1999/04/01~06/11
6月11日(金)1999 No.263 晴
●一般会計予算は審査特別委員会で可決●
昨日の審査の結果、予算原案は共産党を除く多数の賛成で可決しました。
3度目の正直というところでしょうか。15日の本会議で可決されれば確定です。
審査委員会の動向から本会議でも可決が濃厚です。
共産党から予算組み替え動議が出されましたが、少数否決でした。
市民要望の高い温水プールは今年度外されましたが、温水プールそのものが
否定されたわけではなく、むしろ賛成議員が多くなっています。ただ税収が
落ちているのでより効率的で現実的な手法で早期に建設するということですから
その準備を一日も早くするという作業はかかせません。
私も協力していきたいと思っています。
●焼却灰の溶融固化の行方●
焼却残渣の溶融固化実験と試行については、施設建設担当から高橋議員の質問に
対して説明がありました。焼却残渣を摂氏1400度で燃やして有害物質を封じ込め、
容積を下げ、溶融固化していき、実験データーを集積する。他市でも実験などして
いるが、他市と焼却灰の成分内容が違うので、溶かす前の有害成分の分析も
しなくてはならない。また、溶かした後も調査する。スラグは基準適合すれば
やっていく。委託先は関東には2社しかなく茨城県と栃木県である。
実験は500万円ほど。試行は2400万円ほどで先方が取りにくる。500トン前後を
溶融固化する。平成10年度で関谷処分場に廃棄している焼却灰は6000トン位で
1/12程度と見込まれている。
今後の調査については心の痛みを伴って追跡調査の予定です。ポイントは
焼却灰の再資源化、その有害性の除去と有効活用です。
6月10日(木)1999 No.262 曇
●平成11年度鎌倉市一般会計予算審査特別委員会●
今日の10時から鎌倉市市役所全員協議会室で予算の実質審査が始まります。 昨日は予算委員会の委員長が議長指名一任により嶋村さんに決まり、嶋村委員長 の指名一任で小田嶋副委員長が決定しました。
審査資料要求は関谷の一般廃棄物 最終処分場の有害物質調査結果や浸出水の行方の調査結果などがありました。
予算審査特別委員は 鎌倉同志会 高橋浩司 本田達也 嶋村速夫 日本共産党 小田嶋敏浩 赤松正博 市政クラブ 岡田和則 大村貞雄 公明党 藤田紀子 ネットワーク・鎌倉 前田陽子 社会民主・市民会議 和田猛美 清新会 大木佐敏 の11名の議員です。
質疑と討論は区別して行い、予算書では変化したところだけを総務に詳しく説明してもらい、質疑して応えられないところは原局も出席していただくことを決めました。
6月7日(月)1999 No.261 雨 ●午前10時から議会運営委員会● 今月の9日から6月議会が始まりますが、日程などについて各会派から選出された 議会運営委員が集まり決めます。傍聴は自由です。傍聴に行ってきます。
6月6日(日)1999 No.260 晴 ■□■今日は、久しぶりに「鎌倉のまちづくり市民懇談会」の総会に出席しました。 第28回総会で、99年度の市民懇の代表は伊藤先生に代わって田川陽子さんが代表に 選出されました。事務局は鈴木直子さんです。27年の歩みで出版物が出される予定で 楽しみです。緑問題や世界遺産条約登載のことや名越のクリーンセンターのこと また、予算否決のことなど市政についても感想を述べてきました。議員になる前 からの会員ですから大事にしていきたいと思っています。
6月5日(土)1999 No.259 曇 ●玉縄小学校でショッキングな事実があるか● 神奈川新聞の古賀記者の報道について、事実の因果関係について調査中です。 教師と子どもたちの関係はいろいろな行き違いがあっても基本的には信頼が基礎 となる堅いものであって欲しいと考えています。子どもは教師を尊敬し、教師は 子どもを尊重し、子どもが自らの中に神を見いだすよう導くことが自立的精神 を養う第一歩だと思います。家庭と学校、地域、そして情報環境が人間を育てます。 小学生の3年生といえば、まだ本当に柔らかな心の状態だと思います。これが少しず つ色づき青々と茂るのは疾風怒濤時代の青年期です。 教育の基本的メソッドはともに汗し、喜怒哀楽をともにすることだと思います。 いうことは易しいのですが行うことは至難です。 ともすれば社会の弊害に流されそうになるのですが、多様化した価値観の中で 「汝自身を知れ」が原点のような気がします。
6月5日(土)1999 No.258 曇 ●平成11年度一般会計予算は前年比8.3%の減少 ごみ焼却灰の再資源化へ実験と試行委託費つく● 平成11年度一般会計予算は527億6840万円です。来年3月付近で 関谷の一般廃棄物最終処分場6号地が満杯になることが明らかで、当面、 自区外処理をせざるを得ないところに追い込まれています。「焼却残さ」には 人体に有害な成分が含まれていますので、これをこのまま市外へ搬出処分するのは 鎌倉市民にとっても他市の市民にとっても失礼です。焼却残渣をさらに溶融化し 固化して無害化して市外への処分をお願いするというもので、その実験と試行委託 の費用として新たに2932万1000円計上されました。二回目の予算等審査特別委員会で 私と市長とのやりとりの中で危機意識をもってもらった結果だと評価できます。 このことは「ごみに関心のある市民」の一歩前進だと思います。 また、ごみを自区外処理せざるをえないということは行政の失点ですが 失点失点というだけでは解決せず、自区内処理に向けても新たな気持ちで 全力で取りかかっていただきたいと思います。 さて山崎地区屋内温水プールの今年度予算案への一般財源分は2億957万4000円 でした。地方債3億5000万円はなかったことに、国庫補助金4375万5000円は ぶっ飛びました。このうち上記の焼却残渣費用を引き、残りが財政調整基金へ 積みたてられる予定です。温水プールの削除は教育費の金額を削減することになり 教育費の対前年度比はマイナス17.0で2回目の予算の時のマイナス9.4%を 大幅に上回る結果になりました。大船地域の涙の決断でした。今年度は無理でも プール建設には賛成議員が増えたのだから建設へ向けて全力投球していきます。
6月5日(土)1999 No.257 曇 ■6月定例会で一般質問します■ 昨年の9月定例会でも質問しましたが、引き続き同じ課題を追求していく予定です。 あれこれ素材の取材をしている最中です。ご意見がありましたら電子メールを いただければ検討させていただきます。「かまくら行財政プラン」も昨日、議員へ 配布されました。次世代への責任 かまくらの挑戦 というサブタイトルのもとに 19頁の冊子です。平成11年度から平成17年度までの7年間を基本期間として設定され ています。今後は自己責任がもっと要求されてくると同時に市民・行政市民・企業 市民の連携と協力のもとにまちづくりが進められそうです。
6月3日(木)1999 No.256 ■温水プールは今年度削除、早期実現へ 予算は一転、成立が確実に■ 3度目の鎌倉市一般会計予算を通すために財政厳しい折、民間活力などを 導入など様々な検討を行い、早期にプールを建設するよう努力するが、今年度の 予算からはプールを外して予算を通すべきだという清新会発案の要望書に 署名し、予算執行に協力しました。 理由は予算を通し、早期にプール建設を実現するというもので、一歩後退、 二歩前進を図るという意味で一つの手法として署名したものです。 また、このままいけば14対14で三度否決という場合が想定されたため、 ギリギリの選択をさせていただきました。 要望は清新会、鎌倉同志会、市政クラブです。正副議長は署名 していません。一端、市長はこの案を蹴ったため、プール付き予算が 上程される雰囲気になりました。その場合はステージが一つあがると 言うことになり、プール付き予算に賛成の立場を明確にしました。 しかし、その場合も14対14で三度目の予算の否決が濃厚と見なされ、 今日の夕方に市長サイドから要望に添うという同意がありました。 私は絶句しました。 プールをめぐっての本会議での勝負は回避され、元のステージに 戻り市政運営していくことが確認されました。従って私たちの会派も 全員一致で今年度本予算の原案に賛成していく立場を確認しました。 正直言ってHPで態度表明していたものと違った結論になり、その意味で 深く深くみなさんに謝ります。今後は二度とこんなことがないように 自己反省を深め、またプール建設に頑張っていきたいと思います。 泣きたい気持ちですが、いつまでも泣いてばかりいられません。 今年度にプール建設を期待していた人には申し訳ないと思いますし、 自分自身がふがいないと感じています。今は自己嫌悪にはまってます。 以上 報告します。 ★要望書の全文を次に掲載します。 議会においては、平成11年度一般会計予算案を2度にわたって否決したところ ですが、予算案の審議に当たり焦点となったのは、今日の激しい財政状況の中で、 多大な財政負担を伴う(仮称)山崎地区屋内温水プールの建設予算であると認識 しています。 温水プールについては、長年にわたり市民要望の高い施設であり、その必要性に ついては、十分認識しているところであります。 しかし、こうした厳しい財政状況が今後好転する見込みはなく、膨大な建設費と 毎年の管理費が今後の財政を圧迫することは明らかであります。 現在、国においては、民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して公共施設や サービスの充実を促進する手法、いわゆるPFI(プライベート ファイナンス イニシアチブ)を推進することが重要と考え「民間資金などの活用による公共施設 等の整備等に関する法律」の制定が検討されています。 また、本市においても、この点は「かまくら行財政会議」において公共工事手法 の見直しとして研究されていると聞いております。 そこで、温水プールの建設に当たっては、従来の公設公営の考えにとらわれるこ となく、これら国の動向等を踏まえつつ、あらゆる可能性を検討し、最小の経費で 最大の市民サービスを提供する手法を検討すべきと考えます。 よって(仮称)山崎地区室内温水プール建設費の平成11年度予算への計上を見合 せ、これらを十分検討するプロジェクトを設置するなど、その実現に努力されるよう 要望します。 平成11年6月1日 賛同の署名者 大木佐敏、松中健治、野村修平、岡田和則、前野正司、大村貞雄、白倉重治、伊東正博、嶋村速夫、本田達也、高橋浩司、以上11名。 「要望書へのご返事」ということで6月3日に次のような「返事」が市長から 出されました。 (仮称)山崎地区屋内温水プールの建設に関する要望書をいただきました。 予算成立に向けてのご努力に感謝いたします。 要望書にありますとおり(仮称)山崎地区屋内温水プールにつきましては、 市民要望の高い施設であり、また、その建設に対する諸条件につきましても解決の 見通しがついているところであります。 その一方で、最小の経費で最大の市民サービスをめざすためにあらゆる可能性を 追求するべきであるとする要望書の趣旨も十分に理解するところであります。 要望書の中の(仮称)山崎地区屋内温水プール建設費の平成11年度予算への 計上を見合わせるという点につきましては、この要望書に賛同していない多くの 議員のみなさんのお考え、ご意見があることにも配慮していかなければなりま せんので慎重に検討しました。 その結果、要望書に賛同していない議員の方々はもとより、要望書を提出された 議員の方々もプール建設の必要性については十分に認識されていることを踏まえて、 早期にプール建設を実施することを前提として。当面、より効率的で現実的な手法を 検討することとし、平成11年度予算案へのプール建設関連予算の計上を見合わせる ことといたしました。 今後とも市政各般にわたりましてのご協力をお願いいたします。
