
ない事業の一つですから来年度は日程的なものを考えて工事をしてもらわねばなりません。
<FONT COLOR=RED>
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深刻な声、身が引き締まり よい質問ができそう
*********************************************</FONT>
 いずれにしろ地元の深刻な声を聞き我が身が引き締まりました。
 後は行政に協力していただくよう大船西地域の人の声を背景に一般質問をしていきます。
大義名分はわが方にあると感じています。
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11月27日(土)1999 No.325 晴 
<FONT SIZE=5 COLOR=RED>   
★鎌倉市議会12月議会日程のお知らせ★</FONT>

 昨日、鎌倉市議会「議会運営委員会」が開かれ、次のように鎌倉市議会12月議会の日程が正式に
決定しましたのでお知らせします。

●12/1 12月議会初日、10時から本会議、一日目の一般質問。
●12/2 一般質問。今期は10名の一般質問があります。
●12/6 文教常任委員会
●12/7 観光厚生常任委員会
●12/8 建設常任委員会
●12/9 総務常任委員会

●12/13~16まで「決算特別委員会」
●12/22 14:00から本会議、本会議後に「議会全員協議会」

 以上12月議会は22日間の予定です。

  また、平成10年度の決算特別委員として市政クラブから出る予定です。
 決算委員会の開催時期が9月であれば来年の予算へ連動させる質問が
できるのですが時期的に遅いと感じます。平成10年度の決算関係についての
審査ですから何かあっても12年度への予算へ反映することができず、制度的に
見直す必要があると思います。決算委員会の時期を9月にすべきだと表明しておきます。

 なお、一般質問の質問者の順番と発言の要旨は次の通りです。

① 吉岡和江議員(日本共産党) 1.高齢者福祉の充実について-介護保険との関係で-
               2.子育て支援について
② 伊藤玲子議員(無所属)   1.行財政改革の推進について
               2.教育行政の諸問題について
③ 前野正司議員(市政クラブ) 市長の政治姿勢について
④ 私     (市政クラブ) 1.少子高齢化について
               2.大船駅周辺のまちづくりについて
⑤ 前田陽子議員(神奈川ネットワーク運動・鎌倉)
               1.高齢者福祉について
               2.給食(小学校・中学校・保育園)と中学校の弁当について
⑥ 藤田紀子議員(公明党)   子育て支援 1.中学校給食について
                     2.学校施設を遊び場として活用
                     3.ジェンダーフリーの視点での保育について
                     4.児童虐待問題について
⑦ 赤松正博議員(日本共産党) 緑の保全について
⑧ 助川邦男議員(無所属)   行財政改革について
                1.「なぜいま行財政改革」から何を目指すのか
                2.職員の削減計画について
                3.交付団体か不交付団体か
                4.財源の確保について
                5.市町村合併について
                6.中核市について
⑨ 児島晃議員(日本共産党)  名越クリンセンターへの一本化や
                ごみ問題をめぐる諸課題について
⑩ 本田達也議員(鎌倉同志会) 1.交通諸課題について
                *ミニバスについて
                *JR根岸線の延伸について
               2.文化行政につて
                *松竹大船撮影所と旧川喜多邸について
               3.行財政改革について
                *青少年育成事業について
                *労働費全般について
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11月24日(水)1999 No.324 雨 
<FONT SIZE=5 COLOR=RED>   
★消費生活相談事業に関する提言の提出★</FONT>

 今月22日の午前中に竹内市長に鎌倉市消費者保護委員会名で次のような提言を
提出しました。
 先日みなさんに報告しましたように、また神奈川新聞11/21日号一面を飾っていること
からもおわかりのように神奈川県が従来行っていた「県藤沢消費生活センター」を縮小、
廃止するという事態が今年、そして来年あたりにくるだろうと予測でき、その事態に対して
今から鎌倉市は備えておこうというものです。県のなりふり構わぬ縮小計画は実際どうかと
思うのですが「やめて、やめて」で止まりそうもありませんので神奈川県の消費者行政の質的
充実というよりも役割分担を明確にするとともに廃止に伴う市町村負担等に対する支援も
併せて要望したものです。また、口頭でも竹内市長に特段の尽力を要請しました。

