2002/07/01~07/31


02/8/3  (土)  No.998


鎌倉市減量化推進審議会前会長の辞任と今泉クリーンセンター改修調査

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 一昨日の神奈川新聞の報道によれば鎌倉市のごみ半減を進める鎌倉市「廃棄物減量化及び資源化推進審議会」では五月以降の実質審議は
なされず7月31日の審議会では前の会長の米村洋一(多摩大総合研究所客員主任研究員)さんが「市の方針は審議会の答申をふまえたものでなく、専門家としての職責も果たせない」
として委員を辞任しました。

 今日の神奈川新聞報道によれば今泉クリーンセンターの改修に向けた調査が始まるといいます。調査先の会社は日本環境衛生センターで
8月下旬に中間報告がまとめられ10月末までに調査を終えるとしています。調査委託費は400万円で「市の減量化・資源化施設調査計画業務委託費」から拠出されます。
調査期間は7/24~10/31。改修規模、工法、工期など調査の予定といいます。


02/8/2  (金)  No.997


配布

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 朝6時から配布開始。9時30分まで1500枚。前に印刷した分は状況が変化したので没。
朝から汗みどろ。シャワーで気分爽快。


02/8/2  (金)  No.996


今日から『岡田りぽーと』配布開始です

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

  暑い夏なんかに負けていられません。シャキンと頑張ります。人生は一度。アリンコの精神で頑張ります。


02/8/1  (木)  No.995


民主党県議候補 深田 独さんに決定

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 本日、民主党 神奈川県総支部連合会からFaxで連絡事項がありました。
鎌倉市の県議候補として深田さんが公認決定になりました。42歳の新人です。鎌倉市内で来年県議選が戦われるわけですが
公式的に4人の候補者が出ました。まだ二人の候補者が出ると予想されています。来年の春は乱戦模様になりそうです。
しっかりした人を選べば鎌倉もシャキとすると考えます。きちんとした政策を持った人が今の鎌倉には必要です。


02/8/1  (木)  No.994


「りぽーと」の一面変更

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 『岡田りぽーと』17号の一面記事は「JR大船駅西口の現整備計画は頓挫か?」という見出しでしたが「JR大船駅西口の現整備計画を断念」
という見出しに印刷の途中から切り替えました。最新の記事をとの思いからです。印刷から配布まで疲れが倍増ですが負けられません。
この暑い夏を足で稼ぎます。破壊するなら建設的破壊が必要で破壊の破壊はアナーキーな考えです。市民のみなさんの不安を和らげる気持ちがあれば
対案付きの破壊が必要です。市長を補佐する職員がごまんといるのに破壊のみの提案では問題です。直ちに見直し案を作成すべきです。
過去を振り返ればこんなことは行政にとって突然降って来たわけではないと考えます。分かっているのに先送りして出来ないから見直しでは
税金の無駄遣い、やらない仕事の自己創出でいい加減にしてくださいとしかいえません。それこそ金をかけた壮大な無駄です。


02/8/1  (木)  No.993


今後について

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 柏尾川の架橋断念。西口の総体的方向性の確立へむけて行政案の作成提示。市民の意見聴取。再構成。合意。事業決定。工事に取りかかる。
というような進行に今後なると考えます。現在の協議会は緊急対応で開かれているので元の計画がなくなったのでそれとの整合性がとれなくなったから
今後進めるのに困難が伴うと考えます。基本構想づくりをするとすれば新たに市民組織を作る必要が出てきます。現在の協議会がそのままというわけにはいかないと考えます。
なぜならば会を組織するときの目的が整備計画が頓挫することによって変わったからです。ともかくも平成16年から17年の間に3つのポイントを
含んだ地元合意の都市計画決定はどんなに急いでも出来るのか疑問です。でもやってもらわなければならないと考えます。とにかく今すべきことは構想案の作成です。

 過去五年間、いろいろ提案してきても「あれもこれもだめ」ということで現計画ができあがっていたと理解しています。それをつぶしたのですから
至急バスストップの統合と車の渋滞解消、並びに人車分離の統合案を提示すべきです。計画を破壊するからには代案を提示すべきです。
代案なしの破壊は無謀ですし現計画を破棄すべきと考えた時点から対案を考えておくのが筋だと考えます。
図面を描くのに何年もかかり、出来ないからと断念して、また計画を作り直してというのはいかにも行政の身勝手だと考えます。
これでは地元市民の一人として納得できません。


02/7/31  (水)  No.992


これでいいのか大船駅西口整備の破綻

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 今日、大船の市街地整備事務所で仰天すべき事実が判明しました。大船駅西口の駅前整備は横浜市との共同で
平成16年から17年までの間に都市計画決定して整備するとのことでしたが完全に頓挫しました。

 20年以上地元が要望してきた駅前整備構想が頓挫しました。「ああそうですか」と引き下がることは出来ません。
いくら何でもひどすぎるのひとことです。完全に血が逆流しました。じゃあ、昨年12月議会の市長答弁「平成16年から17年までに都市計画決定する」
という市長答弁は何だったのか。これでは前市長の竹内さんよりもひどいことになると思っています。対案はあるのか。ないのでこれから考えるのか。
それでは「平成16年から17年までの都市計画決定するという約束はどうするのか」いくら何でもひどいじゃありませんか。代わりの案で約束の期日までに都市計画決定できるのか大変疑問です。