6月3日(木)1999 No.255 ■全ては市民のために■ 3回目の予算の否決があっても市長も議会も解散はありません。コップの中の嵐は 続けようと思えば続けられます。でも6月です。今後は市民生活に影響が出ます。 市役所で働く人の志気にも影響が出ます。市民が市民の生活が考えの中心にある べきです。 否決劇が続けば言っては悪いと感じますが、オールリセットすべきです。市民の ための市長、市民のための議員、議会です。コップの中の嵐で市民に迷惑が実質的に かかるようになれば、広範囲にかかるようになれば一発リセットすべきが筋かなと思 います。私はリセットしたくありませんが、市民生活の防衛のためには決断しかあり ません。市長も議会も言い分はあると思います。でも大義は市民の鎌倉のためです。 これ以上いけないと言う法的規制はありませんが、市民生活を考えれば、意地を 張り尽くして固まっている場合ではありません。 つらい決断をすべき時期が秒読み開始という気がします。市長も議会も同罪が 市民の判断だと感じます。意地を張っている場合ではありません。痛みわけすべき 時期だと感じます。 政治は市民のためにあるという根本を忘れては駄目だと思います。理屈はいろい ろ付けられますが、市民は見抜いています。手打ちすべきだと感じます。私が 間違っていたらどうしようもないと思いますが、これが市民の一般的感情だ と思います。 5月29日(土)1999 No.254 曇 ■第9回全国リサイクルシンポ■ 昨日と今日、東京の日本青年館で開催されました。 容器包装リサイクル法の完全実施が来年から 家電リサイクル法が再来年から実施ということで 関係団体は流通過程も含めて準備を着々と進めているようです。 またペットボトルの使用率は500mlが出てうなぎ登りと聞きました。 分別も例えば煙草はフィルターと紙と葉は別々とか つまようじの袋も分けて出せとか包装紙も包装紙だったらよいが 包装しなかったらただの紙とか「頭の痛い問題が爆発」という 感じでした。さらに参加者から分別にも限度があるので すればいいという観点からではなく市民がついていける限度というものが あるのでそこの所を考えるべきだという示唆的発言もありました。 家電リサイクルについてはテレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機の4品目が 対象で年間60万トンが廃棄処分にあい、テレビは55%、エアコンは60%、 冷蔵庫は50%、洗濯機は50%のリサイクル率が課せられていて 年間2000万台の予定だということです。 鎌倉市でもシルバー人材センターがあり、以前電気製品のリサイクル が行われていたがPL法(製造物責任法)制定以後、取りやめられた と聞きます。でも世の中は今やリサイクル時代の感があります。 市が直接責任を持つのではなく事業主体が責任を持ちリサイクルに 高齢者が励むという図式を新たな形で復活させるべき時期にきているのでは ないでしょうか。私は経験や知恵や時間を生かせる高齢者が新たな気持ちで 働ける場所としてシルバーが再び活気づくことが必要だと考えています。 リサイクル、雇用、事業主体の新たな登場は求められていると感じます。 いかがお考えでしょうか、市役所のみなさん。 また、ダイオキシンをめぐる発生抑制と広域化との関連で今の自治体は 市町村合併がどんどん進むという発言もありました。さらに古紙などの回収に ついても集団回収はお金のためではく、本来の環境教育に戻るべきで 補助金はなくても良いという発言や回収業者も多角経営に乗り出すべきで 創意工夫のない回収業者は駄目で野菜でもなんでも売り歩くくらいの度量と 工夫がなければという意見、補助金は取りやめてもいいのではと言う意見も 出てきました。過激な発言でしたが考えさせる内容をもったものでした。 さらにパッカー車に3人の乗車ではなく配置転換を進めるべきだという意見も 出ていました。さらに町田市は1999年4月からプラスチックの分別回収など モデル実験を行い来年4月から全市へ拡大予定とのことですが容器包装 プラスチックと商品などのプラスチックを分別し、容器包装プラスチックは 週1回の回収で今まで容器包装プラスチック以外のものが25%位入っていて これが限度かなということも報告されていました。ちなみに容器包装プラスチック とは洗剤の空容器、お菓子などの袋、食品のボトル及びチューブ、豆腐などのパック、 ラップ、ヨーグルトのカップインスタント食品の容器や卵のパックなどです。3600所帯一万人での 実験です。どこのまちもごみ問題には知恵を絞っているようでした。 また参加者の中には藤沢や茅ケ崎の自治体職員の方もいられましたが、 鎌倉市からは参加者がなくちょっと寂しい思いでした。チョット話題になった 関東製紙原料直納商工組合のかたもいらっしゃいました。
5月25日(火)1999 No.253 曇 ■ごみの広域化とガス化溶融炉■ 昨日、13:30から笛田リサイクルセンターで「鎌倉リサイクル推進会議」主催の 講演会「ごみの広域化とガス化溶融炉」があり、参加してきました。 講師は津川 敬さん。 新日鐵の高温溶融炉、荏原の流動床式ガス化溶融炉、三井造船熱分解型高温 溶融炉などが紹介されました。高カロリーのものが必要になるのでプラスチックの 分別はいらなくなるので、来年からのプラスチック分別の流れと 逆行するがどうする、窒素や鉛、亜鉛などが気化していくがどうするのか スラグ化で問題ないというが鉛などの溶出試験はオランダは厳しいが日本は甘いなど 問題点も指摘された。またRDFについても燃焼度の問題や販売先、コスト面で問題が あるなど指摘されました。 今後も多面的に学習と自主的な市民討議が必要な課題であると感じました。 帰りに「月刊 廃棄物」を借りましたが以前鎌倉市に部長待遇でいた藤倉まなみ (環境庁水質保全局土壌農薬課課長補佐)さんが寄稿していた論があり、拝見 しましたが、写真では化粧がきつくなった感じでした。
5月22日(土)1999 No.252 曇 ■遺伝子組み替えトウモロコシの花粉が蝶を絶滅へ■ 商用化に成功した遺伝子組み替え作物の代表例とされる「Btコーン」の花粉が トウモロコシ畑周辺に生息する蝶を絶滅へ追いやる可能性のあることが、アメリカ のコーネル大学の実験で分かり、20日発売のイギリス科学誌「ネイチャー」に掲載され ました。厚生省によると「表示されていない」ため実際に輸入されているかどうか 分からないというお粗末さでした。従来の実験では人体に無害の結果が出ているが 蝶などへの影響研究はなかったという。 それにしても遺伝子組み替え作物や商品への「表示」は鎌倉市でも議会が 意見書として国へ挙げていますが、怖い話です。素早い国の対応が望まれます。 ■PFI法案、今国会で成立へ■ プライベート・ファイナンス・イニシアチブは、民間資金やノウハウを利用して 社会資本の効率的整備を行おうとするものです。公共施設の建設や運営を民間に 委託して、事業の効率化を目指そうとするもので、国や自治体は予算抑制と 社会資本整備が同時にはかれ、民間は事業領域の拡大がはかれることになります。
5月22日(土)1999 No.251 曇 ■温水プール事業が焦点に■ 1999年5月22日の「神奈川新聞」は「温水プール事業が焦点に」と次のような 報道をしました。 【鎌倉市の本年度一般会計予算案が市議会で二度否決されたが、竹内謙市長は3度 目に提案する予算案について21日夜、松尾英洋議長に「成立するかどうか自信がな い。しばらく時間をいただきたい」と伝えた。今回の予算案の焦点は、当初案に 計上された山崎地区室内温水プール事業を残すか、取り下げるかの選択。竹内市長が どんな結論を下すか、予断を許さない。 二度目の予算案が先月30日に否決されて以降、市は各会派と意見交換し、今月半ば に意見集約を終えた。野党会派の鎌倉同志会(6人)は「財政難の時に緊急性が ない」としで温水プール(二年継続、計14億5000万円)事業を削除、当面同事業費を 財政調整基金に積み立てれば賛成する意向を示した。与党、中間派も「予算成立の ためならやむなし」との意見に傾き足並みがそろいかけた。 だが、その後、与党議員が同案に難色を示しだした。プール事業に賛成の野党の 共産(5人)が福祉、緑保全、ごみ問題に厚みをつける修正案を提示。この共産案に 同調、成立を図ろうとする動きだ。さらに、中間派がプール付き予算案に賛成の 意向を示した。 その結果①鎌倉同志会のプール削除案②共産案への歩み寄り案③中間派議員の 賛成を前提に二度目に否決された予算案の再提出ーの選択が予想されている。 しかし、竹内市長は「予算成立の確実な見通しが立たない」と松尾議長に伝え、 成立の可能性が比較的高い①案選択を保留。与党、中間会派に配慮したためと みられる。「三度目の正直」になるか、「二度あることは三度ある」全国初の 異常事態を招くか、予算案をめぐり依然として混沌とした情勢だ】
5月22日(土)1999 No.250 曇 ■長田英知 埼玉県本庄市議会議員 鎌倉市の視察■ 長田氏は25歳で今年の統一地方選挙で民主党公認で初当選しました。 彼はおじさんが鎌倉市に住んでいて、その方から私に相談に乗ってくれないかと 依頼を受けた人です。 政界の表と裏の私が経験した一端を紹介しながら「売り」はこうではと親身に なって相談にのったひとで当選が決まって今回、来鎌しました。鎌倉市の制度など 真剣に学習していた東大出身の好青年です。 財政に関心があって制度改革も必要なのではと懇談しました。ネットを作りながら 今後は頑張りたいということでしたので、今後も交流を深めていく約束をしました。 若いということは混乱期には売りですが狸や狐もいますので、夢の実現にむけて 頑張るのはいいが単なる市民感覚が通用する世界でもないので落とし穴にはまら ないようにねとお願いしておきました。 また、議員が友達になるのは難しいが、そんな人がいたら是非友達になって切磋 琢磨したほうがいいねとも忠告もしました。真面目な青年で今後が楽しみデス。 市民のために真面目に汗を流す議員が一人増えうれしくなりました。
5月22日(土)1999 No.249 曇 ■記事の訂正■ 温水プールあり予算には賛成で挙手、温水プールなし予算では 反対で「退席」と書き込みましたが、反対は挙手で反対で、退席は 判断停止と解しますから、私の場合は温水プールなし予算には 反対ですので「挙手で反対します」退席はありません。訂正し、 お詫びします。 ■事前の態度表明は他の党派に利用されがちですので、次回からやめます■ ★さて、事前にこのように態度表明しておくことは ガラス張りで良いという意見もありますが、他の会派の 態度表明に利用されることがあり、今後は微妙な採決については 事前にインターネットで表明するのは避けようと考えます。 昨日は他の会派の議員(複数)に聞かれました。応えましたが もう利用されていると感じています。だから今後は事前の態度表明は 読者に失礼と思いますが、しないようにします。 ◆3度目の予算が通過しなければ市民生活の混乱が発生します◆ 一度目の予算に賛成、二度目の予算はごみの自区外処理について 注文をつけ、さらに議会対策に汗をかくよう注文付けて賛成。 今度の3度目の予算には当初プール予算が付けてあったのだから それを外すようなことがなければ賛成。外せば反対との表明をします。 予算に対して是々非々の立場で望んでいます。 なんでも賛成では行政と議会の緊張関係が薄れ、結果的に 市民生活にとっても良くないと考えるからです。予算成立に向けて行政と 議会といっても各会派、無所属議員が汗をかいている事実は以前に比べ 大きいものがあるのは事実です。あれこれ言い分が錯綜していますが ここらで予算が通らなければ本当に問題です。 ●行政と議会の緊張関係は今が最高● 現在、各会派は予算について賛成、反対、退席の票読みに入っています。 3度目の予算が流れれば行政だけの責任を問うわけにもいきません。 議会の責任も問われることは間違いありません。それは市民生活が混乱することが 目に見えて分かってくるという場面だからです。ギリギリの選択を議員も行政も 迫られているからです。プールがつくと反対の会派、予算に独自に注文付ける 会派などいますがその中の攻防は一言でいって本当にすごい。
5月20日(木)1999 No.248 曇 ■決意に至る理由■ ★温水プールを抜いた予算が通過すれば今までの温水プールを作るために 努力された行政の職員のみなさんの努力が泡になること、市が関係する 諸団体との関係が悪化し、ひいては今後のまちづくりに多大な悪影響を 残すこと、市民の期待を、とりわけ深沢や山崎の市民の期待を裏切ること さらに重要なのは大船のまちづくりに大きな悪影響を残すことになること です。今、大船は松竹が撤退し、その他にも映画館が撤退し、そのほかに 撤退が確実な所がでています。一言でいえば大船の地盤沈下です。 創造的なまちを作り上げていこうとしているのですが、このような打撃に さらに追い打ちをかけていくといわれています。 以上、温水プール建設なしの意味は大きいと考えます。鎌倉市にとっても 奥座敷の鎌倉、鎌倉の玄関口として整備しようとしている大船のこれ以上の 地盤沈下は避けるべきだし、それ以上にきちんとまちづくりをしていくべき 場所であると考えます。以上の意味から私は温水プールぬき予算が提案されれば 単に温水プールをぬいた予算とは見なすことは出来ず、大船のまちづくり ポテンシャルを高めていくべきまちづくりに大きな打撃を与えるという 認識から反対の表明として退席します。温水プール抜きは単なる温水プール 抜き予算だという認識で反対しているのではなく、鎌倉の玄関口としての 大船のまちづくりへの打撃としての認識から反対するのです。このことは 鎌倉のまちづくりにとっても大きな影響が出ると考えます。
5月20日(木)1999 No.247 曇 ■温水プールなし予算に反対、 温水プールあり予算に賛成■ 温水プール建設は私の公約です。温水プールが削除されれば、近いうちに また予算にもればいいという意見も聞きましたが、私の調査によれば近いうちは 出来ないということでした。そういうわけで2年後の改選期までは出来ないと いうことになり、公約達成できずということになります。従って市民との契約 を一つでも達成するために頑張るのは私の責務ですから「温水プール建設を 除いた本予算には反対します。厳密にいうと本会議で退席します。温水プール が含まれる予算には賛成します。厳密にいうと挙手で賛成します」 さんざん悩みましたが態度をあらかじめ表明しておきます。この意思は 3回目の予算提案に対して不変です。台に住むAさん、約束通り私は温水 プール建設に対して本予算に以上のような態度をとる決意です。いずれにしろ こうすればビラでたたかれるという心配と脅しを受けました、また、 自爆行為だとの忠告も受けましたが、私はそれが生きる道だと信じて 自分の道を歩いて行くつもりです。読者のみなさんにもご心配をおかけ しましたが態度を固めましたので報告します。「群青」の心境かな?