 概略ご報告いたします。なお全文をごらんなりたいという方はご一報下さい。


                          平成11年11月22目
鎌倉市長 竹内 謙 様
                    鎌倉市消費者保護委員会
                       委員長 岡田和則
 
 「消費生活相談事業に関する提言」の提出について
 
 鎌倉市消費者保護委員会では、「消費生活相談事業」について協議を行ってきま
したが、その協議の結果が「消費生活相談事業に関する提言」として別添のとおり
まとまりましたので、提出いたします。
 今後、この提言の内容をふまえ、消費生活行政を推進していただくようお願い
いたします。

提言の概要

1 相談目を月曜目から金曜目までの毎日開設とすること

2 相談員を常時2名配置し、緊急時の対応のためにも複数名を確保すること

3 社会状況の変化に対応した相談を行うために、相談員の交流の場を設け、
 資質の向上を図るための研修を受けられるようにすること

4 相談事案の分析を行い、再発防止のための啓発を積極的に行うこと

5 情報システムを活用し、全国の相談情報を収集・分析することにより被害
 未然防止に役立てること
                             以 上
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11月23日(火)1999 No.323 晴 
<FONT SIZE=5 COLOR=RED>   
★鎌倉市の人口は玉縄などへ転入増が続く 
        1988年以降の人口減はSTOPできそう★</FONT>
<FONT SIZE=3 COLOR=RED>
********************************
 JR大船駅西口の整備は緊急課題
********************************</FONT>
 昨年まで鎌倉市の人口は減少傾向にありましたが、マンションなどが新鎌倉地域の
玉縄地域などに建設されたことなどによって昨年比約800人の増加傾向にあります。
 しかし玉縄地域の社会資本整備は鎌倉一遅れていて、しかも多くのサラリーマンが
毎日使うJR大船駅西口の整備は極端に遅れていて懸案の事項になっています。
 柏尾川の川底を神奈川県が2mほど掘って洪水が出ないように苦心していますが、その後
都市公害といわれる洪水は出ていません。でも油断は禁物です。このような中、西口の整備
は地元の人からも待たれていますが、未だ有効な手が打たれてなく、本当に困っています。
さらに通勤ラッシュの時は行き来する人がぶっつかりあい、年寄りの一人歩きは危険ですら
あります。
<FONT SIZE=3 COLOR=RED>
**************************************
 人の増加に追いつかない都市基盤整備
**************************************</FONT>
 老健施設や特養老人ホームが関谷や城廻に固まってできる予定ですが、このような施設は
鎌倉市内に計画的に作ることが肝要です。また、税収面から考えるとマンション建設を
大船地域や玉縄地域が受け入れることは良いのですが反面の都市基盤整備がおろそかでは
なにおかいわんやということになります。
 駅前はしっかりした基盤整備が必要です。
<FONT SIZE=3 COLOR=RED>
**********************************
 美観を考えて駅前駐輪場の建設を
**********************************</FONT>
 さらに大船東口や西口周辺にはバイクや自転車の放置が目に余ります。美観の点から
考えるとしっかりした取り締まりが必要です。しかしさらに考えると自転車やバイクは
マイカーを少なくして地球温暖化や排気ガスの規制の点からいうとすばらしいとも
いえます。従って規制と同時に自転車やバイクの駐輪場の整備が必要になってきています。
駐輪場に置くのに2年から3年かかるといわれては困惑の極みです。
 今までとは違った意味で駐輪場の建設は積極的に行っていかなければならない課題だ
といえます。
<FONT SIZE=3 COLOR=RED>
********************************
 大船の活性化は鎌倉の死活問題
********************************</FONT>
 また、大船駅東口の大船停車場谷戸前線は鎌倉女子大学が松竹売却に伴って入ってくる予定で
まちの活性化からいっても道路の名前があまりにも現実にマッチしていないので「市民公募」などし
てもっとイメージ的にもアップする必要があります。
 松竹労組は雇用面から売却反対のようで、そのこと自体は労使の関係ですから、うんぬんすべき
立場ではありませんが、今後の大船の発展を考えるとシネマワールド跡地の有効活用は大船の街に
とって必要不可欠といえます。
 労使の話し合いがうまく解決してくれればと願わずにいられません。
<HR WIDTH=85% ALIGN=LEFT>
11月19日(金)1999 No.322 晴 
<FONT SIZE=5 COLOR=RED>   
★昨日は鎌倉市青少年問題協議会
 本日は議会報編集委員会と生活環境整備審議会★</FONT>