西口の整備にどれだけ時間を要してどれだけ人件費がかかってきたのか」あまりの仕打ちに頭が混乱しています。このようなことがあるといくら個人的に市長が好きだといっても
地元のみなさんに申し開きが出来ません。信義則の問題です。


02/7/29  (月)  No.991


岡田りぽーと17号記事

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 一面はJR大船駅西口整備事業計画についてで平成16年~17年にかけての都市計画決定が頓挫しかけていることについて
西口の総体的方向性の確立などと計画を遅らせないでしっかりやってくださいねとの記事、二面は交通事故の増大の推移と大船地区のワーストワン
がここ数年変わらずで行政の機能不全の指摘。それから玉縄地区のミニバス走行のお知らせ等です。また特定部数の紙面には経常収支比率が鎌倉は536番目で職員組織の改善
をすべきとの意見が掲載されています。

 それこそ総体的な行財政改革が必要です。次号はごみ特集の予定です。


02/7/28  (日)  No.990


「りぽーと」の作成

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 前回版下を作成していましたが時間がたち没。そして今回新たに作成しました。
課題が多すぎて紙面不足。次回へ持ち越しの課題もあり暑い夏となりそうです。
結構諸般の考慮で延び延びになりましたがもう待てません。そういうことで満を持して発行ということになりました。
りぽーとは地域限定の17号です。引き続き「りぽーと」を発行するようになりそうで財政負担が肩にずしり。結構記事がたまっています。


02/7/28  (日)  No.989


来年度予算へ市民要望を募集しています

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 鎌倉市の来年度の予算について「民主党・鎌倉」は市民のみなさんの要望を募集しています。
 鎌倉市の財政は大変厳しい状況です。第三次総合計画実施計画の見直しもしています。しかしながらこれだけはぜひという予算要望もあると考えます。
鎌倉市当局へ予算に関する要望をあげていく予定です。第一次は8月末までにメールなどでいただければ幸いです。第二次は決算等審査特別委員会がおわる
10月のはじめまでで10月の一週目までにあげてください。出来るもの、出来ないものとありますが行政からの回答をもらいます。みなさんの要望を募集します。


02/7/28  (日)  No.988


ネットの県議候補 仙田さんに確定

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 来年統一地方選挙での県議選のネット候補は現職鎌倉市議会議員の仙田さんに確定と神奈川新聞に報道されていました。これで現職二人とネットが確定です。
他に民主党からも候補者が出る予定です。また無所属と日本共産党からも出ると予想されています。二人の定員のところへ6人が出ると予想されています。
きちんと県の立場から鎌倉市の市民的課題を解決する候補が生きることになって欲しいと思っています。

 そうすると建設常任委員会の委員長が欠になり誰かが委員長へということになると考えます。市議総数も27名になりますが市議一名の欠では市議の補選はありません。

 鎌倉市の課題としてはまちづくりでの大船駅西口整備に際しての阿久和鎌倉線の整備の促進、柏尾川の整備、小袋谷跨線橋の掛け替え促進。大船工業技術高校の
跡地問題のきちんとした解決。フラワーセンター農事試験場部分の解決、交通事故多発地区の整備と死傷者数の減少、空き巣や事件の低減化などがあげられると考えます。
また、JR大船駅舎強化にまつわるユニバーサルデザイン化の促進、鎌倉駅西口の整備にかんすることなどがあげられると考えます。さらに鎌倉の緑問題の懸案事項の
解決もあります。県の立場からごみ半減のスピードアップ化もあります。さらに福祉施設での高齢者虐待疑惑のきちんとした解決方法の提示と実行なども
あります。県議の課題も山積していますのでがっちり仕事をしていただきたいと考えています。

 個人の問題の解決も必要ですが政策的見地から鎌倉市が抱えている問題の解決にきちんと向かって解決していく努力が必要です。


02/7/28  (日)  No.987


酸性雨か 観葉植物全滅

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 室内用の観葉植物を1日だけ外に出していたところ雨が降りそれで全滅したが「こわい」との主婦の実体験。
「こんなことみんなしっているのかしら」「私も知らなかった」酸性雨の被害でしょうか。神奈川の水は東京都と違って
おいしいとの定説でしたが今は違うとの知人の説明。水もお金を出して買う時代になりました。知らない間に汚れていて塩素塩素の
塩素づけになっている水を飲んでいたのです。水がおいしいとおそばもうどんもコーヒーもおいしい。で元の水は浄水器をつける
ことになりますね。私のところはつけていますが風呂はどうだといわれて「そこまでは」と答えましたが有害物質も
生活の中に入り込んでいます。基本的なところは行政がしっかりして欲しいと思います。でも自己防衛に実際は走っています。一寸変。 いつからこんな国になったのか。


02/7/28  (日)  No.986


放置自転車問題10年間の活動出版

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 全国208の自治体が加盟している「全国自転車問題自治体連絡協議会」が10年の活動をまとめた本を出版しました。
「都市交通の歪 放置自転車」がそれで定価1800円。練馬区交通安全課へ希望すれば購入できます。03-3993-1111で内線は8315です。


02/7/27  (土)  No.985


民間企業 ゴミゼロ達成記事

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 今日の朝日新聞「世相」では日本最大のマヨネーズ工場(キューピーマヨネーズ工場 茨城県五霞町)が今年5月にゴミゼロを実現したといいます。
1日に家庭用マヨネーズ25万本、ドレッシング類15万本を生産し卵黄を120万個使う工場の出来事です。単純焼却と埋め立てに回す廃棄物ゼロは快挙と考えます。
二基の焼却炉は既に使われていないといいます。分別、リサイクル不能のものはボイラーの燃料で卵の殻はカルシュウム強化食品、その内側の皮膜は化粧品の原料に使用されているといいます。
 決断は昨年の9月だといいます。民間も資源循環型社会形成に汗を流しています。学ぶべき気持ちは大だと思います。頭が下がります。
民間が頑張って行政ががんばれないという理由はない。