5月19日(水)1999 No.246 雨 ■行政と議会全体で丁々発止の通過予算編成■ 第3回目の本予算を流すことは出来ないという合意形成が 汗を流して行われつつあります。近年にない真剣さではないか と考えます。鎌倉市にとってとても良いことだと考えます。 さて、時間切れの感もあって印刷物の発行は出来ませんでしたが 私の立場は温水プール建設促進の立場であります。以上、事前に 表明しておきます。ギリギリまでやらないでどうする 温水プール促進派のみなさん。私は突っ込みます。
5月19日(水)1999 No.245 ■すべての些細な事柄 フランス映画■ 「癒しの森と光、音、風ー。すべての些細な事柄」というフランス映画が 7月2日 午後1時30分から 鎌倉市中央公民館ホールで 先着280名 無料で上映されます。1時間45分 ニコラ・フィリベール監督作品。 是非お出かけいただき、心の病について理解を深めていただければ 嬉しく思います。鎌倉にも地域作業所やグループホームなどがあり みなさんの手で育てていただいていますが、地域に開かれた 生活支援センター的なものが今後は必要になってくるだろうと 考えています。 主催は心の健康づくり講演会、映画の会実行委員会で 問い合わせは鎌倉保健福祉事務所 電話24-3900 青い麦の家 電話23-0026 広く心の健康について関心、理解を深め、精神保健福祉や 障害者の問題をともに考えるための映画の会です。
5月17日(月)1999 No.244 ■厚生省へ廃棄物対策の意見を出そう■ ★今日、電子メールで厚生省に意見・提案を出しました。 今後の廃棄物行政では焼却炉、処分場、飛灰と焼却灰でダイオキシンの 安全対策をとる必要があり、ガス化溶融炉が問題なければ、藤沢市のように 焼却灰をスラッジにして路盤材などに使用すればよい。高温処理なので焼却場 の煙突から出る有害物質の除去も考えねばならないが、 今後の対策にどうだろうかと提案しました。 ★読者のみなさんで興味がある方は、ぜひ意見・提案を よろしくお願いします。以下に概要を示しておきます。 ……………………………………………………………………………… 平成11年5月12日 今後の廃棄物対策の在り方に関する意見・提案の募集について 厚生省は、廃棄物の減量化及びリサイクルを推進するとともに、適切に廃棄物を 処理することにより、国民が安心して生活できる循環型社会の形成を目指し、 昨年10月30日、生活環境審議会に「今後の廃棄物対策の在り方について」 を諮問し、現在審議いただいているところです。 この度、生活環境審議会の審議の参考とするため、広く今後の廃棄物対策の在り方 に関する御意見や御提案、特に廃棄物の減量化及びリサイクルの取組みの具体的な 事例を募集いたします。 いただいた御意見・御提案は、5月下旬開催予定の生活環境審議会廃棄物処理部会 に議論の資料として提出し、審議会終了後公表する予定です。 なお、御意見・御提案に対して個別に回答はいたしかねますので、 その旨御了承願います。 〈意見・提案募集要領〉 1.提出方法 〔意見・提案提出用紙〕の様式に御意見・御提案をまとめて、 電子メールにより提出してください。 なお、郵送による提出も受け付けます。 (提出先) ○ 電子メールの場合 電子メールアドレス:www-admin@mhw.go.jp 厚生省水道環境部計画課あて ○郵送の場合 〒100-8045 東京都千代田区霞が関1-2-2 厚生省水道環境部計画課あて 〔意見・提案提出用紙〕 (タテ50字×ヨコ40字以内) 今後の廃棄物対策の在り方に関する意見・提案 氏名又は団体名: 住所: 電話番号: 活動の状況: 御意見・御提案: 2.募集期限 平成11年5月21日(金)17:00必着 ※ なお、いただいた御意見・御提案は、生活環境審議会廃棄物処理部会に 資料として提出された後は、住所及び電話番号を除き、すべて公開する こととしていますことを御承知おきください。 ※ 電子メールによる御送付の際には、テキスト形式により提出願います。 (照会先) 水道環境部計画課 補佐 宮本真司(内線4005) 係長 岩井一郎(内線4007)
5月16日(日)1999 No.243 雨のち曇 ■行財政改革と温水プール■ ▼温水プール否定論の根拠は財政厳しい折、①ごみ対策や福祉に回せ ②財政調整基金に回せ③学校の事業に回せなどが根拠になっているように 思います。財政的に厳しいことは減税と不況等によって昨年度の一般会計本予算と 比較して7.2%の減少となっていることからも分かります。さらに公債費比率は 昭和63年度は8.3%平成9年度は8.2%と変わっていませんが経常収支比率は63.4% から86.6%と上昇し財政硬直化の大きな一因となっています。財政力指数も1.589 から1.363へと減少傾向を示しています。経常収支は人件費や必ずいる維持費や 必要経費などからなっています。行財政改革のための委員会の検討も行われて そのうちに答申などが出てくると思いますが、例えば赤字の最たるもの、 といっても費用対効果や市民の利用に対する満足度など考えなければならないと 思いますが、鎌倉芸術館はバブル期の鎌倉版もので毎年鎌倉市が5億円くらい 突っ込んでいると聞いています。 さて、山崎の温水プール建設については今まで約1億円くらいの設計費用が出て いますし、事業環境も整っているのですから切り捨てる理由は財源くらいだと 考えます。今年度と来年度で建設予定ですが一般財源からの持ち出しは本年度は 2億1000万円程度で、来年度は2億5000万円くらいの持ち出しです。その他地方債が 8億5000万円、国県の補助金が大体1億4000万円くらいです。維持費が年間に7000万 円くらいということですが、芸術館の市負担分は毎年5億円くらいです。 これと比較するとどうなるのでしょうか。 ごみの民間委託についてもごみ半減へ向けて分別などで民間へ回収など委託しています がごみにかかる費用が目に見えて減っていかないのはどうしてでしょう。精査が必要 です。一方御成小学校建設の総費用は35億円とも50億円ともいわれ、私などは どうしてこんなに一校だけにかけたのか不思議でたまりません。ちょっと違うんじ ゃないという気分が拭えません。御成小一点豪華主義は終わったことだから あれこれいおうと思いませんが十分な反省が必要です。 メールをいただいたNAOSANは三菱電機が社員の厚生施設として温水プールを作り 地元へ開放してはいかがという意見をお持ちですが法人は現在厳しいところに 立たされそれどころではないと私は感じています。もちろん業績が上がってくれば 企業と市民と行政が提携してあれこれやる時代に入っていますから お願いもできるでしょう。 財政論からいえばさらに社会教育施設の大幅な民間活力の導入も必要です。 お金の面だけで温水プールを否定するのは無理があると考えるのは 私一人だけでしょうか。
5月16日(日)1999 No.242 ■改修焼却炉記事のお詫びと訂正 キレート混入はダイオキシン対策になりません■ ▼先に名越クリーンセンターの焼却炉の改修に伴ってダイオキシン対策として 飛灰と焼却灰を分離した後に重金属類やダイオキシンの無害化と安定化のために キレートの役割としてダイオキシンの安定化と説明しましたが、これは誤りで キレートは重金属固定材で鉛対策のために使用されるものでダイオキシンの対策には 有効ではなく無害化処理のために飛灰を溶融固化するか薬剤処理してコンクリート 固化して廃棄処分するしか手がないようです。 間違いまして失礼しました。深くお詫びいたします。スミマセンでした。それにしても 逗子ではキレートを入れてコンクリート固化してダイオキシン対策をしているという 情報はどうなのか気になるところです。
5月15日(土)1999 No.241 曇 ■温水プール是非のEメール零■ 5月11日から5月14日まで読者の温水プールについての意見は 零回答でした。 修正本予算の議会への提示は6月議会が6月9日から始まる予定ですので その前に議員へ送付するとなると5月17日くらいが事務の手続きの上から 限度で理事者の方は悩まれていると推察します。そういうわけで「岡田 りぽーと」を配布して読者の意見を聞く時間がなく苦慮しています。 今まで身近な人に聞いた範囲では鎌倉に一つくらい温水プールがあってもいいという人と 市にお金がないのならよしてもいいのではという意見で対立しています。 また3度目の予算の否決はみっともないのでやめるべきだという人が比較的多かったのが 特徴的でした。市長に対する意見も批判的な人や好意的な人がいてこれだと断定するに 足りる数ではなかったのでここでこうだと言明する判断の数には至らないと感じました。 またなぜ本予算が否決され続けているのか理由が分からないという人が多数で 議会も理事者側ももっと輪郭のはっきりした議論、優先順位を明確にした議論が 必要ではないかと感じました。
5月11日(火)1999 No.240 曇 ■第3回目の修正本予算に向けての市長懇談開始■ ●昨日、市長、助役らと市政クラブとの一回目の懇談がありました。 いよいよ各会派との懇談が始まりました。今日はざっくばらんというよりも 初回ですから幾分緊張気味の中にも他人行儀の言葉のやりとりがありました。 各会派の意見をよく聞いて予算編成すべきという意見や山崎の温水プールに ついては取り下げ反対ですとの意見や大方の動向で判断するという意見などが 出ました。今後も意見交換は続くのかなと思わせる一時でした。 ●山崎の温水プール建設の 是非についての意見をお寄せください● 山崎の温水プール問題だけで第3回目の本予算の可決と否決の動向が決まると 思っていませんが大きな問題の一つであります。 従って読者のみなさんのご意見も参考にして態度を決めていきたいと考えます。 現状は29人の市議会議員がいますが第1回と第2回の本予算は可否同数で議長裁決 で否決となったものであります。 このまま続くと直ちに市民生活に重大な影響が出るとは思いませんが、 徐々に影響が出てくることは必定です。 従って一日も早く予算を通過させることは私たちの責任ですが、第3回目の 本予算の否決可決の争点の一つになっているのが「山崎の温水プール建設」の 是非です。その他に市長の政治姿勢や福祉、ごみ問題など争点に挙がっている ようですが、今回は「山崎の温水プール建設」に限ってみなさんのご意見を お願いしたいと考えます。 ★現在時点での私は悩んでいます。 大船市民は温水プール賛成?旧鎌市民は反対? 私は温水プール建設促進の一人です。公約にも掲げています。坂の下の温水プール 建設が山崎の温水プール建設よりも先に挙がっていたのですが、土地問題などの 理由により山崎は湘南鎌倉病院の裏の敷地に作ることが先になりました。昨年は 本予算が一票差で通過していましたが山崎の温水プール建設は文教常任委員会で 継続審議となり建設が間に合わなくなって行政が取り下げていたものです。 継続審議の主な理由は工事車両の一方通行的道路がない中での工事は危険と いうものです。今回はその件についてはクリアしています。しかし減税や不況 などが重なって本予算は昨年に比較して7.3%の減収になりました。そういう中で こんな時に作らずごみ処理や福祉に回せというのが反対する議員の理由の一つ になっています。私は鎌倉市民の若者意向調査で温水プール建設がトップに挙 がっていることや山崎小学校にプールがないことや高齢者、主婦等の健康管理 の一つに良い、今年流れれば国などの補助金が今後はつくことが困難だろうと いう予測に基づいて今年作るべきだと考えているのですが、温水プールをはずせ ば予算に反対しないよという議員が出て、またプール賛成派の議員が予算を通過 させるためにはやむを得ないと考えれば温水プールナシ予算が通過することも 考えられます。そうすると私が温水プールがない予算は認められないと考えて 予算に反対すると第3回目の予算が流れることも考えられ、頭が痛くなる事態も 想定されます。以上のようになると断定はできませんが選択肢の一つに想定もで きますので読者のみなさんの意見を聞かせていただきたいと考えたのです。 みなさんのご意見をお待ちしています。インターネットでの意見が少ない場合は 公約にも掲げている問題でもありますので「岡田りぽーと」を街頭配布して みなさんのご意見を聞くという行動に出ようと考えています。