 青少年の薬物乱用は鎌倉市内ではないが小田急沿線などでは外国人を通して行われている
実態が報告されました。やせる薬と称したりして薬物の青少年への広がりがみられるとのことで
ありました。連絡はポケベルから携帯電話へ変わってきているとのことでした。

 青少年問題協議会委員は34名で学校、警察、福祉、教育、自治町内連合会、議員などのメンバーです。

 議会報編集委員会では12月1日に配布される議会報の編集委員会を行いました。
9月議会が3度、33日間延長され定例会が自然閉会されましたが、一般質問の内容や
審議内容など報告の予定です。

 鎌倉南部青少年会館及び第2中学校区ケアセンター建設工事は二階堂の杉本観音の近くに建設され
完成は平成12年12月の予定です。契約工事金額は3億5千7百万円です。
 福祉の拠点が徐々にできあがりつつあります。

 生活環境整備審議会では市長から①焼却残渣の処分について②可燃ごみの減量についての
2題が諮問審議するよう提出されました。
 生活環境整備審議会には保健衛生部会と下水道部会があり、以上2題については保健衛生部会
が集中審議を行い全体会へあげるようにすることとし、①焼却残渣の処分についての議論が始まり
ましたが、午後4時から代表者会議があるとのことでしたので途中で質疑など議論をうち切り、次回へ
回しました。
 主として観光厚生常任委員会が今まで真剣に取り組んできたところから、溶融固化施設の見学など
10月か11月にと探してみましたが日程的に調整ができなかったもので来年に生活環境整備審議会で
行く予定です。

 なお、鎌倉市青少年問題協議会と鎌倉市生活環境整備審議会で各々税引き後の報酬として13775円
いただきました。報告します。
<HR WIDTH=85% ALIGN=LEFT>
11月18日(木)1999 No.321 曇 
<FONT SIZE=5 COLOR=RED>   
★大阪・岐阜へ視察でした★</FONT>

 一昨日から昨日にかけて大阪は羽曳野市と岐阜県大垣市に小学校の余裕教室を利用した
ディサービスについて及び大垣市では介護保険と24時間対応巡回型ホームヘルプサービス
についての現状など鎌倉市観光厚生常任委員会として視察に行ってきました。

 羽曳野市は人口12万程度で面積も26.44k㎡で鎌倉市は人口16万7000程度で面積39.53k㎡
で鎌倉市を一回り小さくした感じの街でした。宮内庁直轄の古墳群がある街、源氏三代、
源頼朝のお父さんの義家らの墓がある街で源氏発祥の地といわれています。
 ぶどうとイチジクの名産地として田畑も35%ほどあります。市役所近くに15代天皇の応神
陵古墳があり仁徳陵に次いで面積は2位という。また、大阪まで電車で20分のところです。
人口は漸増傾向にあります。
 ところで、調査研究費は議員一人あたり月11万円で鎌倉の0と比較してびっくりするもの
がありました。
 さて、小学校の余裕教室を利用したD型ディサービスセンターは3階建て2階部分で総工費
7500万円ほどで2クラス分でした。その後に1階と3階部分を世代間交流室、高齢者生きがいサロン
とし平成11年9月に開設されました。
 私たちが視察したときには利用者はまばらでした。浴槽については現在故障中で
大型のもので機械を利用して浴槽へという形のもので大垣市が車椅子のまま浴槽に入れ、
一方が自動的に上下開閉できる簡易のものと違っていたのが残念でした。浴槽一つとっても
入念な比較とチェックが必要だと感じました。
 埴生小学校は最高時36クラス1123人の児童在籍がありましたが平成9年次で19クラス483人で
児童数は最高時の43%となっています。校舎建設は昭和45年建設で施設開設は平成9年5月でした。
ディサービスの登録は当初30名でしたが今は5名の登録となっています。当初民間社会福祉法人に
委託していましたが介護保険のことを考えて現在運営は社会福祉協議会に委託しているとの
ことでした。
 見学して分かったことですが小学校それ自体は大きく余裕教室がかなりあり、建物もあちらと
こちらというほどに結合しているものの離れてあり、もう一工夫がほしいと感じました。
 見学の主たるものより鎌倉との歴史的結びつきに興味が走り、考えてみれば京都や奈良の都から
東国を制圧していった歴史が頭をよぎりました。
 翌朝、大垣市へ24時間ホームヘルプ事業の視察ということでしたが時間的余裕がなく、座学という
ことになりました。介護保険の進捗状況やホームヘルプ事業について担当原局から説明を受け
一括質疑に入りました。
 介護保険の根幹に係わる部分の見直しが進みつつあり、今までの住民説明で苦労があったことが
報告され、今度の見直しで手痛い目にあったことが報告されるとともに介護保険については
横だし、上乗せは原則的にしないことが特徴的でした。理由は上乗せ横だしすると介護保険料が
高くなり抵抗があること、高齢者保健福祉計画など従来の福祉施策は原則的に生かしていくことから
不足部分についてはそちらの利用をしてもらうようにすることが明らかになりました。
 また鎌倉市と違ってシルバー人材センターがホームヘルプ事業をやっていることもわかりました。
 さらに大垣市は競輪事業をやっていて平成9年21億円、平成10年19億円の収益があり、緑事業とい
うよりも一級河川が揖斐川をはじめ14本も通っていて「水都」にふさわしいまちづくりを行って
いるようでした。
 平成11年4月現在152662人で市の面積は79.75K㎡で鎌倉市の約2倍の広さです。高齢化率は
15.82%と比較的低いまちでした。
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11月15日(月)1999 No.320 曇のち雨 
<FONT SIZE=5 COLOR=RED>   
★第17回 鎌倉市終末処理場放流水
     影響調査対策協議会 会議報告★</FONT>