02/7/25  (木)  No.984 曇時々雨


野心は歓迎、政策的論争を

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 今後10年で鎌倉市行政は様変わりしていかなければ市の全国的地位は格段に落ちるばかりでなく
市民サービスも低下し職員の士気も低下すると考えます。市役所がすべき仕事。民間に任せるべき仕事。市民協働でやるべき仕事など
区分するだけではなく、県の仕事、中央政府の仕事、そして鎌倉市が他の市や県や国に向かって先導すべき目標など明確にしていくべきだと思っています。

正すべきは正し高い理想を持って仕事が出来る環境整備が必要です。だらだらこのままいけば市民サービスの区分も不透明で職員の
やる気も職員組織の的確な整備と仕掛けをしていかないと喪失していくと考えます。おざなりではなくダイナミックな職員の意識改革が必要だと考えます。
それにはトップの強い支持と改革派の連携が必要だと感じます。それが出来なければ混沌は増し後は外圧方式の導入で一気に改革という方式に成らざるをえないでしょう。


02/7/24  (水)  No.983 晴


高くゆっくりとまっすぐに飛ぼう

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 鎌倉、大船にない書籍は藤沢へ、藤沢にない書籍は横浜へ、横浜にない書籍は東京へと言うことで昨日神田に行って来ました。
学生時代以来神田は久しぶりでした。ごみ問題で神田に来ようとは思っても見ませんでしたがそれなりの本を購入してきました。

 株式会社神戸を理論的に先導してきた著者の本もありました。実務者向けの本もありました。こんなことは市議会議員ではなく
本来的には行政がやるべき仕事だと感じますが超家内的手工業、と言っても一人ですがごみ関係の有用な書物を購入してきました。
鎌倉市が10年後にあの政策は間違っていたといわれないために真剣です。そういうことで異議申立の材料を仕込みました。


02/7/21  (日)  No.982 晴


平成9年当時の約束と違うダイオキシン対策

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 ダイオキシン類対策では名越クリーンセンターでその対策工事がなされています。9年当時は飛灰には高濃度のダイオキシン類など有害重金属類が
含まれているので一般廃棄物と別に管理すべきだとしてその対策工事も原局では別に管理する貯留槽を設けると観光厚生常任委員会へ書面で
報告がありました。それ以降は粛々と工事がなされると感じていました。ところが現実には名越のダイオキシン対策工事では貯留槽は一カ所で
一般廃棄物の貯留槽へダイオキシン類など飛灰が薬剤処理して一緒に入れられます。このことは「名越クリーンセンターダイオキシン類対策工事
発注仕様書」では飛灰専属の貯留槽がないことで判明しました。調査によれば平成12年6月20日の観光厚生常任委員会で原局から図面に従っての説明があったときに
「濾過式集塵器で捕集した飛灰は薬剤処理し焼却残さとともに灰ピットに貯留する」との報告がなされています。しかしながら図面での一連の流れによる説明や
飛灰の貯留については一般質問でも各議員から指摘されたところであり改めての説明がなかったところから委員各位もこの事実を見逃してきた感があるように思えます。
少なくとも私はその事実にその当時気づきませんでした。

 ところがこれが何とも皮肉というべきか特別管理一般廃棄物に当たる飛灰の管理ついては「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則」の第4条7号チのところに
一般廃棄物処理施設の技術上の基準があって焼却灰や飛灰を溶融固化施設で溶融したり焼成したりする場合はばいじん(飛灰)専属の貯留施設を持たなくてもよいとの規定がありこれに従って
灰ピットを混合の一つにしたものと判明しました。議会との約束と違うとの感が私にはありますが、これで焼却灰やばいじんを溶融固化する措置は事実上固定的となりました。従ってこの面から
考えると県内のごみは県内でとの県の方針に従うならば県外でごみの溶融固化処理をしている鎌倉市は
広域化計画の促進を事実上行わなければならないということが明らかになりました。自区内処理原則は足下からぽろぽと崩れ落ちています。

 まだ不明なところもあるのでさらに調査を進めていきたいと考えています。


02/7/20  (土 祝日)  No.981 晴


給料の価格破壊と出先での市民サービスの向上のために

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 先日、某所で某メーカーの方からお聞きしました。給料は20%ダウン、ボーナスは25%のダウン。
思わず「エー」と叫んでしまいました。公務員は天国です。民間は寒風どころか嵐です。公務員は人事院勧告で今年は少しはダウンしそうな
勢いですがその幅が全然違います。また 公務員には降格制度がありません。他の自治体では申告降格制度はありますが申告の降格とは
だいぶん変な制度です。市民のために汗を流す職員には報賞を、やる気のある人にはどんどん仕事が出来る環境を、やる気のない人にはそれなりの制度作りが
必要だと思います。出先機関から本庁に帰って昇格しなければ出先機関は島流しと思われかねません。そのうえ島流しとなれば出先機関で市民との交流にも
意欲がわきません。市民からの不評が大きくなりかねません。出先から帰ればよく頑張ったねとの昇格も考えるべきではないかと思います。
市民サービスの充実は出先機関からを考えるべきだと考えます。