5月10日(月)1999 No.239 曇 ■□■5月15日 神奈川ごみ問題交流集会のご案内■□■ 今週の土曜日、10:00~16:30まで神奈川県民サポートセンターで 神奈川ごみ問題交流集会が行われます。 ごみ問題に関心がある方は、参加されて概要を知るのもいいのでは と感じましたので書き込みました。 第一部は 地域の市民からの報告 10:00~12:00 ・藤野町:産廃処分場から残土処分場撤回の経緯 ・ 川崎市:ごみを出さない燃やさない市民プラン ・横浜市:ごみ処理問題点 ・三浦半島:ごみ処理広域化について ・茅ケ崎市:ごみ会議の活動の中から ・ 二宮町:処分場をめぐるダイオキシン問題 ・大磯町:プラスチック分別で減ったダイオキシン ・藤沢市:新焼却場建設計画をめぐって~新技術と大型化の問題点 第二部は 13:00~16:30 パネルディスカッション 交流会 17:00から 希望者のみ、会場は変更の予定 ・資料代500円 ・県民サポートセンター(横浜駅西口) 主催は神奈川県ごみ問題交流集会実行委員会 事務局は0468-72-1431松本真知子さん方へ
5月9日(日)1999 No.238 曇 ■□■政府のダイオキシン対策推進基本指針の紹介デス■□■ ダイオキシン対策推進基本指針 ~ダイオキシン対策関係閣僚会議(平成11年3月30日)で決定~ 第1.基本的考え方 Ⅰ.ダイオキシン問題は、将来にわたって、国民の健康を守り環境を保全 するために、内閣を挙げて取組みを一層強化しなければならない課題である。 Ⅱ.今後4年以内に全国のダイオキシン類の排出総量を平成9年に比べ 約9割削減する。 Ⅲ.埼玉県所沢市を中心とする野菜及び茶については、政府が実施した ダイオキシン類の実態調査により安全性が確認されたところであるが、 健康及び環境への影響を未然に防止することを更に徹底する観点から、 関係省庁が一体となり、対策をより一層充実し、強化するとともに、 ダイオキシン類に関する正確な情報が公開されることにより、国民の 不安が解消されることが必要である。 Ⅳ.このような認識の下、今後の国の総合的かつ計画的なダイオキシン対策 の具体的な指針を策定する。国は、本指針に従い、地方公共団体、事業者 及び国民と連携して、次の施策を強力に推進する。 1 耐容1日摂取量(TDI)の見直しを始め各種基準等作り 2 ダイオキシン類の排出削減対策等の推進 3 ダイオキシン類に関する検査体制の改善 4 健康及び環境への影響の実態把握 5 調査研究及び技術開発の推進 6 廃棄物処理及びリサイクル対策の推進 7 国民への的確な情報提供と情報公開 8 国際貢献 Ⅴ.本指針及びこれに基づく対策の進捗状況について、1年以内に点検 を行うとともに、必要に応じ対策を見直す。 Ⅵ.以上の取組みを通じて得られるダイオキシン対策や廃棄物対策に関する 我が国の経験や技術を海外移転することにより、世界に貢献する。 Ⅶ.さらに、廃棄物対策に万全を期した上で、循環型社会の構築に政府一体 となって取り組む。 第2.緊急に講ずべきダイオキシン対策 1.耐容1日摂取量の見直しを始め各種基準等 (1)ダイオキシン対策の基礎となる我が国の耐容1日摂取量(TDI) については、世界保健機関(WHO)専門家会合の結論を踏まえ、環境庁 及び厚生省の共同作業の下、見直しを行い、3か月以内に結論を得る。ま た、この結論について国民に分かり易い形で情報を公開する。 (2)ダイオキシン類の人体への摂取経路、食物連鎖を通じた生物濃縮等に 関する科学的知見の一層の充実を図る。このため、平成11年度には、 発生源周辺地域等における精密暴露評価や環境中挙動に関する実測 調査等を実施するほか、各年で計画的な調査を行う。 また、ダイオキシン類の人体への取り込み量を推定するため、食品中の ダイオキシン調査を拡充するとともに、その結果をとりまとめる都度、 国民に分かり易い形で情報公開する。さらに、大気、土壌等からの暴露実 態もあわせ、人への健康影響を総合的に評価する。 (3)以上を踏まえ、環境媒体についての目標となる基準の設定を行う。 大気については、TDIの見直し後、6か月程度を目途に大気環境指針の 見直しを行うとともに、さらに科学的知見の充実を図り、環境基準の設定を 行う。水質については、科学的知見の充実を図り、環境基準又は指針の設定の 検討を行い、また、これに合わせ、底質の除去基準についても 設定を検討する。土壌についても、科学的知見の充実を踏まえ、環境基準 の設定を検討する。 2.ダイオキシン類の排出削減対策等の推進 (1)廃棄物焼却施設等の各発生源別のダイオキシン類の排出量の目録 (排出インベントリー)を本年6月までに整備する。 (2)今日の我が国におけるダイオキシン類の主たる発生源である 廃棄物焼却施設等に対する規制措置を徹底し、各年ごとに確実に ダイオキシンの発生削減を行い、その結果を毎年毎年公表するとともに、 平成14年規制を達成する。 (3)その他の未規制の発生源についても、排出に関する最新の知見や 排出実態調査の結果等を踏まえ、排出削減対策を推進する。 (4)廃棄物の処理及び清掃に関する法律及び大気汚染防止法に基づく 監視措置の徹底等により、不法な廃棄物焼却の取り締まりを一層強化する。 (5)廃棄物焼却施設の集中地域等における新規立地の際の判断基準を 明確化する。 (6)排水中に含まれるダイオキシン類についても、排出実態調査の結果や 最新の科学的知見の集積を踏まえ、排出削減対策を推進する。 (7)地方公共団体が設置する一般廃棄物焼却施設について、財政的、 技術的支援を拡充するとともに、広域的な観点からの整備を一層推進する。 また、現在作成中の地域戦略プランの積極的活用を図る。 さらに、産業廃棄物焼却施設について、政府系金融機関の融資制度の活用等 により、設備の高度化を図り、処理に万全を期す。 (8)排出削減対策の円滑な実施のため、排出削減対策を行う者に対して、 その要した設備投資に対する金融上及び税制上の支援措置を引き続き講じる。 (9)ダイオキシン類による汚染土壌については、対策基準の策定を図る とともに、さらに、汚染経路、環境中の挙動、汚染の蓄積過程等の科学的 知見の集積を行い、原因者負担の原則を踏まえた対策の仕組みを検討する。 (10)労働者のばく露防止を図るため、労働衛生管理体制の整備並びに、 作業環境の測定、作業環境の改善、適切な保護具の使用等の対策を推進する。 3.ダイオキシン類に関する検査体制の整備 (1)適切な対策の実施に不可欠なダイオキシン類の検査体制の整備を図る。 このため、ダイオキシン類の検査の信頼性を確保するため、国際的動向を 踏まえ、排ガス及び排水中の標準的な測定・分析方法について、 本年9月までに前倒しでJIS規格を制定し、それ以外の分野についても 標準的な測定・検査法を示し、その普及に努める。また、標準として参照 できる環境標準試料の供給を行う。さらに、外部機関や海外施設に検査を 委託する場合の信頼性確保の在り方について早急に検討を行い、 平成12年度中に結論を得る。 (2)地方公共団体の検査機関におけるダイオキシン類の測定分析体制の 整備については、平成11年度予算で更に推進する。また、精度管理事業の 充実強化を図りつつ、ダイオキシン類分析の的確な精度管理を実現するための 指針を作成すること等により、ダイオキシン類の測定・分析が可能な 公的検査機関及び民間検査機関を育成・拡充する。 (3)分析技術の向上を図るため、地方公共団体の公的検査機関の技術者に 対する研修を平成11年度より計画的に行う。 4.健康及び環境への影響の実態把握 (1)環境、生物、人体、労働環境、廃棄物焼却施設、産業分野等各方面に おけるダイオキシン類について、関係省庁の連携の下で毎年度計画的かつ 継続的に実態を把握するとともに、統一的な単位を使用することや単位の意味 を説明すること等により、国民に分かり易い形で公表する。 ①環境庁は、大気、降下ばいじん、土壌、水質、底質、生物など環境媒体や 発生源について実態を把握する。 ②厚生省は、廃棄物焼却施設からの排出量、食品、血液及び母乳などの 人の暴露状況の健康影響について実態を把握する。 ③農林水産省は、農作物、魚介類等の実態を把握する。 ④労働省は、労働者の健康状況及び労働環境の実態を把握する。 ⑤通商産業省は、産業分野における発生の実態を把握する。 (2)廃棄物焼却施設の周辺等の地域についても、関係省庁は協力して 分担し、実態を把握する。 (3)地方公共団体が行う実態調査についても、財政的、技術的支援を行う。 5.調査研究及び技術開発の推進 (1)関係省庁は、協力してダイオキシン対策に必要な技術開発・調査研究を 推進し、また、その成果の導入、 普及を促進するために、1年以内に関係省庁が連携をとった総合的計画を 策定する。 (2)中でも、平成11年度においては、特に廃棄物の適正な焼却技術、 土壌汚染浄化技術、ダイオキシン無害化・分解技術、精度管理、簡易測定分析 などに関する技術開発及び毒性評価、環境中挙動、人への暴露評価、生物への 影響などに関する調査研究に重点的に取り組む。 6.廃棄物処理及びリサイクル対策の推進 (1)現在、主として民間事業者に委ねられている産業廃棄物処理施設の 整備について、排出事業者責任の原則を堅持しながら、国又は地方公共団体 も処理施設の整備や運営に関与するなど、安全で適正な処理施設の整備を 円滑に推進することとし、そのため新たな制度を速やかに構築する。 その際、PFI手法なども活用する。 (2)主要な発生源である廃棄物焼却施設からのダイオキシン類の排出を 削減するため、既に措置された廃棄物対策を着実に推進するとともに、 国民がより一層安心できる今後の廃棄物処理の在り方について検討に着 手する。さらに、廃棄物の減量化の目標量を半年以内に設定する等政府全体と して一体的、計画的な廃棄物対策を推進する。 (3)また、使い捨て製品の製造・販売や過剰包装の自粛、製品の長寿命化等 を図るなど製品の開発・製造段階、流通段階での配慮の促進、国民の生活様式 の見直し等により、廃棄物の発生抑制に努めるとともに、使用済製品の再使用 (リユース)や廃棄物の再生利用、再生資源の回収利用やリサイクルを推進す る。こうした取組みの一つとして、容器包装リサイクル法に基づく施策等を 推進する。 (4)また、建築解体廃棄物の適正な分別・リサイクルを推進するため、 次期通常国会を目途に必要な法制度化について検討する。さらに、 「建設リサイクル推進計画‘97」を強力に進めるとともに、 リサイクル率80%の目標値を早期に達成する。特に、公共工事における リサイクルの徹底、建築物解体に伴う廃棄物の分別・リサイクル等を推進 する。また、建築活動におけるリサイクル技術等の開発・活用等を推進する。 (5)産業廃棄物管理票(マニフェスト)制度により排出事業者自らが 産業廃棄物処理の流れを確実に把握するなど、排出事業者責任に基づく 産業廃棄物の適正処理を徹底する。 (6)官庁施設から発生する廃棄物について、その抑制と適正処理を徹底する。 (7)幼児から高齢者までの各々の年齢層に対して、廃棄物リサイクル問題 を始めとする幅広い環境教育・環境学習を充実強化する。 (8)学校においては、原則としてごみ焼却炉を廃止したため、今後は適切な ごみ処理やごみの減量化等を推進することが重要であり、これに資するための 参考資料を作成し、今月中に全国の学校等に配布する。 7.国民への的確な情報提供と情報公開 (1)健康や環境への影響の実態、技術開発・研究調査の成果、諸外国の動向 等について、様々な数値が持つ意味を含め、正確な情報を迅速かつ分かり易い 形で公開する。 (2)国民に対して、ダイオキシン問題についての理解と協力を得るため、 関係省庁共通のパンフレットや廃棄物問題の現状や課題を総合的に明らかに した廃棄物白書の作成、講演会の開催等統一的かつ計画的な広報活動を 充実する。 (3)また、各省庁においても、国民生活センター、各地の消費生活センター における情報提供や、機関紙、インターネット、マスメディア等を通じた、 ダイオキシン類に関する正確な情報の提供に努める。その際、食品、母乳等の ダイオキシン汚染に対する不安を払拭するよう努める。 (4)さらに、あらゆる機会を捉え、国民が自らの価値観やライフスタイルの あり方そのものを見直し、廃棄物の発生の少ない生活様式へ転換することを 促す。 8.国際貢献 (1)国際協力分野において、開発途上国からの要請に基づき、我が国の ダイオキシン対策や廃棄物対策の経験や技術を海外に移転することにより、 国際社会において、我が国にふさわしい役割を果たす。 (2)ダイオキシン類を含む残留性有機汚染物質について、国際的に取り組む ための条約作成政府間交渉が、国際連合環境計画(UNEP)の下で進められ ており、我が国としてもこの作成交渉に積極的に貢献していく。