 今日、鎌倉市役所402号室で午後2時から鎌倉市終末処理場放流水影響調査対策協議会が
開かれました。協議会委員は8名で委員長は互選で慣例に従い建設常任委員長、赤松委員と
決定しました。
副委員長は互選で慣例に従い観光厚生常任委員長の私と決定しました。
 七里ヶ浜水質浄化センターから旧鎌倉地域、腰越地域の下水処理水が日量3万トン、行合川を
通して海へ放流されるので「放流先海水水質検査」「魚介草類影響調査」結果報告を受けました。
 放流水の検査は年4回8検査項目、海水検査は年4回3地点6検査項目でおおむね良好という
ことでした。また魚介草類影響調査については海中の調査状況を水中ビデオで撮したものを
ビデオでみるという形を取りました。七里ヶ浜沖10地点の調査でした。
 今年の特徴として「わかめ」が最近にない多さでとれたということでした。
 また、海水浴場の塩素滅菌は平成6年まで一定範囲でやっていたが平成7年から中止していると
いうことでした。また、今年はサザエが深いところへ移動しているという話もありました。
 さらに過去6年大きく異なったことがないことも報告されました。
 また、視察は来年1月下旬に静岡県吉田町にしたい旨、事務局から意向が示されました。
さらに財政難の折から視察も隔年にしたいと検討していることが事務局から示されました。
 来年1月の視察については了承され、視察の隔年化については検討を進めるというものでした。

 委員謝礼として所得税差引額13775円いただきました。報告します。
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11月15日(月)1999 No.319 曇のち雨 
<FONT SIZE=5 COLOR=RED>   
★鎌倉市の第3次交通実験の画像は
                       バックナンバー4へ★</FONT>

 今日、市のある職員の方から「メモ電速報を開くのに重い」という注意を受けました。たぶん
ファイルが重いから開くのに時間がかかるだろうとは予想していたのですが、ちゃんと注意
を受けました。そこで残念なのですが画像ははずさずに「バックナンバー4」へ移動しました。
「メモ電速報」をお読みいただくという要望を重視しました。ご了解下さい。
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11月15日(月)1999 No.318 曇のち雨 
<FONT SIZE=5 COLOR=RED>   
★鎌倉市、金ぴかの家 台所は火の車 
                        頭が痛い競輪事業★</FONT>

 湘南毎日新聞だと思いましたが記憶が定かでないので確かなことは
いえませんが、その新聞の「片瀬波」というところに次の記事が掲載されていました。
 先日も鎌倉市の観光厚生常任委員会で平塚競輪を視察してきたところでしたので
関心がいやが上にも高まっていたところですから目がとまりました。