02/7/20  (土 祝日)  No.980 晴


大船駅周辺の美化を進める

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 関係者のご尽力で大船駅東口周辺の放置自転車の撤去(壊れたままの自転車がそのまま捨てられている)が行われています。
とても頭が下がります。まちの人の心と心がつながるような仕掛けも
考えられているようで一歩前進を勝ち取りたいと思います。


02/7/20  (土 祝日)  No.979 晴


鎌倉アドプト・プログラム調印

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 鎌倉ロジュマン自治会はロジュマン周辺の市道の1.5kmを「柏尾川・緑のプロムナード」と命名し月2回程度の一斉清掃をおこなう。実施主体は
「ロジュマン・クリーンファイターズ」で市との覚え書きを交わしました。丁度夏祭りで子ども達が観客となって調印式を見守ってくれました。
市長そして自治会長さん、関係者のみなさんありがとうございました。玉縄地域では第一号で感激しています。これからこのような試みが契機となってまちがきれいにそして人の心もきれいになれば
と考えます。


02/7/16  (火)  No.978 雨のち晴


未来への責任 負の遺産処理

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 今日『奪われし未来』増補改訂版をざっと読みました。初版以降の様々な事態も追加がしてありました。環境ホルモン別名外因性内分泌攪乱化学物質が及ぼす
野生動物の世界的変調からその変調が人間にも関係があるのか、関係があるとすればどんな物質がどのような現象を起こしているのか、多彩な記述がしてありました。
鎌倉市議会でも取り上げられたビスフェノールAやダイオキシンのことなども記述がありました。大気の組成だけではなく人体の組成にも微量でも
影響があることが指摘してありました。ほ乳瓶によるポリカーボネイト樹脂からでるビスフェノールA、さらに缶コーヒーなどの内面のコーティングからも流れ出る
ビスフェノールAは微量でも人間の生殖器や発達に悪影響を及ぼすということでした。これらは順次改善の方向にありますが油断は禁物です。

 ダイオキシンも厚生労働省は順次規制の強化をしてきました。現在は1~4ピコグラム/体重1㎏の範囲内に押さえ込むべきだとのWHOの勧告を受けて
日本もそのようにしています。

WHO欧州地域事務局専門家会合の報告では次のように記しています。

  WHO欧州地域事務局専門家会合は、各種の毒性試験の結果から、TDIの値を1~4pg TEQ/kg/日の範囲として示しつつ、先進国における一日摂取量が2~6
pgTEQ/kg/日であり、微細な影響が先進国の一般住民の一部に起こっているかもしれないが、報告されている微細な影響が明白な悪影響と考えられないこと、また、認められた影響についてはダイオキシン以外の化合物が関与しているという疑いもあることから、当面、この水準が耐容しうるものとして、4
pgTEQ/kg/日を最大耐容摂取量と考え、究極的な目標としては、ヒトの摂取レベルを1 pgTEQ/kg/日未満に低減していくことが適当だとしている。
 

 鎌倉市でも焼却炉から出るダイオキシンについては新設で0.1ナノグラム規制ですが改修ということで法的に5ナノグラムのところを
1ナノグラム以下に押さえ込む予定で名越クリーンセンターの改修に入っています。何事も基準が緩い日本、ドイツでは0.1ナノグラム以上出ると即停止ですが

法的には鎌倉市の炉の大きさの場合5ナノグラムまでOKとなっています。が議会との同意で1ナノグラム以下にしたのです。それでもドイツに比較すれば10倍の緩さです。
このような事態の中、有害物質が入っているごみは出来るだけ燃やさない方向でとの潮流は高まってきています。しかし鎌倉市は一度その方向で決めたにもかかわらず

「ごみの半減化がうまくいかない」「緊急避難」という理由で焼却はどうかと理事者は検討に入っていますが議会がまだ同意したわけではありません。ごみの半減化がうまくいかないのなら何処に原因があって
どうすれば可及的速やかに半減化がいくのかその検討が集中的になされていないように思います。
「費用対効果」というならば費用削減で効果が出る対策が必要なのはいうまでもありません。でも本当にそうでしょうか。そこには環境管理費用という概念が入っているのでしょうか。生ごみ電動処理機の貸与や資源化施設の建設さらに廃プラスチックの分別など
現在の検討に加えて
まだまだ考えられる手はあります。さらに費用が高ければ安くする手が他にないのかそのような検討も必要でしょう。方向性が変わるというのは少し性急すぎます。このような検討を放置して施設面の建設を検討するという理事者の感覚を私は疑問に感じています。勿論施設と言ってもその中には資源化施設も含まれているだろうと予測はしますが
今泉クリーンセンターの焼却再開という検討も入っていると考えます。私は生物が生き延びるそのささやかな対策として行政が率先してごみの資源化へいくことは応援しますが
反対方向の焼却へいくことには大変疑問に思っています。生物や人間が化学物質に生体を汚染されている現状から公的機関がそれを押し進めようとするその姿勢に
疑問を持っています。これは未来への責任の問題だと感じています。