5月8日(土)1999 No.237 晴 ■□■第9回リサイクルシンポジウムの概要について■□■ 日時 1999年5月28日・29日 28日は受付開始9:45 29日は9:15 会場 日本青年館 3F国際ホールなど 主催 日本リサイクルネットワーク会議 協賛・協力 あき缶処理対策協会ほか多数 参加費 個人は3000円 申し込み03-3580-8284 日本リサイクルネットワーク会議 平成12年度から「容器包装リサイクル法」の完全実施、平成13年から 家電リサイクル法の実施など自治体は資源化システムの再編を迫られています。 内容の概要 28日は セッション1「次世代の資源化システムは見えてきたか 容器包装リサイクル法の平成12年対応をめぐって」 報告 欧州のリサイクル動向 セッション2「循環型地域づくり事例報告」 29日は ワークショップ「循環型社会への市民戦略を考える 地域の経験を循環社会づくりへ どうつなげるか」
5月7日(金)1999 No.236 晴 ■□■こどもの日はズーラシアへ■□■ 5月5日は子どもの日、長男の遊雲とその友達、夫婦で久しぶりに横浜市旭区の よこはま動物園へ出かけました。4月24日にオープンしたといいます。 目当てのオカピ(きりんとシマウマのかけあわせ)を見ましたが、顔がきりんで その他の部分はシマウマと茶系の馬の格好でした。自然にできたと聞きましたが こんなこともあるんだと感心しました。久しぶりに童心に帰りました。
5月2日(日)1999 No.235 曇 ■□■政府のダイオキシンの安全基準見直し■□■ 政府のダイオキシン対策の基礎となるダイオキシンの耐容一日摂取量の見直し作 業が大詰めを迎えているという。 我が国は1996年に当時のWHOの数値に合わせて10pg(500×200×10mに目薬 1ccの濃度、重さに直すと1pgは1兆分の1g)ピコグラムと定めましたが昨年5月 にWHOは発癌物質でもあり生殖に影響するとして1~4ピコグラムに下げ、これを 受けて政府も検討を開始してきたところです。 「WHOより高い数字では世論の納得が得られない」「3ピコグラム以下に決めると 大半の日本人が基準オーバーになり、パニックになる」ともいわれています。民主党 や公明党は世界有数の汚染国日本では緩い基準では駄目で1ピコグラムを要求してい ますが、4ピコグラムが落としどころとしては最有力になっているといいます。 数値決定の理由説明できるようにしたいといいますが、苦しいと思います。 ダイオキシン対策が後手後手にまわっている日本の現状は本当に恥ずかしい。 いのちと健康が、こんなことでいいのか大変疑問です。 平成10年度版の「かまくら環境白書」が今年の3月に環境自治体課で発行されま した。大変よくまとめられたと感心しています。ただ15頁のダイオキシンの定義で は他の自治体と同様に「ポリ塩化ジベンゾパラジオキシンとポリ塩化ジベンゾ フラン」の2つの勢力だけを総称してダイオキシンとしていますが、WHOは コプラナーPCBも含めてダイオキシンとしています。コプラナーPCBが ダイオキシン類に入るのも時間の問題ですが、環境自治体課としてはそこの所の 説明も必要だったと感じています。耳が痛いでしょうが自治体から情報発信して いく姿勢が弱いと思います。ただ法律や通達だけで動くのではなく積極的に ことの重要性に鑑み環境自治体課の姿勢を見せる必要があるのではないでしょう か。残念です。庁内で音頭取りをしてガンガンやってもらいたいと感じています。 お金がお金がという意見もあります。国や県にお願いして、屈辱的かもしれませ んがやはりとってくる活動も必要です。悪いことではなく良いことをするのです から胸を張って頑張って欲しいと思います。ガンバッテネ。
5月2日(日)1999 No.235 曇 ■□■焼却灰の再利用を事業化へ すごい■□■ ■■3月26日付の神奈川新聞や4月30日付の朝日新聞報道でも紹介 されていますが、焼却灰を1300度以上で溶融固化してできるスラグ を道路の路盤材として再利用するという実験的試みが隣の藤沢市で 事業化されるという。藤沢市の焼却灰は年間約2万1千トンでその1/3の 7000トンを溶融処理して3200トンのスラグを作るという。スラグ化の費用は 1トン当たり4万5000円ほどで埋め立て処分より1万5000円ほど割高という。 スラグ化できる割合は焼却灰の9割程度で最終処分場の寿命を最大10倍 延ばすことが出きるといいます。藤沢は1995年から実験を始めその成功 の結果、1999年度から事業化に着手しました。 ▼▼実験してきた藤沢市の姿勢は買いですが、鎌倉市でもこれでいけるか どうか慎重な検討が必要です。いずれにしろ鎌倉市の焼却残さ量は1997年度 では7616トン位ですから藤沢市が事業化するほどの量です。単純計算は控える べきだと感じますが考え方的に計算するとスラグ化の費用は3億4000万円ほど です。スラグ化前の費用が2億3000万円位とすれば1億1000万円ほど割高に なる予定ですが、この算定根拠など不明な点がありますので調査が必要です。 超超概算でのことです。スラグ化した路盤材の事業化では路盤材の厚さが 30cmで道路幅が6mなら650mで使い切れるといいます。本当に問題がないのなら 夢のようです。
5月1日(土)1999 No.234 曇 鎌倉市議会平成11年度修正本予算否決の顛末 昨日、臨時議会の最終日でした。 ★「平成11年度鎌倉市一般会計暫定予算に 関する専決処分の承認について」は総員の挙手で賛成可決しました。 この予算は4月1日から6月30日までの骨格予算で、政策的経費を除いた 予算で市民生活にぎりぎり必要な予算です。この予算については「予算等 審査特別委員会」でも審議した議員の全員が賛成していたものです。 ★「平成11年度鎌倉市一般会計予算」は14対14で可否同数となり、松尾 議長の裁決で2度目の否決となりました。賛成、反対者は前回同様でした。 市民のみなさんが分かるように書きこみをして欲しいというメールを いただきましたのでそのときの賛成、反対議員の名前を書き込みます。 ただし「予算等審査特別委員会」の結果は原案否決でしたので委員長報告に 賛成の方が原案否決ということになります。順不同敬称略デス。 ★次の方が委員長報告に賛成、つまり原案否決の方です。 ●白倉重治、高橋浩司、本田達也、嶋村速夫、伊藤正博(鎌倉同志会) ●赤松正博、吉岡和江、小田嶋敏浩、児島晃、清水辰男(日本共産党鎌倉市議会議員団) ●前野正司(市政クラブ) ●大木佐敏、野村修平(清新会) ●松中健治(無所属) ★次の方が委員長報告に反対、つまり原案可決の方です。 ●大村貞雄、岡田和則、古屋嘉廣(市政クラブ) ●野島吉郎、藤田紀子、福岡健二(公明党鎌倉市議会議員団) ●山下玲子、仙田みどり、前田陽子(神奈川ネットワーク運動・鎌倉) ●酒井捷允、渋谷広美、和田猛美(社会民主・市民会議) ●伊藤玲子、助川邦夫(無所属) 1.率直に言って迷い悩みました。市長に鎌倉同志会などの会派と 会費制の朝食会など行って率直な意見交換すべきだと進言しました。 後手後手の議会への対応に苛立ちもしました。 2.いろんな人と話し合いを続けてもらいたいとお願いしましたが 市長の協力は十分とは言えませんでしたが、努力の形跡は見られました。 3.「市民とともに」「早期の情報提供」が必要です。 ★私は予算等審査特別委員会が原案反対ですから、特別委員会の委員長報告に 反対、原案賛成で採決致しました。最後まで悩み最終的に本会議の中で決断しまし た。予算等審査特別委員会で退席、本会議で原案に賛成という態度は少し わかりにくいと思いますので次に説明します。 ★特別委員会では公式的には会派の意見が統一できず、従って採決に望むに当た って会派の代表の役目を果たすことができず退席しました(判断留保)。本会議 で自分の意見で採決に望むという形を取り原案賛成に挙手しました。 公式的には以上の説明ですが、内心は本当に悩みました。 心配して電話をかけてくる人。お願いに来る人。脅し的に来る人。 まくし立てる人。逆に引っかけに来る人。様々でした。勉強になりました。 ★今後は火中の栗は拾いません。随分やけどしました。でもあまり理不尽なことを あれこれいわれると私も天の邪鬼だから反対方向に転じることもあります。本当 の心の近くをしゃべると結構人は利用するんですね。困ったもんだ。こういう 議員こそ「どうしようもない議員」だと思います。本名を挙げたいのですが、 ここではあえて挙げません。
4月29日(木)1999 No.233 曇 鎌倉市議会予算等審査特別委員会の詳報 ★「平成11年度鎌倉市一般会計暫定予算に 関する専決処分の承認について」は総員の挙手で賛成可決しました。これは 4月1日から6月30日までの市民生活の基本に係わる骨格予算です。 従って市民生活に重大な支障が及ばないようにするための措置で、 私も賛成しました。 ★鎌倉市議会予算等審査特別委員会は4月26日(月)~4月27日(火)まで行われ ました。結論からいうと平成11年度鎌倉市一般会計予算は5対3で否決でした。 「平成11年度鎌倉市一般会計予算」に対する 賛成議員は、山下玲子(ネット)渋谷広美(社民・市民会議) 野島吉郎(公明党)の三氏です。 反対議員は、嶋村速夫・高橋浩司・本田達也(鎌倉同志会)、 赤松正博、小田嶋敏浩(日本共産党)の五氏です。 退席議員は、岡田和則(市政クラブ)野村修平(清新会)の二氏です。 委員長は可否同数の時に採決に加わり裁決します。 ▼平成11年度一般会計予算の審査は26日の月曜日に総務の説明から始まり、 議員のみなさんが質疑しました。14項目の意見が出ました。 私は先の観光厚生常任委員会の時に原局とゴミの自区内処理につい て質疑しましたので、ここでは軽くふれる程度で終わりました。 翌日の27日の火曜日はまとめと理事者質疑で理事者質疑は14項目でした。 私は「ゴミの自区内処理について」を竹内市長に次のような質疑をしました。 ★私の竹内市長への質疑の大まかな内容と論点 「情報公開、情報提供のあり方とゴミの自区内処理について」というもので ダイオキシンに対する世界の取り組みの強化、政府や厚生省、環境庁など 取り組みの強化、例えば、ダイオキシンの体重一㎏につき一日10ピコグラムが 耐容一日摂取量として厚生省の基準ですが、WHOもこれを1から4ピコグラム に強化しました。このことを受けて名越のクリーンセンターも平成14年11月 31日まで法的には5ng以下に強化されなければならないし、市も努力して1ng 以下に強化しようとしていることは評価できますが、これにはWHOが強化 した基準が基準になってできたものではないし、さらなる努力が必要です。 また関谷地区のゴミの最終処分場も来年の3月には埋め立ての完了予定 平成10年度事業概要【鎌倉市資源再生部40頁】で、市長は3月9日の議会で ゴミの最終処分について議員の質問に応えて「2000年度までの市内開設は不可能。 市外での処分場の確保に努力する」することを明らかにしました。 3月11日に開かれた観光厚生常任委員会で最終処分地について 「ここもあそこも駄目ではお手上げ状態」と原局が応え、「市外の処分は本当 かな」と我が耳を疑った私はゴミの搬出先は玉縄地域の関谷と鎌倉市総合計画 実施計画改訂版に明記してあり「神奈川県ごみ処理広域化計画」では 横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市葉山町の4市1町の横須賀三浦ブロックでは 検討会を進めているもののすぐに対応できる状態ではなく、むしろこのブロック での話し合いはダイオキシン削減のための広域化計画で道路や車の問題、 分別の問題など多くの問題を抱えておりこれも来年に対応できる状態にない。 さらに市内のどこかといっても調査もされていないし、すぐ見つかったと しても建設まで3年から5年かかるという深山助役の答弁があり、 さらに総理府と厚生省の共同命令(平成10年6月17日から施行)や環境影響 評価法(平成9年6月制定、公布後2年以内に施行)等によって最終処分場の 強化があり、追い込まれていました。ここにいたって半信半疑の私もこういう 事態は自区内処理の原則から問題だし、ゴミの半減化計画に協力している 市民のみなさんにも申し訳ないし、さらに環境問題は市民のライフスタイルを 変える問題でもあり、市民一人一人の問題であり情報の提供の仕方に 唐突感もあり「市民とともに」という観点が希薄というのでは問題で、 私の頭もまっ白だと訴えました。市長は従来の答弁に加えて 焼却残さの資源化処分については市外へという新たな提案をし ました。 焼却残さの資源化は新たな提案で私も自区内処理が原則であるがどうしようも ないこの事態では内心「仕方ないのかな」と現実的対応も考えましたが、 しかし、ぎりぎり自区内処理を追求すべきだし、全庁的課題として取り組む べきで長く自区外処理すべきでないと考えます。自区内処理論者の私は 本当に困惑しました。大体以上のようなことを質疑しました。 市民とともに、早期の情報公開、迷惑なごみの自区外処理は問題など ほぼ3つの点に絞っての内容の質疑をしました。 自区内論者の私ですが現実的対応しかない (結局、行政に追い込まれたわけで、自分の不明が情けない)選択肢の 中では早期の処分場の発見に全力を尽くすべきだと考えます。その間、 涙をのみますが 全庁挙げて今後はきちんとごみ問題に取り組むべきです。100点満点ではなく60か ら70点が市役所の力でそれが100点でしょうが不足分は市民や事業者の理解と 協力で補うようにすべきですが、そういうお願いをするのですから早期の情報 提供が必要なのです。市民とともに、それはまずは情報提供からです。 退席の理由 新たな観点が提出され満足というものでもなかったのですが、市長の努力は 認めました。また、私たちの会派が賛成と反対に割れていて 会派の代表として採決に加われないという公式的事情もあり退席しました。