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 最終的には2000万円程度の持ち出しになりそう、という。平塚で10月の中旬、藤沢市が
単独開催した競輪の帳じり。初日は珍しく5億円余りの売り上げがあった。だが3日間を通し
た総売上高は12億円余りで、終わってみれば竜頭蛇尾の結果だった▼競輪は日本自転車振興会
が元締め。競馬のG1レース並みのS級の超一流選手をそろえた記念レースでは、一日で100億円も
売れる。初日に5億円も売れたのは南関東の振興会が「S級の上クラスの選手を配分してくれた」
ため▼バブル崩壊後急激に収益が悪くなったが、藤沢市が始めて48年の間に120億円強の巨大な
金を稼いだものの、昨年の川崎での4市共催は初めて900万円余の赤字に転落した。市単独開催
でも赤字だと、早晩もうけをはき出すことになるのだろう▼開催権返上が持ち上がっている。
平塚の連絡協の仕組みではやめるにやめられない。競輪従事者の生活権や補償問題と、悪妻が
きばをむいた形だ。
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 鎌倉市の競輪事業も同じで今まで118億円いただいていたが、今は6月議会で1150万円
税金を吐き出す形になっていて頭が痛い。株で素人は頭と尻尾は食べるな
と昔友人に聞いたことがあるが、事業もプロでない限りこの鉄則は生きている
ように思う。私は賭け事はからきし駄目なのでそばに寄らないようにしている
が、市が突っ込んでいる片足をどうするか思案にくれている。
 残るも地獄、去るも地獄のこの世界。決断すべき時期ですが、どこの市も同じようだと
抜けるに抜けれないという事態がそこに来ている感じで大英断が必要な気がします。
 不況や減税政策で自治体の財布はどんどん小さくなる一方。国は金がないといって
赤字国債の乱発で今の苦境を乗り切ろうとしていますが、根幹の経済政策で「これだ」と
胸を張って言い切れる政治家や官僚がいないのが日本の不幸。手当たり次第で数打ちゃ当たる
方式ではついていけません。市民の財布も生活も縮小傾向で街の灯も小さくなるばかり。
 まずはできるところからきちんと自治体経営の点検をしなくちゃ。
 考えれば考えるほど頭が痛い。
 地方に行政視察。あれも良い、これも良いと夢は膨らむばかり。でも財政再建団体に
転落しても良いというわけにもいきません。鎌倉の財政力指数が1以下になって国から金を
もらう団体に成り下がってもいいかという気もしますが、ここは頑張ってという気もします。
中央政府の税配分機能の制度疲労が今ほど恨めしく思ったことはありません。
 中央の政治家のみなさん、地方の苦しみ分かっているのかな。しっかりしてよ。
もう耐えられません。
 かくなる上は市所有の土地建物の財産目録の精査や学校などの統廃合、さらに民間活力の
導入、複合化できるものは複合化していく勇気も必要です。でなければ既存の市民サービスの低下か
新たな政策需要の停止かはたまた中央政府におんぶにだっこの経営になるでしょう。
 また、福祉優先の自治体経営への転換が必要です。市の財政状況の市民への公開が急務です。
 新たな政策的需要と経常経費の見直しも緊急課題の一つで、時間をかければいいというもの
ではなく可及的速やかに実行するプログラムの策定と即実行の勇気が必要です。
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11月15日(月)1999 No.317 曇のち雨 
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★杉下議員の結婚式★</FONT>

 土曜日、湘南ホテルで藤沢の市議会議員、杉下ゆうきさんの結婚式があり、新郎と新婦は早稲田大
卒で、音楽もあむろの音楽ありスペイン舞踊は新婦が踊りと楽しいひとときでした。また、最大会派の
集まりで藤沢市議会議員の出席が目に留まりました。結構クールな杉下さんの発言が印象的でした。
 新人の井手議員が出席していたので帰りに藤沢駅近くで一杯飲みながら情報交換をしてきました。
ホームページを開いているとのことでしたので、これからはeメールで情報の即時交換をしていこう
と思っています。
 私の選挙の時に少しお手伝いいただきましたが、立派な議員として育っていってほしいと
考えます。話せる仲間が藤沢に多いと前から感じていたのですが、どういう理由からか今でも謎
になっています。
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11月13日(土)1999 No.316 晴 
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★足利市(姉妹都市)親善訪問報告★</FONT>