02/7/14  (日)  No.977 晴


化学革命でごみ質が変化した。生活環境主義へ突き進もう

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 燃せば塩素系ダイオキシンや新たに問題視されつつある臭素化ジフェニルエーテル(臭素系ダイオキシン)が生物の体内に蓄積され
生体の免疫系のかく乱が起こされるといいます。一番の被害者は感受性の鋭い胎児であり幼児、子どもであり、私たちの未来そのものであるといわれています。日本では30年で40倍の臭素系ダイオキシンが日本人の体内に蓄積されていると
今日の朝日新聞が一面で報道しています。難燃剤を使用しているプラスチック系
業界は問題ないといますが過去にいたずらする臭素系ダイオキシンも国内で使われていて実際は灰色のようです。
問題の物質はプラスチックの難燃剤に使用されていて全国にばらまかれていますが鎌倉市では廃プラスチックはまだ分別していない状態でクリーンセンターで燃されています。
化学革命以後ごみは燃やせば重金属類や有害ガスが飛散して健康に悪影響を及ぼすおそれがあり出来るだけ燃やさない方向で、たとえ燃やすとしても焼却炉を少なくして健康被害に万全の対策をとることが必要なのです。

それがダイオキシン問題に象徴されるごみ焼却の問題でした。世界の2/3の焼却炉があって広域化計画がありもう燃さないのは常識と考えるのですがまだ燃すのは常識?ごみ半減へすぐ出来る手を打たないで何をゆっくりしているのか不思議です。要するにごみが減っては燃すのに困るからごみ半減へ全力を出さないのか。いい加減にごみ半減へ出来る手をすぐ打つべきです。

 欧州連合でも規制の対象になりつつありWHOもその危険性を指摘しています。また国内では電機メーカーなどが
世界の環境に対する動向を見ながら鉛の危険性を察知し鉛フリーの半田の使用へ転換しつつあり環境への配慮をしつつあります。

 鎌倉は世界の鎌倉と言われる割に世界に目が向いてない様相が濃くなりつつあります。世界と日本が焼却から脱焼却へと物質循環のクリーナー作戦で衣替えしようというときに季節感にあわないスタイルに逆戻りでは
後悔先に立たずで感覚が違う
なと
感じざるをえません。 


02/7/14  (日)  No.976 晴


『かまくら子ども議会記録集』を読んで

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 先頃『かまくら子ども議会記録集』が発行されました。一読しました。まちづくりや環境、福祉、教育、防災、産業と多岐にわたっていました。
ごみ問題やポイ捨て、放置自転車や段差の解消、川の浄化、運動公園づくりなど興味深く子供達の気持ちがひしひしと伝わってきました。
記録集も大変良くできていましたが出来れば子ども議員一人一人の顔も写真になって掲載されていればもっとすばらしいものになっていたかなと感じました。
今後の質問の参考にしようと考えています。久しぶりに感動しました。よかった。


02/7/13  (土)  No.975 晴


予期せぬ出来事が…さらにとんでもない事態に?

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 「大船駅西口駅前整備協議会ニュース」第一号が6月に発行されました。概ね一年間で「短期的方策」を練り上げるとしています。この会の短期とは

概ね3年から5年を想定し鎌倉市単独でも実施可能な方策を練り上げるとしています。ただ現在は平成14年で鎌倉市の後期実施計画は平成17年までに
大船駅西口駅前整備計画の都市計画決定の手続きを進めるといっていたものを新市長になって16年から17年にかけて都市計画決定すると昨年の12月議会で
私の一般質問に答えています
から、この短期的方策は今後3年から5年と言いますと平成16年から18年を想定した方策になりますから一寸違うかなと感じています。

本体の都市計画決定を平成16年から17年にかけてやると言う約束ですからどういう関係になっているのかなとも思います。

 また、今年の8月までに本体工事と密接な関係にある橋の架橋基礎工事はどうするのかと思いますが「大変厳しい」とのようです。そうすると県は平成18年までに
柏尾川の改修工事を終えますので横浜市と県とも調整してぜひとも駅前広場構想を進めなければならないと考えますが「大変厳しい」となるとこの計画の前途は
どうなるのか不安になってきます。もし橋の基礎工事をしなくてそのときになって橋を架けるとなると鎌倉市の単独事業になりかねません。それではあまりにも財政を無視した
考えになるのではと思います。さらにもし今までに練り上げてきた案が駄目となると東口ではありませんが「西口の総体的方向性の確立」というような
見直しになると考えます。
そうすると12月議会での市長答弁はどうなったのということになりかねません。市長公約の一つですからここは石渡市長にも踏ん張って欲しいと思っています。

 短期的方策も重要と考えますがそこのところの問題がありますのできちんとした整合的案を持って進めていただかないと困ります。人車分離と車の整理並びに分散した
バスストップの集積はきちんとやってもらわなければ困ります。ここで問題を先送りするようなことだけはやめていただきたいと考えます。私の頭では人車分離と駅前広場並びに
交通渋滞の解消とバスストップの集積は一体と考えますので「困った」「出来ない」「だから見直しで西口駅前整備の総体的方向性の確立」というような
ウナギのような格好でずるずるいかないでくださいね。

 横浜市都市計画局が今年の3月に「大船駅機能強化検討調査報告書」を出しています。ネットの議員にお願いして入手しました。民主の横浜市議会議員の方にも大まかな話を聞きました。

**現在という時期は計画が進むかどうかの瀬戸際**のようです。玉縄地域のみなさんの奮起をお願いしたいと考えています。
私も胃が痛むほどに考え情報入手にかけずり回っています。玉縄議員団の力の見せ所だとも思っています。超党派でここは踏ん張っていきたいと思っています。