4月26日(月)1999 No.232 曇 民主推薦の杉下さん当選 ▼私の選挙の時に応援してもらった井手さんが藤沢市議当選。さらに応援した 杉下さんが当選。真野さんも当選。その他の知人の人も当選で大満足でした。 前期の統一地方選挙では3連敗でしたのでほっとしました。 ▼平成11年度一般会計予算等審査特別委員会委員は次の人たちです。 委員長 大村貞雄 副委員長 嶋村速夫 委員 渋谷広美、高橋浩司、野村修平、岡田和則、野島吉郎、本田達也、 小田嶋敏浩、山下玲子、赤松正博。以上11名(敬称略) ▼今日と明日午前10時から、議会全員協議会室で行われます。
4月24日(土)1999 No.231 雨 日本工業新聞社から原稿依頼 ■月刊「環境自治体」原稿依頼が日本工業新聞社からありました。原稿は E-mailでとはしゃれてます。7月5日発売の8月号掲載予定で「神奈川県まるごと 特集」ということですからちょっぴり参加の予定です。光と陰がありますが 光の方を提出の予定です。陰の克服は市内で頑張ります。武家政権発祥の地、 全国の価値観の転換ぐらいぶち挙げなくちゃ、いつまでも過去にしがみついては いられない。温故知新の核心はそうではありませんか。気概と進取の気質の 発揚が必要です。
4月24日(土)1999 No.230 雨 ダイオキシンの仲間 ▼コプラナーPCBはダイオキシンの一種で「生物に濃縮する率がいわゆる今ま での2種類のダイオキシン(ポリ塩化ジベンゾパラジオキシン=PCDDやポリ 塩化ジベンゾフラン=PCDF)よりも約100倍から200倍高い。水への水溶性も ダイオキシンより高いため、魚の汚染が高くなる」という。摂取量についても コプラナーPCBの方が平均で他のダイオキシンよりも1.5倍くらい高い。 毒性の強さはダイオキシンの1/10以下ですが環境中に多くあると いわれています。 ▼自民、民主、公明は 「ダイオキシン対策特別法案」の考え方をまとめました。ダイオキシンの耐容 一日摂取量はWHO(世界保健機構)がいっていた体重1㎏につき1から4pg (500×200×10mに目薬1ccの濃度、重さに直すと1pgは1兆分の1g) ピコグラムを政令で4ピコグラム以下にすることとしました。 ★体重1㎏につき耐容一日摂取量を1ピコ以下にすると、現在の日本人が摂取 している量を上回るのは確実で不安が広がるのを恐れて政治的決着をしたと 思われます。人の健康は政治的決着でokにはならないのですが決めないより 決めようとする努力の姿勢は買いですが、為政者に悪いがこんな決め方は おかしい。健康より現状の不安の押さえ込みを図ったということでしょう。 考え方、その根本の考えがおかしい。今後善処すべきだと考えます。
4月23日、1999 No.229 雨 えっ 隣の市長さんが ▼隣の市長さん、飽きずに鎌倉でたすきを掛けてビラ配り。我が耳を疑いました。 本当ですか。二期八年頑張るといってたじゃないですか。 もうどうでもよくなりました。それとも四区で衆議院選の声を聞くので お出まし?この世界、知・情・意の世界ですからなんにもいいませんが、 隣の市議会のみなさん怒りますよ。地元の昔の仲間だって怒りますよ。 もっと真面目にやってください。ただそれだけです。
4月23日、1999 No.228 雨 最近思うこと ▼地方議員は4年に一度の退職と4年に一度の選挙の洗礼がありま す。ある意味では夢も生活もかけて戦いを行います。全ての議員が 均しく行います。市民の審判が下ります。市長も同じです。市民から 選ばれて出てくるという意味では同じです。ただ役割と権限の重さ が違います。市長は行政の長として大局から行政の全軍を率いて鎌 倉というキャンバスに大きな絵を描きます。議員も夢と希望を持ってそ の絵を描くのを手伝ったり、修正を図ります。議会の中では政治的 な与野党、政策的な与野党など離合集散し、何らかの形でキャンバス に絵を描くのに関与します。 ▼今は幸か不幸かは別にして市長支持派と反対派が拮抗していま す。これは緊張があって良いという議員もいます。また政策がスムーズ に行かないこともあって駄目だという議論もあります。私は緊張が あっていいのではと感じます。そういう意味である面ゴタゴタした 側面がありますが、これはこれでその緊張の代償ということにな ります。強い指導力の発揮が今求められていますがそのためには 安定多数の形成が必要です。でも強い指導力の発揮を求めていると いう内容は「何か市民のためにすっきりしたことをやってもらい たい」という現れで安定多数がどうだこうだということでもなさ そうです。そうすると優れた識見と人格者、そして対する政治的な 反対派とうまくやっていけるすべに長けている人が求められ ます。長は大変だというわけです。 ▼行政と議会ががっぷり4つに組んで動かなかった場合はどうする のか、度胸を決めてオールリセットという手も考えられます。 いつもながら暗いのは謀略ビラや匿名ビラが出回ることで 「いやあー暗い、暗い」という側面も垣間見られ 嫌な思いもします。まあ、そういう人間が近くにいるということ です。しかしそんな事柄も踏み越えてやるのが選挙です。 だから戦争になってしまうのです。これは仕方ない。 避けられないようです。この点目には目を歯には歯をということ になってしまい、弱肉強食をやっているなあと感じます。 やわじゃ政治家やっていられないということになります。選挙をや ればその人が見えるというわけです。私は時々お互い様と感じま す。この世界「俺俺俺」みたいですよ。戦いはこうして エスカレートするのです。 4月22日, 1999 No.227 曇 「岡田はバカダ」は語る ▼今日は午前中、観光厚生常任委員会がありました。 平成11年度鎌倉市一般会計暫定予算に関する専決処分の承認についてと平成11年度鎌倉市 一般会計予算の審議をしました。 ▼私は「資源再生部関係」で関谷処分場が来年3月或いはその付近で満杯になり、それ以降 は自区内処理を原則としながらも自区外処理せざるをえない状況について行政の怠慢を指 摘するとともに市民に広く呼びかけて自区内処理を崩さないようにする方策を全力で探す よう指摘しました。一つは早期の情報公開、一つは自区内処理するよう全力を挙げること 、自区内処理できないではゴミの減量に市民的協力いただいている手前からも市民のみなさ んに顔向けできません。迷惑なゴミを「市外へ、やむをえません」では大きな問題だと考え ます。政策与党の私は打撃です。全力で自区内処理へ!!! ▼また、名越クリーンセンターの焼却場の改修工事に際しての調査委託では電気集塵機を 変えて濾過式フイルターを付け、焼却灰とEP灰を分離しそれぞれの貯留槽を設けるのに 最末端の所で分離したEP灰(高濃度のダイオキシンを含む)をキレートを入れてセメン トでコンクリート固化して処分するというものですが、この方法ではダイオキシンなど有 害成分の安定化はできますが「無害化はできない」ので薬剤処理などして無害化処理して 処分すべきだから、この点きちんとすべきだと指摘しました。竜頭蛇尾ではいけません。き ちんとすべきです。 ▼だてに議員をやっているのではありません。市民の心といのちの健康のためにやってい るのです。誰とも喧嘩したくないのでやんわりやっていましたが、今後は是非の判断をき ちんとつけさせていただきます。真面目に愚直にバカダでやっていきます。個人的利益で はなく市民的利益追求のため全力を挙げます。特殊性の中に普遍性、本質的属性が宿って います。野心や野望は結構です。
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★ .。・::・☆ <b>臨時議会初日 4月21日, 1999 No.226</b> 晴 ・:*:・
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☆、。・::・`★ ▼暫定予算や修正予算についてあらかじめ態度を決定している わけではありません。今後の推移を見守りながら態度を決定していき たいと思っています。みなさんに心配していただいて感謝しています。
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★ .。・::・☆ <b>4月臨時議会日程など Tuesday, April 20, 1999 No.225</b> 晴 ・:*:・
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☆、。・::・`★ 昨日、議会運営委員会で決定したことをお知らせします。 4月の臨時議会は4/21~4/30までの10日間の予定です。 明日10時から臨時会本会議が開かれます。動議で予算等特別委員会が26日と27日に開かれ るようになる予定です。常任委員会は22日と23日に一日2常任委員会が開かれ、22日は 観光厚生と、建設の2常任委員会、23日が総務と文教の2常任委員会です。 特別委員会は総務部出席で原局なし。暫定予算については原局説明あり。各常任委員会では 原局説明あり。 ★政治の世界はマキャベリの子どもたちが暗躍する世界、人間してますネ。
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★ .。・::・☆ <b>Monday, April 19, 1999 No.225</b> 曇 後半の統一地方選挙の始まり、そしてHPの近辺 ・:*:・
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☆、。・::・`★ ▼鎌倉周辺の選挙が慌ただしくなってきました。民主党はきちんと市民とともに 力を合わせて現状の変革に努めるよう努力すべきだと考えます。私も民主の端く れですので頑張りたいと考えています。 ▼昨日はパソコンソフトをダウンロードして調整を図っていました。 3.1windowsの時と違ってMS98になって「チュウチュウマウス」を使うこと を忘れていましたが、これと秀丸エディタを先祖帰りして取り込みました。 先祖帰りといってもリニューアルしてありますから戻れたのですが、今後は 習うより慣れろという感じで使っていきます。 ▼また、我が鎌倉市議会の先生方のチラシのぶっこみが目につきはじめました。 しばらくやってないので「いゃあー」という感じです。まだすっきり頭がまとま っていません。出せば勝ちという側面もありますが、今はまだその時期ではない という気がします。随分だなあという記事もあります。「公平・公正・透明」と いっても使う人によって違うみたい。新カント主義の認識論が正しいのかな?