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 足利市(姉妹都市)親善訪問概略報告
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 11月11日~11月12日まで鎌倉市との姉妹都市、足利市へ親善訪問に行って参りました。
私はJR大船駅を8時47分に出発。12時5分足利市役所到着。意外と近い。鎌倉市とゆかりの深い
ばんな寺や日本最古の学校といわれる「足利学校」そして「足利市総合運動公園陸上競技場」
「山川ふれあいセンター」(山川保育所、山川こども館、山川コミュニティーホール)を視察。
 翌日は知的障害者が共同で働きワインを売り出している「ココファーム」を感銘深く視察。
そして地元の産業の一つであるMANACを視察。ここは横浜スカーフや大手有名製品の下請け
的なことをしている工場で見学をしました。流通機構の簡素化を訴えられ「額に汗して
働いても利幅が薄く」電話一本で財をなすやり方に不満を漏らされていたのが印象的でした。
 景気の上向きが新聞報道されているが実感としては逆と憂慮されていました。
 各種プリントはプリントごっこの大型化で40数種の工程があり現場視察は学習になりました。

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 公武合体の鎌倉武家政権、巻き返しの源氏足利政権
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 さて「ばんな寺」の開基、足利義兼は源頼朝の従弟で妻は北条政子の妹、時子で血のつながりは深い。
1196年に創建された真言宗の古刹です。義兼6世の孫は足利尊氏で1333年に北条の鎌倉幕府を倒し
1338年に室町幕府を開いた話は有名です。「ばんな」とはサンスクリット語の当て字で「大日如来」
を指しているとのことでした。経堂の内部には八角の輪蔵があり、これを時計回りに見学者一同と
回しましたが、実は鶴岡八幡宮にもあったのだが明治の廃仏毀釈の時に取り壊されたと聞きました。

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 知的障害者がベンチャービジネス、わぉー
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 さて、心に残ったことは知的障害者の人たちが自分たちの手で地元産業の一つに育て上げつつある
ココファームです。先生と障害者のみなさん、総勢140名くらいの人がいられると聞きました。
 今はドイツから応援の先生も来て指導されていました。これから徐々に有名になっていく足利の
産業の一つだと感じました。創設時は先生がとても頑張られ、そして親も当然頑張り、民間の力で
ここまで育て上げたというから「うーむ」と唸ってしまいました。頭が下がります。

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 ふれあいはすばらしい、もう一ひねりがほしい
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 さらに「山川ふれあいセンター」での保育園の説明にはこれまた考えさせられました。
足利市は鎌倉市と比較して人口は同規模ですが広さは鎌倉の約4.5倍です。
 平成9年度比較で少し古いデーターですが鎌倉は園児定員が705名、私立は470名、それと比較して
足利は2324とか2668名とかで条件が違うのですぐさま比較は困難ですが、それにしても障害児や
軽度障害児を幼稚園と違って市立は受け入れているようです。鎌倉はこれからという段取りです。
 また、財政力指数は1を切って鎌倉とは違うというところが問題なのですが、経常収支比率やその
他の統計比較もとらなければ簡単にものはいえませんが、

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 保育園児の待機児が一人もいないのはすばらしい、鎌倉も良いことは即時実施へ要望します
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 一番違うと感じたのは保育園児の入園希望者には即座に対応し待機児がいないということ
です。これは今の鎌倉市行政とは違って「ワンダフル」と感じます。ただ保育行政の流れは
民営化へという流れはあると感じたものの正規の職員でない保母さんを雇っても市民の要望
に応えようという姿勢で、これは本市の行政担当者に強く要望したいところです。現在、私は
待機児が出ないよう強く要望しているところです。

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 民営化は保護者の納得づくで 心と知恵で解決を
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 財政を考えると頭の痛いところですが、保育園の民営化についてもスクールバスを通す
とか、いろいろな方策が考えられてしかるべきです。今後は保護者のみなさんの意見も
採り入れながら行政が進められていくと信じますが、くれぐれも世代間の不公平が中堅
若者にこれ以上こないよう一層の努力をすべき時期だと感じます。新しい制度も活用
すべき時期かなとも思います。
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