02/7/11  (木)  No.974 晴


大船駅東サイドの放置自転車の散乱

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 今日3時頃仮称「代ゼミ通り」を観察しました。鎌倉書房があるところの横断歩道は右も左も自転車が塞いで横断歩道の役目を
していません。点字ブロック上には自転車がたくさんあり前よりもひどい状態でした。市条例が今年6月に改正強化実施されたにもかかわらず
ひどい状態はさらにひどい状態となっています。注意を呼びかける看板にも心ないステッカーが貼ってあり怒りがこみ上げてきました。
点字ブロック上にある違法駐輪の自転車を蹴飛ばしていけば器物破損になると聞きましたがそれではこの状態はどうするんですか。
指をくわえて我慢するにも限界があります。いくら何でもこの状態はひどい。

 駐輪対策の抜本的強化が必要です。この状態は話になりません。
汗を流して撤去作業に協力しろといわれれば私は協力します。いくら何でも我慢の限界を通り越しています。 強制撤去が必要です。


02/7/11  (木)  No.973 晴


台風が通過して

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 今日の朝3時頃に台風が鎌倉の方に来るといっていましたが一寸ずれてしまいました。市役所では関係各部が万全の体制をとり一般職員は自宅待機となりました。
ご苦労様でした。昨日の苦労は大変だったと思います。
帰りの電車は混んでいました。お店もかなりのところが閉店でした。タクシーの運転手さんも今日はガラガラと嘆かれていましたが大きな事故もなく良かったと思っています。


02/7/11  (木)  No.972 晴


Netscape4.7では

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 市役所に行ってネットスケープ4.7で「メモ電速報」を見ました。表が重なりその下に本文が入り込んで記事の内容が
全然分かりませんでした。でもこの現象は「インターネット エクスプローラー」をダウンロードしたり「ネットスケープ6.2」を
ダウンロードすれば是正できます。これからはどちらのブラウザをダウンロードしても両方でかわりなくきちんと見ることが出来るようになりました。
従ってどちらかのブラウザのダウンロードをしていただければと考えます。古いブラウザにあわせて記事をつくることもできますが、
古い方にあわせて新しいものにあわせないという行為がなんだかいただけないのでご面倒でしょうが無料ですのでダウンロードをお願いしたいと考えます。
鎌倉市役所は今現在はネットスケープのブラウザを大半が使用していますのでネットスケープの最新ブラウザのダウンロードがいいのかなと考えますが
市役所自身の考え方もあると考えますのでその判断は当局にお任せします。


02/7/10  (水)  No.971 晴


メモ電速報を快適に見るために

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 現在の「メモ電速報」を快適に見るにはブラウザのネットスケープを6.0以降に更新すればきちんと図と文字が重ならないで見ることが出来ます。
インターネット環境があればネットスケープにアクセスして無料でブラウザをダウンロードできます。これを使えばばっちりです。不安で
現在のブラウザでという人はみたいページを開いてマウスを右クリックして「ソースを表示」のところをクリックすれば本文が読めます。
あるいは「ファイル」のところをクリックして「ページを編集」の箇所をクリックすればきちんと見ることが出来ます。市役所のインターネットは古い遅い
では仕事に差し支えます。
ロスタイムを考えると最新のものにした方が行財政改革の精神にもかなうし仕事の能率や精神衛生上もいいと思うのですが
提案しておきます。
インターネットパソコンは仕事のツールですからこれくらいは本当は当然のことなのですが、こんなことを言わなきゃいけない作業環境がもっとも身近な問題です。


02/7/9  (火)  No.970 晴


鎌倉市内交通事故件数の特徴

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 鎌倉市の交通事故概況で
交通事故による死者数と事故件数及び死傷者の合計件数の年別推移
を図示すると一目瞭然です。鎌倉市内で死傷者は過去3年間は増加傾向にあります。
しかも平成になってこのところ最悪を高進し続けているところが全く目も当てられないほど最悪。そのうえ過去の傾向では死傷者数は3年目には減少していたのが歯止めが効かなくなっているのが
問題です。非常事態宣言を出し、直ちに抑制策をたて、進行管理すべき事態です。
いいぱっなしではいけません。ジョークじゃないのでこれも正面突破する覚悟で事態収拾に動くべきです。今年度歯止めがかからないと過去の統計の傾向から
深刻な問題になります。

 あまりにも微温的な行動では行政の信用は失墜しますよ。


02/7/9  (火)  No.969 晴


鎌倉市内交通事故件数ワースト5

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 鎌倉市内5地域45地区の中で平成13年度の事故発生件数ワースト5は次の通りです。大船地域の大船地区は事故件数109件で死傷者件数115人で
ワースト1でした。
ワーストワンの汚名が長らく返上できないのはどこか致命的な問題があるのではないかと疑いたくなります。「どうなっているんだ」と思っています。2位は腰越地区の84件102人の死傷者、
3位は由比ヶ浜の64件、88人の死傷者。4位は岩瀬地区の61件、77人の死傷者。5位は手広の61件、70人の死傷者でした。

 大船地域の大船地区は例年ワーストワンで件数が昨年より10件減ったとはいえ三桁の事故件数で問題です。

 昨年の9月議会でも鎌倉市内の事故を減らす方策を直ちに採るべきと指摘しました。その甲斐があってか件数は7件減少して1320件になりましたが、
死傷者の合計数は1586人から1615人へ29人増加しています。死傷者数を1000人未満へ抑えるとした第6次鎌倉市交通安全計画は未達成となりその後に第7次鎌倉市交通安全計画における目標として平成17年度までに1000人未満をめざすとしています平成になって最大の数の死傷者を出し最悪のパターンになっています。