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★ .。・::・☆ <b>Saturday, April 17, 1999 No.224</b> 曇 先日書き込んだ予算案に対する市政クラブの評価と見解(案)の修正デス ・:*:・
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☆、。・::・`★ 平成11年度予算案に対する会派の評価と見解(案) 市政クラブは、平成11年度予算案に対して、一般会計予算案には、賛成3人、 反対1人、他の諸議案には全員賛成いたしました。 平成11年度予算案は21世紀の架け橋の予算であり、この100年に1度の 世紀のドラマに際して市民生活の安定と将来展望にたって、次の諸点について特 に要望いたしました。 行財政改革について 恒久減税と不況によって市税収入は昨年度に引き続き落ち込み、一般会計におけ る予算案規模は、対前年度比較で7.3%の減となりました。事務事業の見なおしや OA化、公共施設の運営管理の効率化など昨年に引き続き、その徹底を要望しま した。特に事務事業の見直しは限界に来ており、今後は思いきった行財政改革の 実施を行うよう要望しました。 環境自治体の徹底について UNEP(国連環境計画)が進める国際条約締結に向けてダイオキシンゼロへのわ が国国内での対策が急がれています。本市においてもダイオキシンゼロに向けて 名越クリーンセンターの焼却炉の改修検討を進め、市民の不安を取り除くよう努 力していますが更なる徹底を強く主張しました。また、関谷の一般廃棄物処分場 の安全管理を強力に推し進め、来年度3月には処分場が焼却残渣で満杯になるこ とが予想されることから、ごみの搬出先については自区内処理を原則とし、安易 に市外にごみを搬出することを避けるためにも市民とともに情報を共有化し問題 解決に全力であたるよう強力に主張しました。 健康福祉について 高齢者保健福祉計画や来年度4月から実施される介護保険導入については市民 が安心できる諸施策の充実を主張しました。特に特別養護老人ホーム、老人保健 施設各々2箇所の設置予定の努力は評価するものですが、不足ベッド数も有り、更 なる努力を要望いたしました。また、介護保険の認定作業は今年の10月から始 まりますがトラブルも予想されるところから特に本市レベルでの苦情処理機関の 設置を要望したところです。さらに元気なお年寄りが老後を豊かに過ごせるよう に地域の老人会などの活性化を主張するとともにお年寄りや介護家庭の声なき声 を福祉の中にきちんと取り入れるよう強く要望いたしました。また、障害者の保 健医療福祉についての諸施策の充実を主張しました。 まちづくり JR大船駅の充実はもとより東口の再開発、大東橋、芸術館周辺地区、南部地 区、大船駅西口の交通混雑緩和への短期的視点からの取り組み、とても危険とい われている大船西鎌線の小袋谷跨線橋の安全対策、早期架け替えの実施を強く要 望いたしました。また、鎌倉駅梶原間、玉縄地域、二階堂地区、浄明寺ハイラン ド地区のミニバス運行の早期実現を要望いたしました。また、深沢の旧国鉄清算 事業団用地跡地の暫定利用を進め、さらに用地の積極的買収を図るよう要望いた しました。 緑地保全基金について 広町・台峯を中心とする緑地保全については市民のトラスト運動が始まってお り、市税収入の減収から財政が苦しいとはいえ、緑地保全基金創設以来のゼロ予 算では市長の政治姿勢上厳しいものがあると言わざるをえません。 財政的裏づけが苦しいとはいえ一定の積み増しは当然といえますが、しかし、 財政のバランスを考えより効果的に現実的な保全策を推進すべきと考えます。 生涯学習と文化財保護について 生涯学習センター、郷土資料館などの早期建設を要望するとともに中央公民館 分館や今井・鈴木邸、稲村ガ崎などの具体的な活用を図るよう要望しました。ま た、スポーツマスタープランの着実な実施について主張しました。また、歴史的 な石碑、古道の道端の道祖神など街角の文化財も大切に保存するよう強く要望し ました。 市政クラブ 大村貞雄 岡田和則 古屋嘉廣 前野正司
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★ .。・::・☆</span> <b>Saturday, April 17, 1999 No.224</b> 曇 <b>一般会計予算決定の仕組み</b> <span style=“color: red;">。・::・
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☆、。・::・`★ ■■昨日ある人と話していたときに予算決定の仕組みが分からないと疑問が出さ れたことに対する回答として書き込みました。 ★鎌倉市での予算等審査特別委員会は各派の構成議員の数によって割り振られ、 全員で11名で構成されます。無所属議員は残念ながら数には入れません。そのうち 委員長が一名、副委員長が一名。可否同数の場合は委員長が判断します。予算に対 する質疑が原局出席の下に委員から出され、次に意見が出されます。最後に意見に ついて理事者質疑するかどうか求められ、理事者質疑はまとめられて行われます。 そして理事者質疑のない意見と理事者質疑した後の意見が合算され、特別委員会 の委員長報告にもられるのですが、この場合、一人でも委員が反対すればその意見 は捨てられます。だからこういうことを避ける意味で大体2から3くらいの意見に正 副委員長がまとめるよう合議的に行われることもありますが、その話がまとまら なければ全ての意見がリセットされます。そして委員会で審議した予算の可否の判断 が行われ、次に本会議で委員会の可否の報告に対して賛成や反対の討論をしたい会 派や無所属議員が討論を行い、その後に挙手で可否の採決が行われます。可否同数 の場合は議長が議会の意思として判断を下します。予算の修正も一人や二人の議員 の判断ではできず委員会の総意として判断が下されなければ行われない仕組みに なっています。そういう意味で予算変更を求めようとすれば論理的に理事者に攻め 入ることになります。ここでの攻防はかなりのもので時間も長くかかります。やる 気や嫌気が交錯する場面も出てきます。そしてこの場面を通じて委員会全体の意思 まで高まれば予算の変更を理事者が考える場面がやっと出てくるという仕組みに なっていて簡単に予算の変更ができない仕組みになっています。その分、理事者サ イドの責任が重いというワケです。理事者の責任は議員の14から16くらいの重みが あるのではと考えています。なお、理事者が委員とのやりとりの中で独自に予算変 更の必要性を認識すれば予算等審査特別委員会の総意に関係なく予算の修正を行 おうとすればできます。
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★ .。・::・☆</span> <b>Friday, April 16, 1999 No.223</b> <b>最近の政治思潮の動向</b> <span style=“color: blue;">。・::・
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☆、。・::・`★ ▼日本新党、新進党、民主党、共産党、そして片方にyesかnoかの強いリーダーシ ップを求める今日的政治動向。無党派は自らの政治的期待を求めて選挙の度に移り 変わってきた。それは一面で政党の無責任性に対する批判でもあった。いずれに しろ強いリーダーシップを求めているのは間違いない。経済的にはかなりの暗さが 日本を覆っている。暗さが増せば、この先はファシストの登場を予感させます。 ▼私たちの力のなさ、強いリーダーシップと力強い主張のなさがこの結果を招いて きたと考えます。歯切れのいい主張が求められていると感じます。それだけ現状が 閉塞していると考えます。かなり危険なシグナルです。今後この打開のためには捨て身 の体制が必要です。現実は常に動いていると考えます。コップの中の嵐から変革が求 められていると考えます。
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★ .。・::・☆</span> <b>Friday, April 16, 1999 No.222</b> <b>深く思いを致す 意味</b> <span style=“color: blue;">。・::・
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☆、。・::・`★ ▼3日間沈黙しました。ごめんなさい。 先の本会議での平成11年度の一般会計予算は先日報告したとおり14対14で松尾議 長の下に3月31日に否決されました。市長は専決処分で向こう3ケ月間の暫定予算を 組みました。そして理事者サイドは今月の21日に臨時議会を開いて欲しいと各派代 表者会議にお願いしました。2日間に渡る各派代表者会議では意見がまとまらず、 市長サイドは21日に臨時議会を開くことを決意しました。議会運営委員会は19日にあ り、今後の議会の進め方について協議することになると思います。 他方、14日に市長と会見しました。話の要点は今回の出来事は大変で過を転じて 福となすために反対会派とよく話し合いをするようにお願いしました。先にも助役 のみなさんと話し合いをもったときにこの点についてはよくお願いをしたのだが その努力の姿がよく見えないのでこの点については特にお願いしたい旨伝えまし た。そしてこのことが見えなければ「深く思いをいたす」と伝えました。 ▼私は3月31日の一般会計予算案に賛成し、友人の前野議員が反対し、苦しみまし た。前野議員の反対行動の中には緑保全基金のことも理由の一つでしたが、理事 者と議会のパイプの掃除も理由の一つに挙がっていました。否決された今、単なる 数あわせでなくきちんと議会と行政が手を取り合って立派な予算を作るために話 し合いが必要だと考えています。もちろん賛成派と反対派がいるのですから一筋縄 でいくとは考えていません、あちらをたてればこちらが立たず、こちらをたてれ ばあちらが立たず、また、市民生活に当面影響がないとしても新しい政策的なも のについては徐々に支障が出てくるであろうことは予想されます。 が、ここらで しっかりした話し合いをしなければ今後もあれこれの支障が出てくることも予想 されます。そういう意味で真摯な意見の交換、行政サイドの熱意のほとばしりが必要 だと考えています。鎌倉の今後を考えるとき私は以上のことを議員の一人としての 良心として訴えたいと思います。最後は数合わせだとしても過程を大切にしてほし いと考えます。私は1/30の数ですが一人の人間としてこのことを訴えます。 ▼中傷や誹謗、足の引っ張りが出てくることは十分予想されますが、あえて火中 の栗を拾います。民間はリストラ旋風。生き残ることに必死です。立派な予算を作り上げ たいと考えます。提案は市長サイド。修正は議会サイド。調整は行政と議会の潤滑 油。市民のおもいを一人一人の議員が担いで予算に反映さすのも努めの一つです。 行政の姿勢に○×△つけるのも議員の努めの一つです。
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★ .。・::・☆</span> <b>Monday, April 12, 1999 No.221</b> 曇 <b>今日の出来事</b> <span style=“color: blue;">。・::・
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☆、。・::・`★ ▼今日、午後3時からの各派の代表者会議では理事者から 臨時議会を21日に開いてもらいたい旨の申し入れがありました。 これまでのやり方のけじめ論やなるべく早く開いて欲しいなど の議論が交わされました。また日程については団会議を開いて 調整したいなどの意見が出され、明日の1時から再び各派代表者 会議が開かれます。 ▼臨時議会では平成11年度一般会計予算や専決処分した 暫定予算並びに条例の改正が理事者サイドから提出される 予定のようです。
4/12(月)No.220 曇 ★東京都知事選 投票率57.87%以上で7pint以上アップ。 2位の鳩山氏は戦略的敗北とみます。今後も政界へとのことだから 一敗地にまみれたことを肥やしに一回り大きくなってもらいたい と思います。私たちも反省します。もっと言いたいことを言います。 この敗北は痛いと思っています。 ★鎌倉の県議選は無組織性とトップダウン、軟弱性の結果です。 投票率は前回41.85%、今回は39.69%でやはりという思いです。 反省は組織の再建と戦略の構築です。 身を切られる思いで作り直します。 屈辱の日々でした。 今後は自力をつけていくよう全力を尽くします。
4/11(日)No.219 雨 ▼都知事選では鳩山氏2位で敗北。石原氏当確。 ▼鎌倉市の県議選、現職の二人、当確。 ※今後は民主党鎌倉の再建に尽くします。
4/10(土)No.218 曇のち雨 ■□■□■’99自治体学会関東フォーラムinかながわ■□■□ ●テーマ 市民社会と21世紀の自治体 ●5月22日(土)13:00~18:00 分科会・全体会 18:00~20:00 交流会 ●5月23日(日) エクスカーション ●場所 神奈川県自治総合研究センター(本郷台駅から徒歩3分) ●参加費 フォーラム2000円/交流会3000円/エクスカーション10000円程度(宿泊料を含む) ▼申し込み 郵送またはファックス (社)川崎地方自治研究センター 〒210-0006川崎市川崎区砂子1-7-5タカシゲビル6F 電話&FAX 044-244-7610 ▼締め切り フォーラム 定員200人 定員になり次第締め切り エクスカーションは各コース15~20人くらい 定員になり次第締め切り ▼分科会 13:10~16:30 ★財政・行政改革 テーマ 財政危機とアカウンタビリティ ★教育・学び テーマ 学校の役割と学びの共同体づくり ★公務員像 テーマ 市民社会に生き残る公務員像を探る ★価値の創造 テーマ ものづくり・酒づくり・まちづくり ★まちのデザイン テーマ 「きれいなまち」から「魅力的なまち」 ▼全体会 16:45~17:50 ▼交流会 18:00~20:00 レストラン メルヘン 同一建物1F ▼エクスカーション5/23実施 申し込みは5月12日まで ★横須賀基地は近代産業遺産 ★海から見る湘南 ★初夏の相模川 ★空き缶回収をしながら横浜のまち・人・それあい
4/10(土)No.217 曇のち雨 ★★★各派代表者会議が4月12日午後3時から議会応接室で行われます。 議題は「臨時議会の取り扱いについて」デス。 ▼明日は鎌倉の史跡巡りを鎌倉法友会が主催で行いますが、天気予報では日曜日 は雨となっていたので心配です。 ★ホームページを触っていますがメモリが不足したり動作が不安定になったり、 分からないことが゙多くて困ります。
4/9(金)No.216 晴 ●55年体制の崩壊が市のレベルまで到達したと考えます。 今後の運営は今までより少し手間ひまがかかると思います。
4/8(木)No.215 晴 ▼俺が俺が私が私がの世界だと感じますが、魂のふれあいが大切になりつつある 時代です。今は面白おかしくやればいいじゃないという時代かもしれませんがそ うこの時代が長続きするとは思えません。誠心誠意物事の是非を語り合う時代に 移りつつあります。旧世代の政治的手法やオモシロおかしの政治的手法は廃れて いきます。本格派の又はマトモ派が結局現れなければあなたの生活環境は良くな りません。マトモ、真面目、熱誠が地域を国を動かしていきます。それを信じて 今まで地域活動をやってきましたし今後もその姿勢に変わりはありません。人間 死にます。悔いのない人生、悔いのない人への接し方をと思います。それは宗教 それは哲学と言われますが結局それなしにマトモな社会は築けないと思います。