資料整備とともに関係各機関との連携をとりながら事故件数の抑制へ断固動くべきです。

 警察は市町村とも連携がありますが主として県の仕事です。県の仕事となれば鎌倉市選出の県会議員の仕事となります。お二人の現職県会議員の方が
おいでですが交通事故の増加という県民のゆゆしき問題にきちんと取り組むべきだと思っていますがどうなっているんでしょうか。歳費とは別に政務調査費も月々50数万円もいただいているのですから立場を生かしてきちんと調査しこの問題に
正面から取り組むべき
だと考えます。しっかりしてください。


02/7/9  (火)  No.968 晴


鎌倉市職員の退職者数と退職金予測及びごみ対策費の膨張

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 平成14年から平成23年までの鎌倉市職員の退職者数と退職金の予定額です。今年度は約40人で11億6000万円かかります。ピークは平成19年で113人退職し約34億円の
退職金が支払われる予定
です。現在でも市債(鎌倉市の借金)がふくらむ中で鎌倉市経営をしている状態で1000億円とも1200億円ともいわれる借金を背負っています。

この額が今後も減ることなく増額し続けることは財政感覚が麻痺していると言われてもしかたがありません。財政健全化へ取り組むべきです。

 他方、昨日の東京新聞によれば名越のクリーンセンターダイオキシン対策工事では5億769万円の国県の補助を受けていたものが今泉クリーンセンターのダイオキシン対策工事
では補助が受けられない模様で「全額起債(借金)となる見込み」
という。ごみの域外処理も他の自治体へ出せばトン当たり2万円だが運送費など考えると倍額になる模様です。
今泉クリーンセンターの改修に20億から30億円近くかかり、その他に一年に5億6000万円も域外処理費がかかりそう。その他のごみの資源化にも巨額の費用がかかる模様で
このような施策推進は大変憂慮すべき事態だと考えます。


02/7/7  (日)  No.967 晴


鎌倉市として人口減少は避けられないが玉縄地域は増加する

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

鎌倉市は人口減少をくい止めようと様々な施策を打ってきましたが、全体として
平成10年~平成11年に491人ほど増加しましたがそれは主として玉縄地域での人口増加(738人)によるものでした。

その後も玉縄地域は増加傾向にありますが全体としては平成11年から下降傾向をたどっています。地価の下落や高齢化の進展や
良好な住宅地を残すために建物の分割・高さの制限などもあり、今後は戸建てと言うよりもマンションの需要というところでしょう。
そういう意味ではごみ半減へ向けてのマンションでのディスポーザーの義務づけは急務です。また、ごみの半減化へむけて

電動タイプの生ごみ処理機を一定地域で貸し出すなどの施策も必要でしよう。全国では自治体によって住民に生ごみ処理機を貸与している
自治体もあります。

さらにいえばプラスチックの分別など現在していない状況から平成12年では今泉クリーンセンターではダイオキシン数値が県下最高のところに来ているのも鎌倉市の特徴でした。

今後は人口も増えるからと言う論もありますが地価が下落し、都心回帰が始まっている現在そんなに多くは人口では望めないと考えます。

 ただ玉縄地域は昌運工作所跡地の平地もありマンション建設も盛んなところから人口が増大するのは間違いありません。鎌倉市で人口増大に寄与している唯一の
地域といってもいいと思います。大船駅西口駅前の混雑はもう限界に来ていてここの交通混雑と人車分離の整備をすぐに行わなければ
問題が出る
と考えます。


02/7/6  (土)  No.966 曇


福岡市が進めている「お役所のDNAをぶっ壊せ」の行財政改革運動

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

市長の公約(平成10年11月の市長選挙で桑原前市長から山崎市長へ転換)

トップダウン「民間経営手法を行政に取り入れる」との方針で
市長就任後5ヶ月目平成11年4月「市長室に経営管理課を設置」
私的諮問機関「福岡市経営管理委員会」を8月に設置
平成12年4月、市長への提言:「行政経営」の確立をめざしてを提出

特徴 トップダウン、市長の諮問機関、市役所外部の民間の発想による
   経済社会環境変化を意識して よりよいサービスをより効率的に提供するとともに

    市民に信頼される方策の検討をめざした。
手法 役職者へのインタビュー、全職員へのアンケート調査、情報公開
判明事実 サービスのあり方や仕事のやり方におかしいと思っている事実、
     以前調査したアンケートと今回調査したアンケートで判明した事実が
     重なり合っていることが多く「おかしいと分かっていても解決できない」
     事態が判明。この改革が「改革の基本方針」として確定。
     従って具体的経営手法の導入は重視しない。
プロポーザル運動 庁内規制緩和運動で権限や財源などの問題では三段階のステップで
         市長以下幹部会で即断即決
出来る職場から突出 課長が中核に意識改革のリード役

新行政経営システムは3つの作戦展開と3つの改革対象で9つのブロックに分化化で図示
されるが一つ一つのブロックには3つの課題が提供されている。

成功事例 一気呵成に改革をやり遂げること 目途は2年間
平成12年からスタート

市内清掃工場の定期点検担当課で

年間工場保守点検で初年度3億円削減。
また、福岡市民病院では平成11年まで毎年9億円の赤字が今年度に

実質黒字へ転換の見通し。

印象のレベルですが組織をピラミッド型から変形のネットワーク型へ変革
するのではないかとの感想を持ちました。現在も発展途上です。

留意点 強いリーダーシップとプロポーザル運動、そして下からの改革手法が
    必要。委員会がじゃんじゃん情報公開しているというのも印象的でした。

歴代市長が変えることが出来なかった鎌倉市のDANもこのような手法で変えることが
出来るのではないかと考えます。提案制度も下から上へ上がっていく途中で消えていく
のではやる気がなくなるのは当たり前。大企業病に既にかかっているのが鎌倉市です。