4/8(木)No.214 晴 ▼昨日は鎌倉市福祉センターで鎌倉市精神障害者地域生活支援団体連合会(略称 鎌倉 市精連)の例会に出席しました。資金不足を補うためのバザー会場の手配 に四苦八苦しています。次の会場いかんでは「売り上げに大きな影響がでそう」と いうことで「頭をかかえています」。また市社会福祉協議会の力添えもありますが 「精神保健福祉ボランティア講座」の力強い継続も望まれています。更に精神障 害関係についての諸問題の中期的解決のために役員会を今後は開いていくことも 確認されました。また、市民のボランティア組織の「ゆうほ」を設置母体とした 「カモミール」(逗子市における精神障害者地域作業所)との連携や1999年度の 事業計画などが報告されました。その後は精神保健福祉士の試験に受かった皆さ んへのお祝いをかねた交流会が催され一日が終わりました。とてもハッピーな一 日でした。
4/7(水)No.213 晴のち雲時々雨 平成11年度予算案に対する会派の評価と見解(案) 市政クラブは、平成11年度予算案に対して、一般会計予算案には、賛成3人、 反対1人、他の諸議案には全員賛成いたしました。 平成11年度予算案は21世紀の架け橋の予算であり、この100年に1度の 世紀のドラマに際して市民生活の安定と将来展望にたって、次の諸点について特 に要望いたしました。 行政改革について 恒久減税と不況によって市税収入は昨年度に引き続き落ち込み対前年度比較で一 般会計ベースで7.3%の減収になりました。事務事業の見なおしやOA化、公共施 設の運営管理の効率化など昨年に引き続き、その徹底を要望しました。特に事務 事業の見直しは限界に来ており、今後は思いきった行財政改革の実施を行うよう 要望しました。 環境自治体の徹底について UNEPが進める国際条約締結に向けてダイオキシンゼロへのわが国国内での対策 が急がれています。本市においてもダイオキシンゼロに向けて名越クリーンセン ターの焼却炉の改修検討を進め、市民の不安を取り除くよう努力していますが更 なる徹底を強く主張しました。また、関谷の一般廃棄物処分場の安全管理を強力 に推し進め、来年度3月には処分場が焼却残渣で満杯になることが予想されるこ とから、ごみの搬出先については自区内処理を原則とし、安易に市外にごみを搬 出することを避けるためにも市民とともに情報を共有化し問題解決に全力であた るよう強力に主張しました。 健康福祉について 高齢者保健福祉計画や来年度4月から実施される介護保険導入については市民 が安心できる諸施策の充実を主張しました。特に特別養護老人ホーム、老人保健 施設各々2箇所の設置予定の努力は評価するものですが、不足ベッド数も有り、更 なる努力を要望いたしました。また、介護保険の認定作業は今年の10月から始 まりますがトラブルも予想されるところから特に本市レベルでの苦情処理機関の 設置を要望したところです。さらに元気なお年寄りが老後を豊かに過ごせるよう に地域の老人会などの活性化を主張するとともにお年寄りや介護家庭の声なき声 を福祉の中にきちんと取り入れるよう強く要望いたしました。また、障害者の保 健医療福祉についての諸施策の充実を主張しました。 まちづくり JR大船駅の充実はもとより東口の再開発、大東橋、芸術館周辺地区、南部地 区、大船駅西口の交通混雑緩和への短期的視点からの取り組み、とても危険とい われている大船西鎌線の小袋谷跨線橋の安全対策、早期架け替えの実施を強く要 望いたしました。また、鎌倉駅梶原間、玉縄地域、二階堂地区、浄明寺ハイラン ド地区のミニバス運行の早期実現を要望いたしました。また、深沢の旧国鉄清算 事業団用地跡地の暫定利用を進め、さらに用地の積極的買収を図るよう要望いた しました。 緑地保全基金について 広町・台峯を中心とする緑地保全については市民のトラスト運動が始まってお り、市税収入の減収から財政が苦しいとはいえ、緑地保全基金創設以来のゼロ予 算では市長の政治姿勢上厳しいものがあると言わざるをえません。 財政的裏づけが苦しいとはいえ一定の積み増しは当然といえますが、しかし、 財政のバランスを考えより効果的に現実的な保全策を推進すべきと考えます。 生涯学習と文化財保護について 生涯学習センター、郷土資料館などの早期建設を要望するとともに中央公民館 分館や今井・鈴木邸、稲村ガ崎などの具体的な活用を図るよう要望しました。ま た、スポーツマスタープランの着実な実施について主張しました。また、歴史的 な石碑、古道の道端の道祖神など街角の文化財も大切に保存するよう強く要望し ました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4/7(水)No.212 晴のち雲 ★昨日、鳩山さんの事務所に行って来ました。青島さんが街頭に立って 鳩山さんの応援をしたそうです。これが良いのか悪いのか分かりません が、良い方向に流れるといいと思っていますが… ★★★★★民主党鎌倉を再建します。 内心忸怩デス。デタラメとは今後闘います。 ▼横須賀と横浜では統一地方選挙のまっただ中、激励の挨拶に行っ て来ました。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 4/6(火)NO.211曇のち雨 ★今日は都知事選の応援に行ってくる予定です。 ■□■4/1午後7時過ぎ、向こう3ケ月の暫定予算130億円を組み市長は 専決処分しました。臨時議会が開かれ新たに予算案が提案される予定 です。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 4/5(月)No.210 曇 ▼今日、市役所の中の働きはドウナッテイルノか見学してきました。 一見普段と変わらず動いていましたが、政策的経費がかかる事業に ついては動いていませんとのことでした。 ▲当初予算案の否決の受け止め方は一様ではなく、一日も早く 予算を組むべきですねという意見やどこを直せば通してくれるのか 悩みますとの意見やどこが悪かったのかさっぱりという意見など受 け止めかたも多様でした。 ■■■人事異動がありましたから主だったところに頭を下げに廻り ました。 □■□■市の職員のみなさんには教えられることが多いです。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 4/3(土)No.209 曇 ☆☆☆~ゞゝゞ☆¨~ヾ☆ゞゞ∮☆““ゞ☆ゞ~゜☆”☆ゞ ○●この度「鎌倉市保険福祉部福祉政策課」が素敵なしおりを5種 類発行しました。A4版の観音開きで表紙の絵も市職員の方や高齢 者介護相談員の方、西鎌小の1年生、鎌倉薫風学園のみなさん、そし て元市長の小島寅雄さんが描いています。 ●「わかばのしおりー子どものふくし」 ●「はるかぜのしおりー保険・救急医療」 ●「しおさいのしおりー障害者のふくし」 ●「こもれびのしおりー国保・年金・その他のふくし」 ●「あじさいのしおりー高齢者のふくし」 ▼私は「しおさいのしおりー障害者のふくし」に目がいきました。 知的障害者、心身障害者、精神障害者の3障害者が中くらいのレベ ルで肩をならべられたらなあと感じています。知的障害者と精神障 害者は「よく混同されます」かなりのレベルの政治家でも混同して ますからよくよくしっかりしていかなければと感じます。 ▼市民の悩みの相談内容と市の窓口がよく対応していて良い出来映 えだと感心しています。欲を言えば字間にある人々の苦悩がさらに 活字になって浮かび上がってくるように今後も頑張ってと願わずに いられません。私も頑張りたいと思っています。 ★みなさんも一度市の窓口に行かれたら手にとっていただければ、 その出来映えに感心なさるのではと感じています。こういうものが ホントはステキというんでしょうね。心がこもっています。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 4/3(土)No.208 曇 ■□■3月31日の本会議で否決された予算と可決された予算、条例 ◎は総員賛成で可決、○は多数賛成で可決、●は否決 ◎議案第103号 鎌倉市農業委員会の選挙による委員の定数に関す る条例の一部を改正する条例の制定について ◎議案第104号 鎌倉市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部 を改正する条例の制定について ◎議案第105号 鎌倉市中小企業融資条例の一部を改正する条例の 制定について ●議案第92号 平成11年度鎌倉市一般会計予算 ○議案第93号 平成11年度鎌倉市下水道事業特別会計予算 ◎議案第94号 平成11年度鎌倉市都市計画事業大船駅東口市街地再 開発事業特別会計予算 ◎議案第95号 平成11年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計予算 ◎議案第96号 平成11年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計予算 ◎議案第97号 平成11年度交通災害共済事業特別会計予算 ◎議案第98号 平成11年度鎌倉市勤労者福祉共済事業特別会計予算 ◎議案第99号 平成11年度鎌倉市競輪事業特別会計予算 ◎議案第100号 平成11年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算 ★議案第92号は平成11年度鎌倉市一般会計予算は 鎌倉同志会5名、共産党5名、清新会2名、市政クラブ1名、無所属議 員1名が反対。市政クラブ3名、公明党3名、神奈川ネットワーク運動・鎌倉 3名、社民・市民会議3名、無所属議員2名が賛成。14対14の可否同 数で松尾議長が否決。よって否決となりました。 ★議案第93号は「日本共産党鎌倉市議会議員団」のみが反対。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 4/3(土)No.207 曇 ★暫定予算は最低でも2週間かかるといわれていましたが、一日足 らずでok。市民生活は特別に異常ありません。手回しが早いと感じ ました。素直に喜びたいと思います。 ▼でも、行政情報が結果的にくさかったことは否めません。 初めての経験で私も「ドキドキ」しましたが、チョット話が違いま した。手回しがいいことは誉めるべきことですが、ハラハラドキド キした私はなんだったのか。割り切れなさが残りました。「民衆一 般や将来の指導者たちのために、政治的訓練をしてくれる学校を提 供するのが地方自治」(毎日新聞夕刊「近事片々」より)行政のみ なさんも結構やりますネ。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 4/3(土)No.206 曇 ★毎日新聞情報(1999年4月3日 土曜日) ■□■検証 政府の対策基本指針■□■ ★★★削減できるか ダイオキシン★★★ ●後退した目標値 97年12月設定の目標値 2002年に91%削減 今回 85%削減 理由 予算不足で新設せず既設炉で我慢がアップ ●耐容一日摂取量TDIを5月にも引き下げる 同時に大気中のダイオキシン濃度に環境基準を設定 水質・土壌の環境基準や海底・湖底の泥は汚染が一定以上であれ ば除去処分を行う、その基準作りを明記したが魚介類のダイオキ シン濃度に関するデーターがほとんどなく厚生省や農水省は消極 的。 ★結論 今後とも監視と提言提案が必要。 □■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□ダイオキシンは使っていない極に住むアザラシなどに高濃度に □■蓄積されエスキモーなどの人々に高濃度に蓄積。地球環境汚染 ■□が進んでいます。 ★迷惑なごみは市外でいいわいいわですまされない問題です。鎌倉 は苦悩しますが市外へでは鎌倉の見識が問われます。最終処分場が 来年の3月くらいで満杯になり、ごみの広域的処理といってもすぐ できる状況になく、失礼ですが物理的に不可能というのは明らかに 以前から分かっていた問題で行政の失態といわざるをえません。 今後は市民全体へ問題の共有を投げかけ、いかに解決すべきか知恵 出し合うよう取り扱うべきです。 ★最終処分地の建設では広大な土地や施設、構造基準の強化、環境 影響評価の調査など大幅に強化され、苦しい立場に追い込まれたこ とは理解するとしても、だから他市ではあまりにも安易です。お互 いに解決に向けて知恵を出し合いましょう。トコトン、ギリギリ胃 が痛くなりますが頑張るしかありません。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 4/2(金)No.205 曇りのち雨 ▼鎌倉市職員の人事移動。関係機関にご挨拶。悲喜こもごもだと感 じます。でも有頂天になったりあまりがっかりしないでね。天はあ なたの行動を見ています。 ★新民主党の「民主党鎌倉」を県議選などが終われば再建に乗り出 します。不退転の決意でやります。我慢しすぎました。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 4/2(金)No.204 ■■平成11年度予算案重点事業ベストテン(否決案)から ①汚水管渠の建設(大船・鎌倉処理区)38億7800万円 ②山崎温水プール 6億 300万円 ③史跡の公有化 4億3100万円 ④鎌倉中央公園の整備 3億6700万円 ⑤田園踏切交通安全対策 3億 600万円 ⑥緑地の買い入れ 3億 100万円 ⑦ごみの新分別収集システムの運営 2億7500万円 ⑧ホームヘルプサービス事業の充実 2億7200万円 ⑨デイサービスの充実 2億3900万円 ⑩特別養護老人ホームの整備 1億9200万円 ▼「民主党をやめて民玉党というローカルパーテイを作ったら」と か「いや、手のひら仮面党がいい」「いや指切りげんまん党がいい」 などの議論がありますが、ためにする議論には最近は乗らないこと にしています。言葉の遊びで脳のヒラメキへの創造の話や真摯な魂 のふれあいの議論には乗りますが… ―――――――――――――――――――――――――――――― 4/2(金)No.203 晴 ★「ゆ」党は癒、遊でありG線上のアリアであり、YOUでもありま す。建設的批判の立場でもあります。ゆは湯だとの声もありますが それも一面では当たってます。毎日湯につかって日々の垢を落とす ことは必要です。垢だらけでは新陳代謝もままなりません。 ▼鎌倉市の政策課題で高いものは介護保険やダイオキシン対策を含 むごみ問題の解決、並びに緑地保全と思います。 ★だからといって汚水管渠の建設工事が鎌倉市では税金投入の最大 のものになっていますが、これが政策的に今日的課題の最大のもの とは言えません。しかし38億7800万円を投入するのは遅れに遅れて いる大船・玉縄地域の下水処理の早期完成が生活基盤整備の面では 大きいということだと思います。だって旧鎌倉は先にやって汚水の 幹線が古くなって修理しなくてはならないという事態になっている のに玉縄地域ではまだきちんと新設されていません。そういう意味 から現在の最大の課題ではないにしてもここにお金を投入するのは 「当たり前」の合意がとれているからです。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 4/1(木)No.202 晴 ★昨日、予算等審査特別委員会で一般会計予算書が5対5で可否同数 嶋村委員長が否決。本会議でも14対14で可否同数。松尾議長の下に 否決。異例の事態になりました。 ▼キーマンは市政クラブの前野議員でした。市政クラブは会派拘束 を解き本会議に望みました。団長以下私を含む3人は予算等審査特別 委員会の委員長報告が原案否決ですから委員長報告に反対との態度 をとりました。 ▼平成11年度一般会計などに対する意見として「最終処分場の自区 内処理を市民も含めて最大限の努力で実施できるようすべき」との 意見も他51件の意見も全てなくなりました。 ★予算が否決されましたが、もちろんこのままではすみません。ボ ールは行政へ投げ返されました。 ▼私は前野議員が提起した問題は大きいと考えます。真摯な態度で 今後も全力で望みたいと考えています。 ★今後は様々な波紋が出てきます。何事も鎌倉市民のためにが基本 です。波も嵐も踏み越えてやっていく覚悟です。 ★ニューウェーブの気配を感じます。
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