02/7/6  (土)  No.965 曇


本当に困っている

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 低成長下で本当に困っている住宅困窮者、また男女同権参画社会とはいえ離婚で住宅に困っている人、会社の倒産や解雇などで
住宅に困っている人など鎌倉市内でも例外ではありません。私も困っている人にどうにかならないか相談を受けたことがたびだびありますが
この困難に救済措置が直ちにありません。本当に困っている人を優先的に措置する制度が必要だと感じます。市営住宅も戸数の増加は微々たるもので
本当に困っている人へ手がさしのべられない今の制度に疑問を感じることが多々あります。これでいいのか県営住宅、市営住宅の現況。

 自治体の役目はこんな所にもあると考えますが本当に制度変更できないものか疑問に感じています。世の理不尽を感じます。


02/7/6  (土)  No.964 曇


行財政改革の視察のあらまし

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

7月3日から5日まで福岡市役所、太宰府市役所、大野城市役所、春日市役所へ行財政改革について視察に出かけました。
印象的だったのは福岡市の市役所DNA転換計画と春日市の民間委託方式の極限的展開でした。福岡市の方は平成10年11月の
市長公約として「民間経営手法の積極的導入」があったこと。これを受けてNPM理論に基ずく経営管理委員会が組織され
外部的圧力と内部の下からの改革手法で体質改善が行われ
つつあるということが分かりました。もう一つの春日市では
徹底した民間委託がなされていました。産炭地における民間企業の倒産による自治体への影響などが遠因となって
自治体の民間委託が日常的に考えられていました。だから行財政改革と言ってもある意味当たり前のこととして
受け取られていたと考えます。今後は地方交付税交付金が減額されている現実からさらなる改革が進められると感じますが
他方で極限的民間委託化による弊害もあるのか少し心配な面もありました。ただ民間=悪、公=善と言う意識は職員の
方からほぼ完全に消えていたと感じました。
仮に悪があれば競争原理の導入で淘汰すればいいと思います。今は市町村合併を考えていないと説明がありましたが今後はそれも視野に入れた改革が始まらざるをえないと直感しました。

 鎌倉市行政は民間委託化の面だけをとらえていえば春日市行政の民間委託化と比較するとトラック一週分の遅れがあると感じました。そういう意味では鎌倉市はまだまだ公務員天国といえます。

 今回は超党派で視察団の団長が松尾さん、団員は私で、途中から会派は違うが民政クラブの中村さんが団員として視察合流しました。


02/7.3  (水)  No.963 晴


行財政改革の視察へ福岡へ

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 焦眉の課題になっている行財政改革の視察に福岡県へ出かけます。今現在は政務調査費が底をつく勢いなのでとりあえず立て替えの視察になります。
福岡市、太宰府市、大野城市、春日市にいきます。三鷹市や武蔵野市や関西方面にはピンポイント方式で視察に出かける予定です。11月頃には鎌倉市第三次総合計画後期実施計画の
大幅な見直しが予定されているようで鎌倉市も胸突き八丁の所へそろそろさしかかります。今後は大変つらい急斜面を登坂することになります。
財政面から考えると新規事業のみならず積み残しの事業もぶっ飛んでいきそうです。本当に夢がないと耐え切れません。それほど過酷な前途が待っていると考えています。


02/7.3  (水)  No.962 晴


特別養護老人ホーム 入所の必要性高い人から

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 朝日新聞朝刊(H14.7.2)の報道によれば厚生労働省は1日、特別養護老人ホームの入所は待機者が多い場合には申し込み順ではなく必要性の高い人
が優先的に
入所できる
よう社会保障審議会介護給付費分科会から答申を受けました。7月~8月中に省令を改正し実施する見通しです。小さな記事の中に生活に直結した
重要な記事がありました。今後の改善を見守りたいと考えます。やっと市民感覚なみの改正です。まだまだ施設は全然不足しています。


02/7/2  (火)  No.961 晴


負の遺産を処理し新しい時代へ

<

div style=”LINE-HEIGHT: 17pt”>

 グローバルとローカルが共鳴しあう時代が進展しつつあります。1999年に地方自治法の大改正があり不十分としても中央政府と地方政府はある意味対等な政府間関係へと
移行しつつあると考えています。自治体も様々な理由からいやおうなしに巨大な行財政改革が必要とされる時代になりました。都市間競争、それは特徴ある都市の形成という
ことを他方では表していると考えます。都市の生き残りをかけたバトルともいえそうです。鎌倉市が他都市と平均的な像を争うのは市民のプライドが
それを許さないと考えています。鎌倉は一時代を動かした歴史的都市として存在しますがその精神を私は生かすべきだと考えています。21世紀をリードするような
環境立国を突き動かすような志が必要です。共生、環境、わくわくするようなまちづくりが必要です。
それは必ず世界へ貢献していく呼び水となると考えています。志を持って現実の切開が必要です。今一度、理想に燃えてまちづくりをこの志が必要です。